|
カテゴリ:’08秋ドラマ
『イノセント・ラヴ』第5話「救いの手」を見ました。 兄の耀司(福士誠治)が雑誌記者の池田(豊原功補)を襲いましたが、怪我で入院しただけでした。 そうですよね。 この人が死んじゃったら、事件はこのまま闇に葬られて、話がハラハラしませんものね。
でも、警備員に見つかり、警察に通報されてしまいました。 耀司さんは、池田のパソコンから自分の事件の資料を消しました。 その後、長野の心療内科へ行き、佳音(堀北真希)の6年前のカルテを盗み、破棄。 そして、なんと同じ職場で喧嘩してた卓夫(浅利陽介)の所へ行き、かくまってもらいました。 まさか、卓夫君がかくまってくれるとはねぇ。 何気に、いい奴じゃない?
耀司さんの事件が新聞にも載ってしまい、佳音(堀北真希)のアパートの前に、マスコミが殺到してしまいました。 佳音は部屋に閉じこもったまま、途方にくれてしまいました。 大家さんからは、「いつ出て行ってくれるの?!」と、出てけコールがくるし・・・
殉也(北川悠仁)は、どうして佳音が急に来なくなってしまったのか分からなくて、昴(成宮寛貴)に聞きますが、知らないふり・・・ 美月(香椎由宇)にも聞いて、警察に届けようかと言いますが・・・ 美月は、それを止め、兄が犯罪者で、新聞にも載っていると告げました。 ようやく殉也も佳音の正体を知りました。 でも、やはり気になり、昴に彼女の住所を聞いて、訪れました。 マスコミがまだ外にいましたが、殉也は気にせず、部屋に入りました。 殉也「お兄さんのこと、新聞で読んだよ。 どうして、言ってくれなかったの? クビにされると思った?」 佳音「今までそうだったんです、ずっと。 兄のことを知られると、離れて行くんです」 殉也「僕は離れないよ」 殉也「僕には分かるから。 誰かを背負って、ドンドン一人ぼっちになっていく気持ち。 聖花(内田有紀)のことを話した時、君は僕のために祈るって言ってくれた。 僕も君のために祈るよ」
私は、無神論者なので、祈るというのが、ちょっと苦手です。 これって、感動する場面だったのかしら? ただ、大好きだった人が、過去を知っても離れなくて、良かったですね。
佳音は、事件の頃のことが思い出せないと、殉也に言いました。 殉也「それ、分かるなあ。 僕も父と母が亡くなった時のことを思い出さないようにしている。 聖花のあの日のことも」 佳音「そうかもしれないですけど・・・。 でも、ちゃんと思い出して、整理をつけないと、前へ進めない気がして・・・」 結局、似たような境遇ということで、殉也は佳音に親近感を抱いたようです。 佳音も前へ進む勇気が沸いたようです。
佳音は、兄のことを、池田に謝りに行きました。 池田はもう、退院するところでした。
佳音「兄を許してください。 私にできることは何でもします! お願いします!」 そう懇願する佳音に、池田は・・・ 池田「まあね。お願いは聞いてあげなくもないよ。但し、条件がある」
池田は、6年前、佳音が事件後、診察を受けた長野の心療内科へ一緒に行き、診察を受けるよう言いました。 佳音は、兄を告訴されないために、その条件をのみました。 その病院では、12歳の時のクリスマスのことを少し思い出しました。 事件の1年前です。
佳音「クリスマスのパーティ。 皆で、ケーキを囲んでお祝いしました。 それから、それぞれの部屋へ行って休みました。 誰かが来ます」 医者「それはサンタですか?」 佳音は、答えず、具合が悪くなって、中止になりました。
池田は大事なところで、中断され、少し、悔しそうでした。 車で帰る途中、池田は、佳音に事件当時の佳音と両親と兄の4人が写った写真を見せました。 それを見て、また佳音は、おかしくなってしまいました。 驚いて、池田は車を止め、佳音は車を出て走って行き・・・ 池田は、佳音を追いかけ・・・ 佳音が転んで倒れたところに、池田が覆いかぶさりそうになり、 佳音は尋常でない様子で怯えました。 もしかして、何かされた? 父に? それとも兄に? 池田さん、確信に近づいてきたのではないでしょうか・・・
無事に、佳音は帰りました。 でも、家にあった兄の血のついた服を見て、事件のあった日、兄が血のついたナイフを持って、倒れた両親の傍に立っていたのを思い出しました。 暗い中、電気もつけずに・・・ バイトに来なかったので、心配した殉也が訪れて、ただごとでない様子の佳音に驚きました。 佳音は、兄が両親を殺したのではと思いました。 今まで、兄は無実だと信じてきたのに、あの優しいお兄ちゃんが・・・ 思わず、殉也は彼女を抱きしめました。 そこへ、兄の耀司が帰って来て・・・ 殉也を襲うかと思いましたが、襲いませんでした。
耀司「そうだよ、佳音。 俺が2人を殺して、あの家に火をつけたんだ。 けど、もうこれ以上、何も思い出すな」
優しいお兄ちゃんですね。 どう考えたって、犯人は、佳音だと思うなあ。 それを隠そうとして、彼は一生懸命、カルテを盗んだり、池田の資料を消したりしてるんでしょう? 究極の愛ですね(兄妹だけど)。 耀司は自首するそうです。
佳音は、殉也の家に泊まることになりました。 佳音は、聖花に挨拶しました。 聖花さんは、分かったのかしら? まるで、佳音に殉也を託すかのように、邪魔な自分が身を引こうかとしているかのように・・・ 閉じない目から涙が頬を伝い・・・ 心拍数の数値がドンドン下がり・・・ 目を閉じ、ゼロになってしまいました。。。
えっ?! 聖花さん、死んじゃったの?! 予告編では、元気そうな姿が出てきたけど、きっとこれは思い出のシーンだろうなあ。 動かない聖花さんに、もし、意識があったら、とても辛いでしょうね。 目を開いたままの植物状態ってあるのかしら? 目が乾燥しそうだけど。 とにかく、ラスト、切なかったです。 内田有紀さん、熱演、ご苦労さまでした。 元気な姿も、もっともっと見たいです。 来週が楽しみです。
『イノセント・ラヴ』視聴率推移 [1話]16.9% [2話]13.3% [3話]13.1% [4話]11.7% [5話]11.7%
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[’08秋ドラマ] カテゴリの最新記事
|