テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:邦画-2010年
★★★
鑑賞No:02096 製作:2010年/日本/133分 監督:廣木隆一 出演:岡田将生/蒼井優/小出恵介/柄本明 将軍家斉の十七男に生まれた斉道。早くに母親を亡くし、母の愛情を知らずに育った斉道は、心の病を抱えていた。そんな彼はある日、療養を兼ねて家臣の瀬田助次郎の故郷・瀬田村を訪れ、女の天狗と出会う。その女天狗の正体は、幼い頃に誘拐され、山奥で育てられていた瀬田助次郎の妹・遊だった。斉道は、自由奔放な遊に惹かれていき・・・・。 時代劇版ロミオとジュリエットのような作品。身分の差によって現世ではかなわぬ恋を若手俳優2人の熱演で演じてはいるが、お涙ちょうだいとまではいかない内容ようだった。どうもこの2人、どうしても感情移入できない役柄というか演技というか・・・。もともとラブ・ストーリーはあまり好みではないからかもしれない。それでも観れたのはむしろ脇役の人たちの存在で、特に柄本明の存在・演技で、かろうじて時代劇としての風格を保っていたよう。この人がいなかったら、時代劇の格好をした単なるラブドラマにすぎなかったかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|