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カテゴリ:’12ドラマ
「天空の診療所に急患あり!!」 初回の感想は、まあまあでした。 初回視聴率は、14.7%(関東地区)でした(関西は15.5%)。 前作『ATARU』の初回は19.9%でしたが、あの時より、裏が強力なライバルなので、視聴率、伸び辛いかもしれません。 ちなみに、私はリアルタイムで、『サマーレスキュー』を見て、『ビューティフルレイン』は録画で見ました。
『ゲゲゲの女房』の夫役の向井理さんと『カーネーション』ヒロインの尾野真千子さんの共演で、注目していました♪ 小池栄子さん、ご主人の借金、大丈夫でしょうか?(汗) これは、標高2500m超えの厳しい環境に実在する小さな診療所と隣接する山荘をモデルにしています。 ただ、ドラマ内容はフィクションです。(公式HPより) 若手のエースとして活躍していた心臓外科医の速水 圭吾(向井理)は、1週間だけ、稜ヶ岳診療所に、行くよう命じられました。 稜ヶ岳診療所は、標高2514mにあり、夏の繁忙時期3ヶ月間限定で開業している診療所です。 大事な難しいオペを明日に控えていたのに、外されてしまって、速水はがっかり。 体力には自信があったので、ハイキングにでも行くような軽い気持ちで診療所に向かったのですが・・・ そこは本格的登山で、登るのが大変。 途中でへばってしまい、水もなくなり、困っている所へ、たまたま通りかかった小山 遥(尾野真千子)に水を欲しいと頼みました。 遥「あなたは遭難者です」と、速水に言いました。 確かに、道が分からなくなった人や、水や食料のなくなってしまった人は、遭難者と言われても仕方ないかもしれません(^^;) 放っておいたら本当に遭難してしまうでしょう(汗) 遥は、診療所に併設されている山荘の主人の娘。 看護師でしたが、事情があって、辞めて来たようです。 ここに戻るのは3年ぶりのようです。 山をなめてる人は嫌いで、速水に冷たかったですが、水をくれました。 そして、診療所についてから、診療所の責任者で明慶大学附属病院教授の倉木泰典(時任三郎)先生に、速水の事を報告。助けに行ってあげた方がいいと言ってくれました。
その診療所は、大した医療設備もなく、医薬品も家庭にあるのとあまり変わらないくらいで、速水はびっくり。 重症患者が来たら、ヘリを呼ぶとの事。 滅多に患者が来なくて、ここ3日、誰も来なかったらしいですが・・・ たまたま2人、重症患者がダブって来てしまいました。 肺水腫を起こしていると疑われる若い女性と、 足に怪我をして開放骨折し、血が止まらない中年男性。 ここには輸血の血液もありません。 でも、天候が悪く、ヘリがこれるのは、天候が回復してから。 それも暗くなると飛べないので、1人しか運べないとのこと。 残りの1人は明朝になってしまいます。 どちらを先に運ぶかおまえが選択しろと、倉木先生から速水は言われました。 でも、どちらか選べず、呆れた遥は電話で2人の状況を説明して倉木先生に選んで貰いました。 結局、肺水腫の疑いがある女性の方を先にヘリで運ぶ事になりました。 置いて行かれてしまった岡村さんを皆で、交代で止血し続けたりして、頑張りました。 速水「平原さん、俺は何をすれば・・・」 遥「手を・・・速水先生は患者さんの手を握って下さい」 速水「手?」 遥「患者さんの名前を呼ぶ。手を握る。それが医療の第一歩です。 先生の手のぬくもりが患者さんを勇気づけるんです」 遥に言われた通り、速水は岡村さんの手を握りました。 速水「岡村さん、頑張って下さい」 皆で交代で、止血し、手を握りましたが・・・ 遥が握っている時、彼の握り返す力がなくなってしまいました。 驚く遥と速水。 岡村「先生、私、やっぱり死ぬんでしょうか? 目も見えなくなってきました」 速水「大丈夫です。あなたは助かります。絶対に助けます!」
その時、ヘリの音が・・・ 皆、喜びました♪ 速水「岡村さん、朝です。 あなた、よく頑張りました。朝までほんと、よく頑張りました」 速水は泣いていました。 ヘリから倉木先生が降りて来ました。 倉木「病院まで15分。あともう、ひとふんばりですよ」
岡村もヘリで運ばれました。 私はてっきりヘリが来たところで力が抜けて、岡村さん、死んでしまうのでは?と思いましたが・・・ ちゃんと助かって良かったです(^^) 岡村さん、会社や家庭でいろいろあったようで、死んでもいいように思っていたよう・・・ だから、これで却って良かったかもしれません。 心機一転、人生を頑張れるかもしれませんね♪
2人きりになり、速水は倉木先生に言いました。 速水「倉木先生、これってサギじゃないですか? 仮にも診療所と看板を掲げているからには、最低限、X線装置と代用血液は置いておくべきです。 応急措置ができる場所として、きちんと体制を整えるべきです。 診療所があると聞けば、誰だって薬や医療機器があって治療して貰えると思ってくるんです。 期待だけ持たせて、実は患者に何もしてあげられないなんて、詐欺じゃないですか」 倉木「速水先生、それは違うよ。 患者さんは医療機器に会いに来るんじゃない。 医者に会いに来るんだ。そして、君は医者だ」 速水「・・・」 速水「僕は認めません。ただ、患者を励ましながら、救急ヘリを待つだけ・・・ 僕はこんな事が医療だなんて認められません」
丁度、その時、2人が助かったという連絡が、倉木の携帯電話にありました。
確かに、X線装置とか代用血液があれば、ここで治療がスムーズにできる場合も多いかも? でも、標高2514m以上ですからね。 X線装置、どうやって運ぶのでしょう? ヘリに乗るでしょうか? 水だけでも、富士山だと何合目かで値段が100円ずつ高くなると聞きます。 物を高い所へ運ぶのは、とても大変ですね(汗) 特に、この診療所は治療費タダで、募金箱を置いて、治療代の代わりに募金して貰っているということでしたので。 代用血液は高いでしょうし、滅多に患者も来ないので、置いておいても使用期限を過ぎて、無駄になってしまう事もあるかも?(^^;) 都会で、最新の機器で、お金にいとまなく、治療していた時とは訳が違うでしょう。 「コードブルー」のようなドクターヘリが15分で来てくれるのだから、この程度の備えでいいでしょう。 今回は、たまたまダブってしまって、運が悪かったという事で(汗) 医療の原点。 それを速水が学んで、違う角度からも立派なお医者さんになって欲しいものです。
【脚本】 秦 建日子 【主題歌】 「輝く月のように」 Superfly
【第1話粗筋】 (公式HPより) このドラマは、標高2500m超えの厳しい環境に実在する小さな山岳診療所と隣接する山荘をモデルにしているフィクション・ドラマです。医師や医学生、ナースが生きる悩みを抱えながら患者と接し、命とはなにか、医術とはなにかを体感していく、ひと夏の群像劇です。TBS連続ドラマでは初主演となる向井理、そして尾野真千子、時任三郎ほか豪華キャストで「医療の原点」をテーマに、この夏、今までにないシンプルでぬくもりを感じさせるヒューマン・ドラマをお届けします! 速水圭吾は、大学病院で将来を嘱望されているクールな若き心臓外科医だが、上司からの命令で、夏の間、とある山の診療所で患者を診ることになる。標高2000m超えという厳しい環境では、検査機器や薬はごく僅か。最新鋭機器を使いこなし、先端医療で活躍する速水は、存在意義のわからない山の診療所でカルチャーショックと挫折を経験する。 ここでは、医師たちは進歩した現代医療から切り離され、患者に手で触れて、目で見て、会話をし、そこからすべての診断をつけてゆく。そこには「医療の原点」があった。そして山で、ある女性と出会うことによって・・・。
【主要登場人物】 <稜ヶ岳診療所> <稜ヶ岳山荘>
<その他>
<第1話ゲスト>
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