2008 韓国一人旅初めての海外旅行で韓国一人旅に出掛けました。 ネットで格安航空券と宿を予約し、あとは自分で自由に周ろうと思います。 2008年4月17日(木) 成田空港にて。 搭乗チェックイン時に、間違えてビジネスクラスのカウンターに行ってしまった。 機内では初めての機内食を頂き、客室乗務員達はやはり美しい。 動画「成田空港」 空港でまず少額両替して交通費を確保。 そしてレートの高いソウル市内の両替所で本格的な資金を両替した。 当日は手数料合わせて10000円が91000W(ウォン)位のレートでした。 空港鉄道とソウルメトロ(地下鉄)でソウル市内の宿に向かう。 地下鉄の自動発券機は硬貨と1000W札しか使えず、ほとんど10000W札しか持っていないので窓口に行くしかなかった。 現地の人との初めてのコミュニケーションである。 もちろんハングルは使えないので、英語で言うしかない。 地下鉄は1000W(100円位)が初乗りで、日本と違ってかなりお安い!! 合計で70000W(ウォン)ちょっとの安宿、「やすらぎ」にて3泊する。 日本語が通じるスタッフもいるし、日本人のお客も多いので初心者にはありがたい。 部屋は狭いけど、寝るだけなので十分です。 とりあえず無事に宿に着けたので安心した。 地下鉄の乗り方も分かったし、明日から色々と周ってみようと思います。 2008年4月18日(金) ソウル駅前にて。 これからKTXに乗って南下し、全州(チョンジュ)に向かう。 まずは窓口で切符を買うのだが、時刻表を持っていれば理解されやすいと思ったので、売店で国鉄の時刻表を購入。 そして窓口で時刻表を見せながら乗りたい列車の時間と行き先を告げて購入できた。 今日は移動が多いので、このパターンで切符を購入しよう。 動画「ソウル駅」 改札は日本と違って出発15分前にならないとホームに入れない仕組みだった。 やっぱり300km/hは速かったです。 日本の新幹線「のぞみ」にも乗ったことがなかったので初めてでした。 乗ったエコノミーシートは評判とおり狭かったが、前後に機関車が付いているだけで客車はモーター音がせずに、300km/hで走行しているのにも関わらず静かで快適でした。 ソウルから約90キロ南、約30分位の天安牙山(チョナンアサン)駅にて途中下車。 ここは高速新線上で唯一の駅だそうで、目の前で300km/hで通過するKTXが見れました。 動画「天安牙山駅KTX300km/h通過」 高速新線を走ったKTXは途中から在来線を走行し、益山(イクサン)で乗り換えの為に下車しました。 ここからムグンファ号に乗り換えて全州(チョンジュ)へ。 窓口での切符の購入の際は時刻表を見せながらの購入で、スムーズに買うことが出来ました。 ムグンファ号は日本では珍しい先頭のディーゼル機関車が客車を引っ張る客車列車で、全席指定の快速列車みたいなものでした。 ビビンバ発祥の地、全州(チョンジュ)駅到着。 駅から豊南門(プンナムムン)を目指すが、市内バスはハングル表記のみなので乗り方や行き先が分からず、しょうがなくタクシーにしました。 しかし初乗り1800Wからと思っていたより安く、豊南門までは4000W程で行けました。 しかし韓国の道路事情はすごい。 みんな飛ばす。 バスも飛ばす。 タクシーで客を乗せていても飛ばす飛ばす。 追い越しも当たり前。 なかなか面白かったです。 豊南門(プンナムムン)。 ロータリーになっていて、周辺は出店で賑わっていた。 動画「豊南門と校洞韓屋保存地区」 校洞韓屋保存地区の路地を歩く。 朝鮮王朝時代の古い家並みが並んでいる一角で、いい味出てます。 梧木台(オモクデ)にて、伝統家屋が連なる町並みを見渡せた。 慶基殿(キョンギジョン)を見学。 朝鮮王朝を建国した太祖李成桂(1335~1408)や、他のお偉いさん達の肖像画 が安置されていた。 動画「慶基殿(キョンギジョン)」 全州(チョンジュ)に来たからには、本場のビビンバを食べておかねばと思い、ガイドブックに書いてあったお店へ。 まいうー!! タクシーで全州(チョンジュ)駅に戻り、ムグンファ号でソウル郊外の水原(スウォン)までの切符を購入。 係員さんも丁寧に切符に印を書いて説明してくれました。 全州(チョンジュ)から直通で3時間以上もかかりました。 水原(スウォン)で世界遺産の水原華城(スウォンファンソン)を見学。 駅から八達門までバスで行けるが、これまた乗り場や行き先が分からずに歩いて行く事に。 それでも15分位で着いた。 水原華城(スウォンファンソン)の八達門。 八達門を含む4大門があり、これらを結ぶように全長5744mの城郭がつながっている。 時間が遅いけど、ここから半周位してみようと思います。 城郭沿いに山を登っていく。 城郭から見える水原(スウォン)の夜景は綺麗でした。 華西門。 門や城壁はライトアップされていて、デートコースにもなっているようでした。 動画「水原華城(スウォンファンソン)」 時刻はもう20時をまわり、さすがにもう遅いので帰ることに。 八達門まで歩き、そこからは思い切ってバスで水原(スウォン)駅まで帰りました。 どのバスに乗っていいのかまったく分からなかったが、結局はどのバスも水原(スウォン)駅は通るようで、来たバスの運転手さんに訪ねてOKだった。 支払いも持っていた1000W札を一枚運賃箱に入れるようにと教えてくれた。 (スウォン)駅からは電車で40分ほどで宿のある木洞(モクドン)駅に到着。 お疲れ様でした。 2008年4月19日(土) 今日は事前に予約していた日帰りツアーで、あの板門店(パンムンジョム)に行きます。 集合はロッテホテルに8時半。 しかしロッテホテル周辺は日本人が多いこと。 ツアーと名の付いているにも関わらず、やはり場所が場所だけにとても緊張感がありました。 まず韓国と北朝鮮の軍事境界線から10キロ離れた所に大きな検問所があり、パスポートを提示して韓国軍の検問を受けます。 そしてキャンプボニファスの入り口で再び国連軍の検問。 キャンプボニファスではバスを降りて誓約書を書かされ、アクシデントが起きても国連や韓国は一切責任を負わない旨の書面にサインをした。 続いて板門店の歴史についてスライドを見た。 さてここから国連軍のバスに乗り換え、いよいよ板門店へ。 非武装地帯に入り、北朝鮮までとの軍事境界線までもうあと2キロしかない。 結構な緊張感でした。 板門店の自由の家に到着。 いよいよ見学に。 あのニュースでよく見る光景が目の前に。 後ろの大きな建物は北朝鮮側の板門閣。 班ごとに分けられ、我々は軍事停戦委員会本会議場から見て周った。 この建物で南側と北側の軍事会議が開催される。 この会議場の半分は韓国で半分は北朝鮮側だが、唯一ここだけは自由に行き来出来るようです。 国連の軍人さんの後ろの扉を開ければ北朝鮮です。 会議場の建物の真ん中にある、軍事境界線を示すコンクリートのライン。 ラインの右は韓国側で左が北朝鮮。 すでに私は北朝鮮側に入っているが、会議場内は唯一自由に行き来出来るようです。(笑) 自由の家の展望台から北朝鮮の板門閣と監視塔を見てみる。 よく見ると北朝鮮の軍人さんも板門閣の階段の所に立っていました。 軍事停戦委員会本会議場の建物に半分体を隠して警備にあたる国連軍の軍人さん。 動画「板門店(パンムンジョム)1」 別の展望台から北朝鮮が南側(韓国)に対して宣伝目的で作った宣伝村を見る。 左の国旗を掲げている鉄塔は高さ160mにもなるらしい。 しかし人は住んでいないようで、形だけの村ではないかと言われている。 また、韓国側も北朝鮮に対抗して自由の村があるが、こちらはちゃんと人が住んでいる。 国旗の鉄塔は100mで北側(北朝鮮)に負けているそうだ。 ポプラの木事件の現場跡と帰らざる橋。 橋の手前の青い建物は国連軍の建物で、橋の向こう側に北朝鮮の監視室がある。 かつては韓国側にも共同警備を理由に北朝鮮の監視室があり、写真に見える青い建物が北朝鮮の監視室に囲まれた状態にあった。 そこで、丘の上の監視室から青い建物が見えるように国連軍がポプラの木を切ろうとしたところ、国連軍と北朝鮮軍の間で銃撃戦や北朝鮮の兵士に斧で斬殺される事件が起こった。 動画「板門店(パンムンジョム)2」 キャンプボニファスに戻り、売店でお土産タイム。 ここにしか売っていない物や、北朝鮮のお酒やお茶が買える。 こうして緊張感のある板門店を後にした。 北朝鮮につながる京義線の橋。 セマウル号がやってきました。 付近は大きい公園になっており、ここで30分休憩した。 ここは大きい平和公園みたいな感じで、モニュメントや戦闘機や戦車なども展示してあった。 動画「平和公園」 このツアーは昼食付きです。 バイキングで好きなだけ食べられました。 プルコギ、ナムル、キムチ等、沢山のおかずがありました。 とてもおいしかったです。 15時にソウルのロッテホテルに到着し、ツアーは解散しました。 さて、ソウル市内でも見学するか。 南大門(ナンデムン)は放火事件の影響により工事中でした。 ソウル市庁舎と南大門市場(ナンデムンシジャン)。 土曜日のせいか、どこも人や車でいっぱいでした。 Nソウルタワーのある南山公園に登りました。 しかし山の上もすごい人でびっくりです。 動画「南山公園」 山を下りて、今度は南山韓屋マウル(ナムサンハンオクマウル)へ。 無料で一昔前の韓国の町屋のたたずまいを見ることが出来た。 イベントもやっていて、伝統の歌などを歌っていました。 動画「南山韓屋マウル(ナムサンハンオクマウル)」 2008年4月20日(日) 午前11時30分発のアシアナ航空OZ104便に搭乗の為に仁川(インチョン)国際空港へ。 免税店で少しお買い物をし、日本円に両替も済ませる。 朝から何も食べていなかったが、機内食でお腹を満たした。 14時頃には成田に到着し、疲れたので地元の近くまで直行のリムジンバスで帰りました。 とにかく初めての海外でしたが、色々経験出来て良かったです。 下手な国内より近くて安く行けて、簡単に外国を味わえるなんて最高です。 日本人が多いのもうなずけます。 戻る ジャンル別一覧
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