テーマ:映画鑑賞(1112)
カテゴリ:洋画-2009年
★★+
鑑賞No:02159 製作:2009年/デンマーク・ドイツ・フランスほか/104分 監督:ラース・フォン・トリアー 出演:シャルロット・ゲンズブール/ウィレム・デフォー セックスの最中に事故で幼い息子を亡くした夫婦。深い悲しみと罪悪感から精神を病んでいく妻を救おうと、セラピストの夫は催眠療法で妻の恐れる場所を聞き出し、そこに連れて行って治療することにする。そこは妻が夏の間、論文を仕上げるために過ごした森の中の山小屋だったが、妻の精神は悪化の一途を辿っていき・・・・・。 第62回カンヌ国際映画祭で過激な描写が物議を醸した問題作。狂気の妻を演じたシャルロット・ゲンズブールはこの作品で主演女優賞を獲得している。ストーリーは単純ながら、内容は極めて分かりにくい。子供を失った罪悪感は分かるが、それによって崩れていく妻の精神と、その狂気の刃が夫に向けられる過程がどうも分かりにくく、特に前半部は非常に退屈。そして狂気の後半部に入るが、後半部は凄惨部ばかりで、目を背けたくなるシーンも多い。冒頭からラストまで救いようのない映画で、壮絶なシーンが展開されるので、覚悟して観る必要あり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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