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カテゴリ:’09冬ドラマ
「Q.E.D. 証明終了」は好きで、毎回、見ています。 このドラマ、話の展開のパターンがいろいろあるので、面白いですね♪ 脚本の藤本有紀さんも演出の伊勢田雅也さんも「ちりとてちん」の方なので、最初の頃は、「ちりとてちん」の名残を感じました。 初回の雰囲気は、「コナン」のようでもありましたが・・・ 最近、いろいろな展開の話があり、もうすっかり「Q.E.D」の世界を作り出しましたね。
今回の第8話「罪と罰」は、盗みをしたけれど、殺人はしていないと言っていた語りの人が、殺人犯でした。 雰囲気は「銭ゲバ」っぽく、手法は、アガサ・クリスティの「アクロイド殺人事件」(「アクロイド殺し」)のようでした。 「アクロイド殺人事件」(「アクロイド殺し」)は、ポワロに事件解明を依頼した物語の語り手が真犯人でした。 当時はまだない手法で、アンフェアかフェアかと話題になったそうです。 でも、その作品によってクリスティはベストセラー作家となり、彼女の知名度を大きく広めました。 今回のこのドラマも、そのように視聴者を裏切る手法でした。 不快に思った方もいるかもしれませんね。 でも、変わってて面白いという方も多いようでした。 私的には、今回は主役の2人があまり出てこなかったので、イマイチでした。 可奈ちゃんなんて、スイーツ食べてるシーンばかりだったし・・・ 撮影、一緒に撮れてラクだっただろうなあ。 まさか、本当にあれ、全部食べなかったでしょうし・・・
第7話の「エレファント!」の方が好きでした。 数学者の人生を深く描いていたように思いました。 ジャックは数学者として成功しなかったのかと思いましたが、最後に大きな車でお迎えが来たから、本当は成功者だったんですね。 「エレファント」ではなく「エレガント」なお話でした。
第6話の「賢者の遺産」の過去へ行く話もベタだけど、面白かったです。 これも少し前にやったドラマ「奥様は魔女」に似ていましたね。 「奥様は魔女」で、雪女の話の時、過去に行って、ご先祖様に事件を解決してもらうという話があり、同じ登場人物がご先祖様をやりました。
そういうどこか似た物が多いんですが、キャラがしっかり立っているので、受け入れられてしまうのかも? あと2話で終わってしまうようですが、ぜひ続編を期待します。
[第8話]罪と罰 可奈(高橋愛)は期末テストを前にしても勉強する気がのらない。想(中村蒼)に喫茶店でスウィーツを食べようと誘う。そんな2人を苦々しく見ていたのは大学院生の千田川邦彦(北条隆博)。学費を稼ぐためにバイトに明け暮れても生活に困っている。「優秀な俺がなんでこんなに金に困っている!?」と不公平感を募らせていた。近所で連続窃盗事件が起きているのに便乗して、千田川は犯行を試みる。一方、水原警部(石黒賢)は5件目の連続窃盗事件の捜査にあっていた。被害者は大学院生の千田川のアパート。犯行の手口は連続窃盗犯と同じだった。実は千田川が自分のアパートに強盗を装って忍び込み、被害者として名乗り出て、その後の犯行をうまくやろうとする計画だったのだ。しかし数日後、千田川が盗みに入った家では、老人がすでに殺されていた。千田川は引き出しの金を盗んで逃げる。水原警部(石黒賢)は殺人の容疑者としてギリギリと千田川を追い詰めていくのだが、立件するには決定的な証拠がない。可奈と一緒に千田川に呼び出された想は、何気なく聞いた千田川の言葉から事件を一気に解決する!
[第7話]エレファント 可奈(高橋愛)の学校の近くで、高校生をつかまえては延々宇宙の話を聞かせるという迷惑な"海賊ジャック"(袴田吉彦)が出没するようになった。探偵同好会の宇宙人マニアのモルダー(渋谷謙人)はすっかり心酔してしまう。海賊の宝さがしに可奈とクイーン(垣内彩未)、ホームズ(広瀬斗史輝)も駆り出され、ある会社の金庫を盗みに行くが、怖気づいて何も盗らずに帰ってくる。翌日、病気で倒れたジャックの世話をした可奈たちは「褒美を出す」と言われ、ジャックの住処を訪ねる。そこには昨日盗まなかったはずの金庫があった。本当に昨日の金庫なのかどうか、可奈とクイーンは再び会社を訪れて確かめてみるが、やはり金庫は無くなっていた!金庫の持ち主の社長・南武沙織(古村比呂)は、ジャックの悪ふざけだと言って相手にしない。一体どうやって一人で金庫を盗んだのか?ヒントは「ティーカップ」だという。困り果てた探偵同好会の三人は、想(中村蒼)に助けを求める。想が海賊ジャックの正体を暴くため、黒板いっぱいに数式を書いて挑発すると...。
[第6話]賢者の遺産 可奈(高橋愛)と想(中村蒼)はホラー屋敷と噂される古い洋館にやってきた。屋敷の所有者の孫である可奈の剣道の師匠・時田奏恵の依頼で、取り壊す前に記録用の写真撮影をするためだった。屋敷では昭和初期に謎の爆発事故が起こり、当時住んでいた発明家・天真爛丸(中村有志)は行方不明だという。想とはぐれてしまった可奈が地下室に足を踏み入れると、突然昭和9年にタイムスリップ!想にそっくりの帝大生・塔場総一郎(中村・二役)に出会う。可奈は現代に帰るために助けてもらおうとするが、総一郎もトラブルに巻き込まれていた。書生として世話になっていた富豪の龍門寺虎男(藤岡弘、)が亡くなり、3人の子ども牛之助(中山夢歩)、猿彦(仁科克基)、羊子(坂本祐祈)がそれぞれ隠し遺産の相続を主張するのだが、何が遺産なのか、どこにあるのかが誰にも分らない。ヒントは虎男の肖像画にあるらしい。その謎を解決できたら総一郎の学費の援助を続けてもらえるという。いろいろ調べている途中、可奈は生きている天真欄丸を発見し、翌日の最終実験で現代に戻れることになった。現代に戻りたい可奈だが、淡い恋心を抱く総一郎を置いて戻るかどうかためらう...。
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くうふう3さん
>実験みたいに色々な手法で話を作ってるドラマですよね~。 >毎回違った趣で面白いです♪ >ぜひ続編やってほしいですよね(^^) ----- そうですね♪ 色々な手法があって、楽しいですね♪ ぜひ続編、期待します♪ (2009年03月02日 08時41分11秒) |