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テーマ:大河ドラマ『龍馬伝』(491)
カテゴリ:龍馬伝(大河ドラマ2010年)
第8回の視聴率は、前回の20.2%から上がって、22.3%でした。 持ち直して良かったです♪ * * * 弥太郎親子の愛と、男の友情、良かったですね♪ でも、龍馬、先日、江戸で佐那と指きりしたばかりなのに、今度は加尾とも約束。 ちょっとどうなの? でも、なぜか憎めないんですよね。
龍馬「加尾、わしは今も変わらず、おまんのことが好きじゃ。 けんど、わしはまだ何者にもなっちょらん。 ちっくと待ってくれ、加尾。 その時が来たら、わしは必ず、必ずおまんを迎えに行くきに」
何も知らない佐那は、ちょっと可哀想・・・
坂本家は、龍馬の兄、権平(杉本哲太)が家督を継ぎました。 岩崎弥太郎は、江戸で勉強していました。 ある日、弥太郎の父、弥次郎(蟹江敬三)が男達に殴られているのを、龍馬は目撃しました。 庄屋の島田が田んぼへ引く水を独り占めしたので、直談判に行ったら、滅多打ちにされたとのこと。 大怪我を負ってしまい、母の美和(倍賞美津子)は弥太郎へ手紙を出しました。 弥太郎はその手紙を読んで、急いで土佐に帰りました。 普通、30日かかるところ、昼も夜も走り続けて、16日で着いたそうです。 全身泥まみれで、足は血まみれでした。
公式HPによると、この弥太郎が帰るシーン、ほんの20秒くらいですが、昨年10月から12月まで3ヶ月かけて撮影したそうです。 足は常に裸足で、砂利道を全力疾走して大変だったそうです。
弥太郎はいつも父を嫌っていたのに、よくそんなに必死で帰って来ましたね。 偽手形を使ってまで行きたくて、やっと正式に行けた江戸だったのに・・・ それだけ父への愛が深かったのでしょう。
事情を聞いて、弥太郎は安芸奉行所に訴えました。 でも、門前払いでした。 既に、龍馬も奉行所に行ったみたいですが、駄目だったようです。 庄屋は安芸奉行に日頃から付け届けをしていたので、取り合ってくれないのだろうと、龍馬は、近藤長次郎(大泉洋)から聞きました。 龍馬は、弥太郎のことを武市半平太(大森南朋)に相談しましたが、彼はそんな細かいことはどうでもよいと、取り合ってくれませんでした。 日頃から仲悪そうでしたものね。 武市さんは、岡田以蔵(佐藤健)、平井収二郎(宮迫博之)を連れて、江戸に行けることになったそうです。 お金も出るそうで、とても嬉しそうでした。 名目は剣術修行ですが、他所の藩の攘夷派と連絡を取り合うようです。 武市さん、怖いです。。。
龍馬も再び、江戸に修行に行く許しが出ました。 でも、弥太郎のことが気になって・・・ 出発を延期して、弥太郎に、吉田東洋(田中泯)に直訴に行ったらどうかと誘いました。 でも、なかなか会ってもらえず、2人は門の外に居座って3日以上、粘りました。 そして、ようやく会ってくれましたが・・・ やはり何もしてくれませんでした。 お殿様の親戚の松下様が酔ってどうしようもなかった時、皆は何も言わなかったが、吉田様だけ自分が職を解かれるのも覚悟して殴ったと聞いた。 きっとそんな吉田様なら自分達の話を聞いてくれるだろうと思った。 そう粘りましたが・・・ 東洋「黙れ! わしは殴ってもええがじゃ! 天才じゃきに。 そのうち、わしはまた参政に返り咲く。 わしがいかに有能だか、お殿様は分かっておられるきのう。 そんな人間は何をしてもええがじゃ! 岩崎弥太郎、おぬしは何をもっちゅう? 坂本龍馬、おぬしに何ができる? 何も力のないもんは、黙っちょるしか仕方ないがじゃ! それが世の中ぜよ!」
東洋、怖かったです。。。 天才の自分は何をしてもいいなんて! さすがの龍馬と弥太郎、何も言えませんでした。
下士だからと悔しがりながらも、弥太郎は今の自分に何ができるか考えました。 帰りがけの2人の会話、良かったです♪ 弥太郎「吉田東洋に手打ちにされそうになってまで、何でわしに付き合うがじゃ?」 龍馬「おまんが帰ってきたきじゃ。 あんなに強い思いで江戸まで行ったきに、弥太郎はお父上のために帰って来た。 あの時のおまんの泥にまみれた姿を見た時、わしは震えが来たがじゃ」 弥太郎「なんちゅう、つまらん理由じゃ。 聞いて損した」
龍馬は父が亡くなったばかりだったので、父親思いの弥太郎に感動したようです。 弥太郎も憎まれ口を言いましたが、きっと嬉しかったでしょう。
弥太郎は、安芸奉行所の門に刀で彫って落書きをしました。 龍馬は手伝わず、それを見守りました。 龍馬は、再び江戸に行くと、弥太郎に告白しました。 弥太郎は、恵まれた奴だと羨ましそうでしたけれど・・・ 「今度は無駄にするな」と、好意的なエールを送りました。 さすがに、いつもと違って穏やかでした。
官以賄賂成 獄因愛憎決
役人の不正を暴く落書きでした。 そのため、弥太郎は牢へ入れられてしまいました。
弥太郎が錆びた自分の刀を売ったお金を、龍馬が岩崎家に届けました。 あの錆びた刀がこんなに高く売れたのかと、両親は喜びました。 弥次郎が怪我で働けず、弥太郎が投獄されてしまったので、そのお金が本当に助かったようです。 弥次郎は、なぜおまんも牢に入らないのかと龍馬に憎まれ口を叩き、美和に怒られました。
それにしても、田んぼへ引く水を庄屋が独り占めして、弥次郎が怒ったのが発端でしたが、なぜ、農民達が誰も味方してくれなかったのでしょう? 農民だって水が欲しいでしょうから、弥次郎と一緒になって庄屋に文句を言ってもよさそうなのに・・・ なぜか味方は弥太郎の友人の龍馬だけでした。
武市と以蔵、収二郎は江戸に旅立ちました。 弥太郎は投獄されました。 龍馬も江戸に旅立ちました。 武市達と龍馬は、同じ江戸に向かいましたが、目指す道は全然違いますね。 今回は、弥太郎が可哀想でしたが、男の友情は良かったです♪
次回は、「命の値段」。 佐那(貫地谷しほり)のいる江戸編みたいです♪ 公式HPのお勧めシーンによると、弥太郎は、牢屋で後の三菱財閥を開く礎になるような出会いをするそうです。 ある老人から商売の極意を聞くそうです。 ようやく弥太郎の出世が始まるのでしょうか? 楽しみです♪
【視聴率推移】 (関東地区) [1回]23.2% [2回]21.0% [3回]22.6% [4回]23.4% [5回]24.4% [6回]21.2% [7回]20.2% [8回]22.3%
【過去レビュー】
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