大人の塗り絵
絵を描くのはとーっても苦手な私に取って、塗り絵は子供の頃、楽しく遊べてよかったです。一時、絵手紙なんかをやっていた時期もあって、100色色鉛筆なんてものも持っていたりします。でも、最近は、絵手紙を描いていないので、下手な絵はますます下手になっているだろうし、そう思うと、筆を握る気にもなりません。数年前、塗り絵をしたいな~と本屋や文房具屋に行くと、子供用の塗り絵が少しと、ほとんどは塗り絵みたいな形をしたシール貼りだったりして、時代が変わったんだな~と思っていました。最近になって大人の塗り絵が流行り始めて、本屋で何度か目にしていました。モチーフは花や鳥、あるいは風景画が多かったりします。自分で絵を描けないくせに、塗る絵が気に入らないな~と思い購入はせずにいました。昨日、久しぶりに本屋に行ったら、大人の塗り絵がさらに増えていました。種類が豊富になってきて、名画シリーズというのが出ていました。モネとか、ゴッホとか、ルノワールなんかの美術の教科書に載っていただろう、名画の塗り絵でした。これだ!!と思い、買ってきました。今日は、塗り絵をやってみました。原画とその裏に塗り方のちょっとしたコツが書かれていて、その次のページから塗り絵なのですが、1枚の原画に対して塗り絵は2枚。さらにポストカードサイズの塗り絵もついています。今日は、ルノワールの「ピアノに向かう娘たち」の絵の塗り絵をしました。顔や腕、髪など、割と色の薄いところから塗っていくそうですが、奥が深いです。もちろん、本物そっくりなんてできるはずないけれど、女の子の柔らかい髪の毛を塗るのに、緑とかちょっと入っていたりして以外です。絵を描く人に取っては普通のことなんでしょうが、へぇ~、こんなところにこんな色が・・・なんて関心します。関心しながら、塗っていって、ピアノを弾く女の子の髪の毛と顔だけ色を塗りました。本物を真似て塗るもよし、本物にこだわらず思うままに塗るもよし、でも原画は名画なわけで、ちょっとだけ画家になった気分です。塗ったのはこれだけ?と思うかもしれませんが、結構大変です(^^;;