|
カテゴリ:’10冬ドラマ
第18話の視聴率は、前回の17.2%より上がって、18.1%でした。 久々の18%台です! 良かったです♪
今回は、時間経過が何度も前後して分かりにくかったです。 冒頭10分以内に捜査1課が簡単に犯人を捕まえました。 あまりに早かったので、この2人は真犯人ではないのではないかと思いました。 でも、そうではなく、事前に特命係の2人が、別の捜査でこの2人をそれぞれ追いかけていたので、追い詰められてのことでした。 最初の方で出てきたマンションの管理人、遠山ちずさんは、明るくてパワーのあるおばちゃんで楽しかったです♪(相棒シーズン4 第2話「殺人講義」(2005/10/19放送)に登場) 少女のこずえちゃんも可愛かったです♪
事件が前後して分かりにくかったので、整理します。 事件は主に3つありました。 1、殺人事件(犯人:樫山ジュン、戸倉翔、被害者:西島武彦) 2、結婚詐欺事件(被疑者:戸倉翔、被害者:宮村美保子)お金の授受なし (戸倉の本命の相手が樫山ジュンだと判明) 3、ネックレス盗難事件(本当は盗難ではなく、娘が西島にあげた) →戸倉が西島殺害時に奪い、宮村美保子にあげた→でも取り返した→事件解決後、右京が返還 (ジュンがネックレスを落とし、戸倉は西島が持っていた物がそうだと勘違い。奪い返そうとして殺害してしまった。ジュンのネックレスは、犬がくわえてきたと別の人が警官に渡した)
ドラマとは違い、時間経過の順に捜査を追います。 角田課長から相談を受けて、右京さんが盗難事件の捜査に行きました。 代々受け継がれてきた「スチュアート・ハミルトン」という高価なネックレスを盗まれたとのこと。 でも、娘のこずえが何か知っている様子。 この少女が風邪を引いていて、どうやら右京さんにうつったようです。 右京さんは、質屋を回り、このネックレスを売りに来た人がいた店を見つけました。 その防犯カメラを見て、それらしき男を見つけました。 その男は、そのネックレスを査定してもらいましたが、 「そんな高価な物なんですか?! それじゃ、返さなければ」 そう言って、売らずに持ち帰ったそうです。 盗んだのではなさそうですね。
その男の帽子から会社を判明。 その会社に以前勤めていたとのことで、西島武彦と分かりました。 彼を捜しましたが、行方不明。 もう1度、盗難事件の家に行って中間報告。 少女は両親に内緒で、西島にあげたことを右京さんに話しました。 病気で部屋に閉じこもりがちの少女を慰めようとして、西島は軍手で人形劇をして見せてあげたのでした。 そのお礼に少女は、いつか自分が受け継ぐであろうネックレスをあげたのでした。 孤独な西島も、この少女と繋がっていたのでした。
右京さんが昔、お世話になった遠山ちずというおばさんから相談の電話がきました。 でも、右京さんは風邪だったので、神戸が代わりに行きました。 ちずさんのマンションの住人の宮村美保子が男に騙されて自殺未遂を図ったとのこと。 でも、大音量で音楽をかけての行為だったので、管理人が文句を言いに来るだろうと見越しての行為。本当に死ぬつもりはなかっただろうと神戸は推理。 それに、全然、お金を取られていないので、神戸は事件にならないと言いましたが・・・ それでも、ちずさんは、美保子の心や青春が奪われたとか、難癖つけて、神戸を連れて、相手の男、戸倉に直談判に行きました。 その時、戸倉が美保子にお詫びだと言って、ネックレスをくれました。
一方、右京さんは、西島のアパートに行った時に、同じ階のジュンがたまたま通りかかったので、彼を見なかったか聞きました。 見なかったと言い、「殆ど付き合いがなかったので」と言いました。 それが過去形だったので、右京さんは不審に思い、問いただしました。 ジュンは、警察に目をつけられたと焦り、戸倉に電話しました。
神戸が戸倉達と話している最中に、戸倉の携帯に電話がかかってきました。 きっと女からに違いないと、ちずが携帯を取り上げ、着信相手の名前を読み上げました。 樫山ジュンでした。 戸倉は、「後でかけ直す」と言い、すぐ電話を切りました。
ここで、2つの事件、いえ、3つの事件が繋がりました。 右京さんと神戸は別々の事件を追っていたのですが、同じ殺人事件の共犯者をそれぞれ追っていたのでした。
その後、戸倉はジュンに電話。 ジュンは警察に目をつけられたと言い、戸倉にネックレスを取り返して処分するよう言いました。
戸倉は無理矢理、美保子から取り返し、今度は強盗だと、ちずさんから神戸に連絡が行きました。 神戸は、戸倉の家に行きましたが、逃亡した後。 神戸は、右京さんが持っていた盗まれたネックレスの写真を見て、それが戸倉がくれた物と同一だと、右京さんに報告。 西島が持っているはずのネックレスを戸倉が持っていて、ジュンと2人は恋人。 右京さんと神戸は、ジュンにネックレスの件を聞きに行き、西島と少女の話をしました。 そして、誰とも繋がっていない人はいないと・・・ 神戸は、破り捨てられたイタミンの名刺をさりげなく繋げて置きました。
というわけで、1日で簡単に捜査1課のイタミン達が逮捕したと思われた犯人検挙は、実は特命係のお陰だったということでした。 ネックレスは無事、元の少女の家に返されました。 少女には、西島は仕事で遠くに行ったと嘘をつきました。 殺されたことを言わなくて良かったです。
風邪は、神戸にうつりました。 人も風邪も事件も皆、繋がっていました。
今回、複雑な展開でした。 でも、私が書いたように順を追って進めていたら、きっと単純でイマイチだったかもしれません。 脚本のテクニックで見せた感じですね。 少女の可愛さと、ちずさんの迫力に和みました♪
尚、来週は最終回スペシャルで、8時からの2時間です。 終わってしまうが残念です。 4月からは、『臨場』の第2シリーズです。
【視聴率推移】 (関東地区) [1話]19.4% [2話]16.6% [3話]18.9% [4話]17.8% [5話]17.6% [6話]18.0% [7話]16.1% [8話]18.0% [9話]18.5% [10話(元日SP)]17.8% [11話]15.7% [12話]17.2% [13話]17.1% [14話]17.5% [15話]17.8% [16話]15.8% [17話]17.2% [18話]18.1%
【第18話粗筋】(公式HPより) 山中で初老の男性の他殺体が発見された。捜査は難航するかと思われたが、意外にも捜索願が出されていたことから被害者は西島と判明。右京(水谷豊)が風邪をひいていることを知った伊丹ら捜査一課は、捜査を邪魔されなくていい、と嬉々として聞き込みをする。西島と同じアパートに住むジュン(東風万智子)が怪しい。伊丹の直感で再度の事情聴取に行くと、ジュンは意外にもあっさりと犯行を自供する。共犯の戸倉(滝直希)も逮捕、鼻高々の伊丹だったが、右京と尊(及川光博)はなぜか2人で微笑み合う。実は事件解決の裏には伊丹らが知る由もない顛末があった。自供の裏で起こっていたもう一つの事件とは!? ゲスト:東風万智子(旧 真中瞳) 滝直希 脚本:古沢良太
【過去レビュー】 10話(元日SP)、11話はありません
できれば応援クリックよろしくお願いします♪♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[’10冬ドラマ] カテゴリの最新記事
|