動物咬傷
動物に咬まれて生じる障害の総称で、哺乳類に咬まれて生じる創傷と感染、及び毒蛇による傷害に大別される。哺乳類による咬傷では、イヌ、ネコ、ヒトによるものが多く、ウマ、ネズミ、ハムスターなどの咬傷もみられる。主に創傷と局所の感染が問題となるが、小児や高齢者が大型犬に襲われた時などは重症化し、致死的となり得る。ハムスターに咬まれた後にアナフィラキシーショック(アレルギー反応による呼吸不全等の症状)に陥る事がある。また、ネコの引っかき病、破傷風、狂犬病、ウィルス肝炎等、種々の疾患への感染症も起こり得るため注意が必要である。
毒蛇咬傷
日本の毒蛇ではマムシ、ハブ、ヤマカガシが代表であり、前者2者では局所の痛みと腫脹、後者では血液凝固傷害が主に問題となる。
よく一般に蛇に咬まれた際、吸引を行い毒を吸い出している映像を見かけるが、最近の文献では、「
応急処置実施者が毒蛇などの咬傷において損傷部位を吸入すべきではない」とされている。
何に咬まれたか等の情報が重要になってくる事もあるので、状況等をしっかりと医療機関に伝えることが重要である。
応急処置
一般的な局所処置として圧迫止血、患部の冷却、挙上、安静を行う事と、必要に応じて呼吸の管理と循環の管理が必要になる。
応急処置のポイントとしては、
咬傷全体を適切に圧迫 (適度にしっかりと、包帯の下に指が1本入る程度で圧迫する) し固定を行う。
局所だけでなく、全身の安静を保ちきるだけ早く適切な医療機関へ搬送する。
一般にイヌに咬まれたから感染症が怖いとか思う方が多いかもしれませんが、ヒトに咬まれた方が雑菌が多いと聞きました。口腔内には雑菌いっぱいらしい。応急処置は「RICE」、消毒等しっかりして心配なら早い段階で病院受診する事ですね。たいがいは自然に治りますっ☆