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カテゴリ:朝ドラ「ゲゲゲの女房」
今日、関東など西日本の殆どが梅雨明けしたそうです。
茂は、「テレビくん」で、雄玄社漫画賞を受賞しました♪ 漫画の芥川賞みたいなものだろうと、電話で連絡を聞いた源兵衛さんが言いました。 源兵衛「えらいこった! とうとうやったか!」と喜び、特級の一番高い酒を送れと言いました。 でも、茂は酒が飲めません。 源兵衛「下戸な婿はこげな時に困る」と困ってました(笑) 確かに、お酒じゃないと何をお祝いに送ったらいいか困るかも? 当時は、遠くから花は送れなかったでしょうし・・・(^^;)
堺港の両親も受話器を置いて、2人で万歳をして大喜びでした♪ その後、すぐにイカルが引き出しから昔のハガキを出して涙したのに、こちらもウルウルしてしまいました。 そのハガキは茂が復員してくる時に送った、片腕がなくなった自画像入りの帰還のお知らせでした。 イカル「茂、よう頑張ったなあ」と泣きました。 本当によく頑張りました!
茂が質屋から請け出したレコードをしまおうと戸棚を開けたら、小さくなった貧乏神が出てきました。 そして、逃げて行き、バイバイをして消えました。 良かった良かった♪ これで正真正銘、貧乏と決別したということでしょう♪ 2人で貧乏神を見送ったついでに、空の星を見て・・・ 流れ星が・・・ そして、茂がプ~。 茂「ほうき星ならぬ放屁星だ」と(笑) 布美枝がふくれて、じゃれ合いました(^^;)
昭和40年(1965年)12月。 雄玄社漫画賞の授賞式がありました。 茂は結婚以来、初めてスーツを新調し、ネクタイを布美枝が結びました。 結婚前日、兄から教わったのがようやく活きましたね。 もう何年も経ったので忘れてたみたいで、苦労してましたけど(^^;) 出かける時、布美枝は見送りながらマジマジと茂に見とれました(笑) 茂「どげした?」 布美枝「ええ男だなと思って」 そりゃ、向井君だからいい男ですね♪(笑) 今回は随所でラブラブでした♪
でも、夜の撮影だったのか、藍子ちゃんは全然出てきませんでした。 藍子ちゃんも一緒に喜ぶ所を見たかったです♪ 茂が授賞式から帰ってくる前のご馳走が並んだシーンも、ご馳走は全然手をつけられた様子がありませんでした。 深夜の帰宅みたいだったので、その前に、藍子ちゃんが食べたのではないかと思うんですが・・・ 撮影に子役を長時間拘束できないのかもしれませんが、せめて子供がいる気配くらい感じさせる演出にして欲しかったです。 例えば、料理は子供が食べた分だけ減ってるとか、ついうっかり大声で笑ってしまって、隣で寝ている藍子が起きると心配するセリフを入れてみるとか・・・ 全然、藍子ちゃんの気配すらなく、新婚さんみたいでした。
実際には授賞式は昭和41年で、この時、布美枝は第2子を妊娠していたそうです。 だから、布美枝は同席せず、代わりに、義兄夫婦が茂に同行したそうです。 このドラマでは、義兄夫妻がついて行かなくて良かったです♪ 深沢さんと戌井さんの方が余程、感じいいですね♪(^^) 浦木も広告で雄玄社と繋がりがあるとのことで、参加。 深沢さんと戌井さんは豊川さんから歓迎されましたが、浦木は、覚えられてなかったらしく、無視されてしまいました(笑) 式典の最中、浦木だけ料理を食べてました(笑) その様子は、原案本にあった授賞式の最中に料理を食べているねずみ男の挿絵に似てました(笑)
茂の受賞挨拶 「え~、この度は、このような立派な賞を戴きまして、誠にありがとうございます。 自分は長らく貸本漫画を描き続けていて、大手の出版社から~ (浦木や深沢のセリフで聞こえなかった。再び、茂のアップに戻り) だから、今回の受賞には、大変驚きました。 『テレビくん』はより多くの子供達に楽しんでもらえるように、苦心しました。 その甲斐もあってか、このような賞を戴けたのだと思っています。 今後も努力を怠らず、描き続けていきます。 え~、ありがとうございました」
式典が終わり、記者達に囲まれる茂。 その様子を遠くから見て、感慨に浸る戌井達。 戌井「水木さん、とうとう飛び出して行きましたね。 日の当たる舞台に」 深沢「うん」 浦木「43歳か。ふん。遅いスタートだ」 深沢「まあ、それだけ十分に力を蓄えてきたってことさ」 不安げに深沢さんを見る加納さん。
茂は、彼らの支えによって、ここまでこれたんですよね。 自分のことのように喜んでくれた戌井さんと深沢さん、嬉しいですね。 浦木は、ネガティブな事ばかり言いますが、こういう意見も大事です。 益々、ビックになってしまって、加納さんが不安に思うのも当然でしょう。 これからも彼らとの繋がり、大切にして欲しいものです。
(ここからは、ネタバレを含む、実際の「鬼太郎」の経緯です)
このドラマではもう「墓場の鬼太郎」の連載を正式にしていることになっていますが、実際は、この時(1965年)はまだ正式連載(毎週連載)になっていません。 人気投票で連続最下位になって第3話で打ち切りを検討されました。 この時、ファンからの熱い指示の手紙が多く届き、ドラマ通り、打ち切られずに済んだようです。 でも、いくらやり手の編集長でも、それを正式連載させるとまではできなかったようです(^^;) また、人気獲得のために、この頃、映画かテレビアニメ化しようとしたようです。 この辺は来週出てくるのかもしれませんが、水木氏はテレビアニメを選びました。 でも、テレビはスポンサーが必要で、スポンサーがなかなかつかなかったようです。 そうこうしているうちに、1966年、「悪魔くん」の方が先にテレビで実写化されました。 「墓場の鬼太郎」の正式連載は、「悪魔くん」の実写版で水木氏の人気が高まってきた後(1967年)です。 テレビアニメ化も、1967年にようやく、タイトルを「墓場の鬼太郎」から「ゲゲゲの鬼太郎」に変えることで、スポンサーが承諾。 1968年にテレビアニメ化されました。 それに合わせて、1967年11月12日号の「少年マガジン」から「ゲゲゲの鬼太郎」と改題されました。 (以上 「Wiki」と原案「ゲゲゲの女房」より)
この朝ドラ以上に、実際は、鬼太郎、もっと苦労してきたんですね。 題名も紙芝居・貸本時代は、「墓場鬼太郎」と「鬼太郎夜話」 少年マガジン(少年ランド)連載では、「墓場の鬼太郎」と「の」が間に入っています。 そして、テレビアニメ化が決まって、漫画の方も「ゲゲゲの鬼太郎」と改題。 それからは、不朽の名作みたいに何度もアニメ化、映画化されていますね。
来週からは、栄光の日々が始まるようです。 原案本によると、この講談社児童漫画賞(雄玄社漫画賞)を受賞後、大手出版社から沢山、仕事の依頼が来たそうです。 本当に「芥川賞」みたいですね。
来週のサブタイトルは、「プロダクション旗揚げ」。 水木プロダクションを作り、アシスタントも雇うようです。 チラッと予告編を見た限りでは、なんだか個性的なアシスタントみたいでしたね。 楽しみです♪
【過去レビューと視聴率】 (視聴率は関東地区) ・第16週「来るべき時が来た」 第91回[7/12(月)]21.8% 第92回[7/13(火)]20.6% 第93回[7/14(水)]20.0% 第94回[7/15(木)] ?% 第95回[7/16(金)]?%(率は7/20(火)のに掲載予定) (太字は週間最高視聴率。21.8%はこのドラマの最高視聴率) 第67回~90回のレビューと視聴率は第91回より飛んでください。
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