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カテゴリ:’12ドラマ
「完全犯罪!?放火の真実を追え」 第7話の視聴率、前回の12.4%より下がってしまい、10.2%でした。 このドラマの最低視聴率です。 裏の土曜ワイド『アナザーフェイス』(14.0%)や『爆生レッドカーペットSP』(12.5%)に食われてしまったかもしれません。
今回は珍しく社会派ドラマでした。 「囲い屋」、数年前、NHKで見ました。 「相棒」でも扱いそうな素材で、素材その物は興味深かったです。 ただタッチがホームズ流なので、あちこち甘いというか・・・(汗) 原作は、『三毛猫ホームズの大改装』で、未読ですが、原作には義太郎の彼女を自称する女子高生が登場したりして、ドラマと登場人物もストーリーもかなり違うそうです(Wikiより)
「悲劇を未然に防ぎます」なんて、義太郎、安易に約束して相変わらずです(^^;) 警察の仕事は、根本さんの言う通り、「悲劇を起こした犯人を捕まえるのが警察の仕事」だと思います。 ホームズには、「口だけ番長」と言われてしまいました。
立石殺害に関して、不整脈を起こす方法が分からず、殺害の証拠がないのに、義太郎、LR企画の鮫田を任意取り調べに引っ張ってしまい、素人から見ても甘すぎでした(汗) ホームズにも「猫以下だね」と言われてしまいました。 一生懸命なだけじゃ、ちょっと辛いんですよね(汗) 義太郎は、「悲劇を未然に防ごう」、「困っている人がいたら、全員助けたい」という気持ちだけで、空回りして、中盤、イライラしてしまいました(汗) 今回も推理してたの、殆どヒロシだし・・・(^^;)
ホームズが義太郎に言った猫の死ぬ時の話は興味深かったです。 「まるで、死ぬ直前の猫だね。 あんた、知ってる? なんで、猫が死ぬ時、姿を隠すのか?」 「家族のためを思ってに決まってるでしょ。 大好きな人に自分の死ぬ姿を見せて悲しませないように、迷惑をかけないように、それで一人ぼっちで死んでいくのよ。 なのに、あんたときたら・・・猫以下ね! 無茶な取り調べして、皆に迷惑をかけて・・・」
猫が死ぬ時、姿を隠すって、それすら私は知りませんでした(汗) これ、本当でしょうか?
あと、肝心の不整脈を起こした方法。 氷と塩を大量に買って持って行き、酔って意識を失った立石を浴槽に入れて、水に氷と塩を入れて急激に冷やして不整脈を起こさせます。 死んだ事を確認して、お湯を流し続け、氷も解けて、塩も流れたとの事でした。 でも、上から湯が零れただけでは、下に溜まった塩はなかなか抜けないでしょう。 浴槽はお湯が一杯だったので、その湯を調べればすぐにナトリウムが出たのでは? 義太郎が言ってから鑑識が調べたのも不思議でした。 スーパーで塩と氷を大量に買ったのも、防犯カメラに写ったスーパーの袋と照合して調べれば、すぐに分かりそう(汗) 鮫田達の帰った時間が出てきませんでしたが、防犯カメラに帰ったのも写っていたでしょうから、死んだ時刻とかち合ってしまい、いくら病死でも最初から疑われるのでは? とにかく、??だらけでした(汗)
順番が前後しますが、今回、事件が複雑だったので、まとめます。 事件の全容は、LR企画による連続放火事件。 古いアパートの立替のため住人を追い出したいオーナーに頼まれ、放火して、住まいをなくしたお年寄り達を囲い屋の餌食にして生活保護費を奪い取る。 その不正行為を週刊誌の編集長の有田令子(紺野まひる)が取材していました。 連続放火のうちの一件の火事に義太郎達が遭遇。 仲谷夫妻とペットのインコを助けました。 でも、お年寄り1人と若い女性1人が逃げ遅れて死亡。 亡くなった若い女性の夫・立石貢が火事を119番通報しました。 でも、場所を全然違うエリアを言ったので、消防車は間違えてしまい、間に合いませんでした。 立石はLRファイナンスに多額の借金があり、LRファイナンスの鮫田に脅されて、妻に多額の保険金を掛け、その直後に放火したのでした。 でも、この場合、保険金は下りないとの事で、立石は「話が違う。この事を有田令子に言うぞ」と鮫田を脅しました。 有田令子は、立石から次の放火のターゲットの情報を買い、お金を渡していたので、最初、疑われてしまいました。 他にも情報を買うつもりでしたが、殺されてしまいました。 警察は、最初、令子を疑っていましたが、変更。 保険金殺人で立石が放火したとみて、立石を追いました。 でも、立石は、ホテルの部屋の浴槽でお湯に浸かったまま死んでいて、義太郎と石津に発見されました。 死因は、不整脈。 時期的に怪しいですが、殺害の証拠はなく、酔って風呂に入っての病死だろうと処理されました。 一方、仲谷夫妻は焼け出された後、囲い屋に斡旋されて、生活保護費を搾取され、部屋を仕切った狭いスペースで家畜のような生活を送っていました。 取材で見かねた冷子が自分の住んでいるマンションを紹介し、仲谷夫妻はそこで暮らす事になりました。 ところが、今度は、そのマンションがターゲットだと知り、3人は絶望。 警察が役に立たないので、仲谷夫妻は復讐殺人を実行する事にしました。 仲谷「奴らの家畜のような生活をするより、刑務所を最期の家にする方がずうっとマシですよ」 そう言われて、令子も協力しました。 義太郎は、仲谷夫妻の計画実行の前に犯人を逮捕しようと焦りました。 死の90分前に鮫田と大家が沢山の買い物袋を持って立石の部屋に入ったというビジネスホテルの防犯カメラの映像をみつけました。 不整脈死の謎が解けず、それだけで、鮫田に自白させようと引っ張ってしまいました。 鮫田は袋の中身は全部酒だったと言い、殺害を否認。 死因は、不整脈でしょうと開き直り、逆に、名誉毀損で弁護士に相談すると。 根本は鮫田を帰し、義太郎を怒りました。 その後、ホームズとヒロシのヒントで不整脈死の方法が分かりました。
令子が聞いていたのは、仲谷夫妻が鮫田達を殺し、その殺人映像とメッセージを公表して世間に訴える復讐殺人計画。 令子はカメラをセットし、自宅からカメラの映像を見ている役目でした。 でも、彼らがペットのインコを令子に預けたので、義太郎は2人が死ぬつもりだと察し、令子に彼らの居場所を聞き出しました。 仲谷夫妻は、訪れた鮫田と大家を電気ショックで襲い、縛りました。 仲谷は、自分達も一緒に死ぬつもりで部屋に火をつけました。 危うい所に義太郎と石津が消火器を持って来て、火を消しました。 悲劇を未然に防げたので、令子も義太郎を認めてくれました♪
最後に、「一家に一刑事」の家訓の額が風で落ち、額の裏からホームズと祖父の写った写真が出てきました。 以前、栗原さんもホームズを知っていたし、ホームズは不死身なのでしょうか?(汗) それとも化け猫?(^^;) マツコに変身するので、どんな猫だったとしても驚かないです(笑)
【視聴率推移とレビューリンク】 (視聴率は関東地区) [第1話]15.9% [第2話]12.1% [第3話]12.7% [第4話]13.1% [第5話]12.9% [第6話]12.4% [第7話]10.2%
【主要キャスト】 片山義太郎(29)(相葉雅紀)捜査一課刑事 片山ヒロシ(39)(藤木直人)義太郎の兄 片山晴美(24)(大政絢)義太郎の妹 石津良平(25)(大倉忠義)(関ジャニ∞)捜査一課刑事 ホームズ(シュシュ)/猫の化身(給食のおばさん)(マツコ・デラックス) 根本敏夫(尾美としのり)捜査一課係長 栗原 肇(石坂浩二)捜査一課課長 警視 <第7話ゲスト> 有田令子(紺野まひる)永光出版「週刊QQ」編集長 仲谷貞吉(織本順吉)アパート放火事件被害者 仲谷とよ(森康子)貞吉の妻 鮫田悠一(金山一彦)LR企画&LRファイナンス役員 大家啓介(八代真吾)LR企画社員 立石 貢(飯田基祐)LRファイナンス債務者 間宮健二(平賀雅臣)永光出版社長
【原作】
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