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シダタク物語

シダタク物語

笹子峠・天目山温泉ツーリング

笹子峠・天目山温泉の旅




2005年6月21日(火)

土日の代休としてもらった平日休み。
梅雨だが今日の天気はそこそこいいみたいで、2ヶ月ぶりにソロツーリングへ出掛けた。
目指すはアトピー性皮膚炎や筋肉痛に効くという温泉へ。
強アルカリ泉質で特に慢性皮膚炎に効くとの噂。
自転車通勤での筋肉痛にもいいとあって、これは行くしかないでしょう。

前日も帰りは遅かったので、10時位に起きて11時に出発。
今日も蒸し暑いが、やはりメッシュジャケットはこの季節は涼しくていい。

時間の短縮のために今日は高速に乗ってしまう。
中央道の調布インターから一路山梨へ。
久しぶりに中央道を走ったが、談合坂サービスエリア辺りはずっと片側3車線になっていたんだね。
工事していたのは知っていたんだけど。
ずっと高速バスの後ろに付いてぼけーっと走っていたのか、大月インターで降りようとしていたが通り過ぎてしまった。
どうやら河口湖方面の車線に移らなきゃいけなかったみたい。
この先は一気に20キロ以上先の勝沼インターまで降りられない。
まぁ最初の目的地はその2つのインターの中間なのでどちらでもいいか。


勝沼インターで降りて、国道20号(甲州街道)を東京方面に少し戻る。
数キロ走ったところで右に「笹子峠へ」の看板が。
最初はここへ行ってみる事に。
この道は旧甲州街道となり、現代の甲州街道やら中央道やら中央本線は笹子トンネルで貫通して大月に至るが、旧道はもちろん狭い峠道。
江戸時代の人達はこんな峠を何度も越えて行き来していたんだろう。


マフラーノーマルに戻してる。



今は道に草木が生えまくり、街道とは言い難い。
昔もそうだったのかな?





わざわざこんな遠回りして越えていくのは物好きしかいないので、私以外はもちろん人や車の気配は全くなかった。



ここは昔旅人達が休憩した茶屋があった所らしい。
目を閉じて想像してみる。

「おやっさん、冷たいお茶と団子をひとつ貰おうか」

「へいっ、ありがとうございやす」

しばらくすると、綺麗な着物を着た若い娘さんが器を運んできてくれた。

「暑いところご苦労様です。江戸まではあともう少し。ゆっくりしていって下さいな」

・・・・・・・。

私もここらで茶でも・・・と思ったが、あいにく何にも持ち合わせてはいなかった。



頂上の笹子峠に到着。
トンネルを越えると大月に下っていく。
しかしなんか不気味なトンネルで、明かりはひとつもないし中は所々ジメジメして濡れていた。
バイクの排気音だけが鳴り響く中で、怖々写真を撮った。


さて、このまま大月まで下らずに来た道を引き返し、大和村の天目山温泉に向かう。



途中間違えて甲斐大和の駅前へ来てしまったのだが、武田勝頼が待っていてくれた。
この辺りは武田家の史跡がたくさん残っているようだ。

国道20号の笹子トンネルまで行かずに左折し、山奥の天目山へと入っていく。



ありました。
今日の本来の目的地である天目山温泉。
疲れを癒させていただくとしよう。



秘湯とかではなく、地元の人達の健康センターみたいな所だ。
村民は400円で、村外の人は700円也。
私も村民になりたいなぁ。
バイクは私以外に一台だけいた。


ゆっくりと風呂に浸かり、昼間から極楽極楽。
出た後はドリンクを飲みほし、休憩室でおじちゃんおばちゃんに混じって横になる。
周りは森林で、窓を開けておけば涼しい風が入ってきて、いい感じの虫の音が聞こえてくる。
はぁー、気持ちいいなぁ。
少しうたた寝をした。



温泉の帰りに景徳院というお寺へ寄って来た。


先ほどの武田勝頼と家族が葬られている所だった。
しかし墓地は思っていたよりもぜんぜん小じんまりとしていた。
不気味な小さい皿石が何段も重ねて置いてあったり。
いたずらしたら絶対罰が当たりそう。

首洗いの池は、埋葬する前に勝頼の首を洗って清めた場所らしい。
おおー、怖っ!!
せっかくなんで今回もお参りした。



最後に勝沼ぶどう郷へと足を運んでみた。
本当に辺り一面フルーツ畑。
ワインの施設なんかは観光バスがたくさんやって来ていた。





それから国道20号で戻り、笹子トンネルであっという間に大月に抜けて大月インターから高速で帰った。
そして6時前には帰宅できた。

時間的にはショートツーリングになったが、温泉でリフレッシュ出来たし、歴史にも少し触れてこられたツーリングとなった。

走行距離241キロ


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