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カテゴリ:’10秋ドラマ
最終回の視聴率は、前回の8.8%より上がって、10.1%でした。 平均視聴率は10.9%で、10%台をキープしました。
「愛も勇気も平和も地球上にあると思えばきっとある」 前回、一気に話が進んで、Q10が未来に帰ってしまったと思ったのに、リセットボタンを柳教授が取り替えていたとのことで、リセットされておらず、Q10は逃げて来て、中尾が匿っていました。 なんか、話が後退してしまったような気がしました(^^;) 月子の本当の名前は、“管理人R31”だと前回、言ったので、月子もロボットだと思ったんですが、それもはっきりしませんでした。 Q10は人間の脳の記憶に残らない材質でできているので、1年位でQ10の記憶は消えてしまうそうです。 月子の記憶も同じように消えるとのことなので、ロボットではないかと思うんですが、ただの未来人だったのかなあ? それに、平太の未来の奥さんの名前も出てきませんでした。 Q10そっくりの人なのは当たりでしたが・・・ 彼女が本物の富士野月子ではないかと思ったんですが、それも分かりません。 本物の富士野月子に関しては触れられませんでした。
とにかく、Q10をこのまま置いておくと、世界は大きく変わって、2つの文明が滅びて、1つの言語が消滅。 そして、560万人の人が死ぬそうです。 でも、深井君には関係ない話だもんねと、月子は平太に言いました。 本当なら、関係ないと無視できる話ではないですね。 中尾は嘘だろうと言いましたが、柳教授は本当ではないかと言いました。 平太はリセットボタンを押すか、今度はよく考えました。 結局、前回と今回、リセットボタンを押すパターンを2通りやったという感じでした。 前回はよく考えずに、脅されて無理矢理押さされた感じでしたが、今度はよく考えて、自分で決断して押しました。 ただ、世界への愛と平和が前面に出てきたので、ちょっとひいてしまいました(汗) 「Q10を愛したように世界を愛せよ」 未来の平太が書いた手紙がQ10の歯の中から見つかりました。 その最後の方に、この文がありました。 そんなのできるわけないと思いましたが・・・ お父さんがうまく説明してくれました。 お母さんを愛しているので、お母さんが生んだ平太などの子供を愛する。 そして、お母さんを生んでくれたお祖母さんやお祖父さんを愛する。 そして、お母さんの友達や会社の人や・・・ そうやって回りの人を皆、愛していくと世界を愛することになるとのことでした。 なるほど、それなら身近ですね♪ それでも、Q10がいなくなると淋しいので、平太は悩みました。 悩んでいる平太を見て、Q10が言いました。 Q10「ここは一つ、リセットボタンを押しましょう」 平太「なんでそんなこと言うの?!」 Q10「平太の心がざわざわしています。 このまま、一生、ざわざわしてていいのカナ? それで平太は幸せになれるのカナ?」 平太はQ10を抱きしめました♪ そして、決意したようです。
月子に会いました。 平太「押すよ、リセットボタン」 月子「なんで?」 平太「クリスマスだから」 月子「言い忘れてた。 Q10って人間の脳に残らない材質でできているの。 1年位経つと、Q10のこと、思い出せなくなる。 私も同じようなもの持ってるの。 だから、私達のこと、徐々に記憶が消えていくから安心して」 平太「俺がQ10を忘れるって? 忘れるわけないだろ! 忘れるわけ・・・」
藤岡の机が教室の外に出されていました。 すぐ近くのパン工場で働いているけれど、皆からはもう忘れられているみたい。 山本民子も具合の悪い久保が心配で、病院に行って学校を休んでいましたが、誰も気にしている人はいませんでした。 小川先生は、河合恵美子に民子が休んでいる理由を知らないか聞きました。 でも、恵美子は全然気にしていなかったので、そんな自分に自己嫌悪になりました。 そして、影山に愚痴を言い、更に自己嫌悪になりました。 恵美子「私は自分のことすら信じていないのだと思う」 影山「俺達さ、まず、自分のこと、信じることから始めようか。 それ、やんないと、何も始まらない気がする」 恵美子もその通りだと思いました。 結局、この2人もうまくいきそうな感じでした♪
遂に、平太がQ10のリセットボタンを押す時が来ました。 Q10は教室から帰る時、皆にお別れの挨拶をしました。 Q10「さようなら」 「また明日ね」 Q10「さようなら」 「うん、また明日」 皆、明日またQ10が学校に来ると思っていたので、「また明日」と笑顔で言いました。 平太「皆、明日があるって何の疑いもなく信じてんだよな」 Q10「それは奪ってはいけません」 意味深でしたが・・・ はっきり本当の別れだと言わなかったからだと思います(^^;) そして・・・ Q10「平太、また明日」 平太「うん、また明日」 これは覚悟の上での決別の挨拶でした。 平太は、リセットボタンを押しました。 Q10はその場に崩れました。
河原で、平太は月子に会いました。 月子は明日、帰るそうです。 地球の絵のボールを平太に投げました。 すると、平太はタイムスリップして自分がQ10そっくりの女性と笑って話しているのを見ました。 すぐに、今に戻って、ボールが転がりました。 月子「ね、笑ってたでしょ?」 平太「彼女が俺の奥さんになる人?」 月子「そう。死ぬまで一緒にいた人。 あなたが忘れてしまっても、Q10はいるって信じ続けてくれた人」 そして、ピアニカの音が聞こえて、振り返ると、Q10そっくりの彼女がピアニカを吹いていて・・・ 「すみません。煩かったですか?」と、彼女が平太に話しかけてきました。 それで、平太は未来の自分からの手紙を出して、読みました。 未来の平太からの手紙 「俺は昨日、88歳になった。まだ死ねそうもない。しかし、妻の方は、多分もう駄目だ。その妻がしきりにQ10の話ばかり聞きたがる。Q10というのは多分、俺が作った想像の産物なのだ。なのに、俺は何かを見る度に、Q10にも見せたかったと思うのだ。初めての出張で、月から見た地球。新婚旅行で聞いた氷河の溶ける音。子供達を連れて行った樹齢千年の木漏れ日。余命の少ない妻は、18歳の俺に会いたがった。その願いを叶えるため、タイムトラベル用のロボットを発注した。顔は妻の昔のデータを基にした。できあがりを見せられた時、俺は驚いた。まさにQ10だった。しかも型番まで同じの。俺の青春のど真ん中に、確かにこのQ10がいたと確信した。もうすぐ妻とはお別れだ。でも、俺がいると思っている限り、妻の笑顔もまたこの世からなくならない。いるかどうか分からなかったQ10が、70年思い続けて本当にいたように、今は隣で妻がお茶を飲みながら言っている。『愛も勇気も平和もこの地球上にあると思えばきっとあるのよ』と。18歳の俺に言いたい。Q10を愛したように、世界を愛せよ。今は見えなくても自分を信じろ。いつか目の前におまえが信じた物が形を持って現れる、その日まで」 この手紙の朗読の最中に、月子とQ10は未来へ帰りました。 (完) どうして、あそこで、この手紙を読んだのでしょうか? とにかく、この女性が平太の未来の奥さんで、ハッピーエンドになるのでしょう♪ そして、88歳まで長生きするようです♪ 平太はもっと長生きしそうで、良かったです♪ それにしても歯の中から出てきたので、小さな紙に小さな字で書かれていました。 88歳では老眼でしょうから、大変だったでしょう(笑) * * * このドラマ、最初、叙情的で、切なくて、すごく面白いと思いました♪ でも、逃避行したあたりから、少しまとめるのに苦労していたような気がしました。 このドラマは群像劇で、主役の平太とQ10以外にも、影山達や久保達の話が同時進行していたので、少し盛り沢山すぎて、もっと絞って欲しいと思ったこともありました。 でも、それがこのドラマの良さでもあったと思います。 学園物なのに、生と死など重いテーマをよく描いていたと思います。 最後は、世界愛と平和まで出て来て・・・(^^;) ただ、SFドラマとして見ると、少し物足りなかったような気がします。 それが後半、ちょっと残念でした。 でも、佐藤健君、名演技だったと思います♪ 前田敦子さんのQ10も可愛かったです♪ 他の脇役も、校長先生や小川先生、柳教授など、魅力的な人物が一杯でした。 お父さんもいつもいいことを言って、悩んでいる平太を救ってくれました。 視聴率以上に、素晴らしいドラマだったと思います♪(^^) 終わってしまって残念です。。。
【視聴率推移とレビューリンク】 (関東地区) [第1話]15.3% [第2話]10.2% [第3話]10.7% [第4話]11.2% [第5話]10.9% [第6話]10.3% [第7話]10.9% [第8話]8.8% [第9話]10.1%(完) [平均視聴率]10.9%
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