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カテゴリ:’12ドラマ
「24時間テレビ35 愛は地球を救う」(25日PM6:30~26日PM9:09)の全放送時間(26時間39分)の平均視聴率は17.2%(関東地区)でした。 全35回のうち、歴代5位タイ(1位は05年の19.0%)の好視聴率だったそうです。 どちらの地方も24時間マラソンが好きなようです(^^;) <参考ニュースはこちら> * * * 前夜のドラマスペシャル『車イスで僕は空を飛ぶ』の平均視聴率は、23.8%(関東地区)でした♪ 視聴率も内容も素晴らしかったです♪(^^) お涙頂戴の感動ドラマはあまり好きではないのですが、ニノ(二宮和也君)が好きなので、このドラマ見ました♪(^^) 「車イスで空を飛ぶ」とは、そういう意味だったんですね(汗) 山の上の崖から、海に飛び降り自殺しようとしたのでした(^^;) もっと夢のある「飛ぶ」かと思ったので、実は暗い意味合いで驚きました。 ただ、この崖のシーン、泣いてしまいました(^^;)
長谷部泰之(二宮和也)は、チンピラに追われて逃げ、隣のビルに飛び移ろうとして、転落。 脊髄を損傷し、車イス生活を余儀なくされてしまいました。 それまで別居していた母・はる子(薬師丸ひろ子)と二人暮しを始めましたが、はる子が過労で倒れて、入院してしまいました。 その上、入院費が払えず、母は行方不明に。 「存在自体が迷惑な自分」に嫌気がさした泰之は、自殺を決意。 どうせなら皆に迷惑をかけて死んでやろうと、山へ出かけたのですが、その途中の迷惑って、車椅子で外出するには普通の事で(汗) 道を渡るのに、数人に歩道橋を車イス運んで貰ったり、駅員さんに電車に乗せて貰ったり・・・ こんなの仕方ない事で、全然、迷惑じゃないですね。 死ぬつもりなので、手ぶらで山登りに出かけたら、登山道でタイヤが石に引っかかって動かなくなってしまい、浮浪者のような人が車椅子を押してくれたり・・・ 登山客が沢山いて、皆が自殺するのではないかと心配して、ぞろぞろついて来たり・・・ 面白かったです♪(^^) 結局、死なないで戻ってきて良かったです。 「助けて」と言える事が大切ですね。 日本には優しい人が沢山いるので、声を出せば、きっと助けてくれるでしょう♪
安田顕さん、最近、医師役、多いですね。 「SPEC」、「ビューテイフルレイン」に続き、3本めです(^^;)
はる子さん、最初は息子にたかってダメな母親かと思いました。 でも、息子の泰之が脊髄損傷で歩けなくなってから、愛情が分かり、いい母親でした♪
はる子が付き合っていた井原製作所の社長・井原(光石研)、嫌な男ですね。 自分の会社がいくら資金繰りが大変とはいえ、はる子の息子の障害者手当ての申請書をコピーして、これを担保にお金を借りようなんて。 さすがに、はる子はこれだけはダメだと死守してくれました。 泰之の父はDV男だったようだし、はる子さん、男運のない人ですね(^^;) これがきっかけで、はる子は井原と別れました。 はる子は、まだ泰之の足が治るかもしれないと信じていて、国から貰える障害者手当ての申請をしませんでした。 とりあえず申請して、もし、歩けるようになったら貰うのを辞めればいいのに(^^;) でも、治らないのに治ると、バカみたいに信じる気持ち、分かります。 それを馬鹿にして笑った井原を、泰之は両手で叩きました。 井原は怒って、仕返ししようとしましたが、車椅子の障害者を殴ったら何と言われるか分からないと、殴るのをやめました。 障害者に対する周りの態度も興味深かったです。 最初の脊椎損傷のきっかけとなったチンピラ達も、車椅子の泰之には、殴りませんでした(^^;) もう泰之の顔すら覚えてなくて、あの時のまま、進歩のない生活を送っていました。
泰之は、事故後、変わりました。 一度は落ち込み、自殺しようとしましたが、「助けて」という一言が言えて、逆に、人を助けたいと思うようになりました。 歩けなくなって、逆に、彼は、充実した生活を送るようになったのでした。 良かったですね♪(^^) 心理カウンセラーへの第一歩を歩き出しました。
話は戻りますが、必死に時給のいい深夜のバイトと昼間のバイトと掛け持ちして、過労で倒れてしまったお母さん。 はる子「歩けない息子の足、引っ張っちゃ、ダメだね」と言い、泣いてたのに、 入院費が払えないと、勝手に退院して行方不明になってしまいました。 その後、どうしているのかと思ったら・・・ 自殺しようとしていたそうです。 泰之の最初のカウンセラーの相手は、自殺未遂の母、はる子でした。 このおかあさん、好きです♪(^^) 息子は、車イスですが、仕事も見つけたし、心理カウンセラーもするようになって、結構、頼りになるかもしれません(^^) これから、母子で仲良く暮らして欲しいものです♪
あと、病院の売店の店員だった加藤久美(上戸彩)、息子を死なせてしまった過去があったようですが・・・ 彼女と泰之、お似合いだと思います♪ はる子とも仲良しだし、ぜひ結婚して欲しいものです(^^)
幼い石井大輔(鈴木福)君は、ガンで余命僅か。 星を見るのが好きで、流星が見られるのを楽しみにしていましたが、生憎、曇ってしまい、見られませんでした。 次に、見られるのは5年後とのこと。 「その頃は中学生だね」と、久美は言いかけましたが、まずいと思って後悔・・・ 泰之は「その頃は、チ○コに毛、生えてんな」と言い、笑いを呼びました。 大輔君は自分が抗がん剤治療を受けてると知っているので、きっと長生きできない事も知っているのでしょうね。 星が綺麗に見える田舎の病院に転院していきました。 泰之と久美が見送りましたが、もう二度と会えないかもしれないと思うと辛いものがありました。
このドラマは不幸な人が多かったです。 同じ脊椎損傷の佐山タケヒロ(池松壮亮)、リハビリ、模範生で、就職先も決まって、順風満帆で病院を退院しましたが・・・ 泰之の携帯に電話してきましたが、泰之は出ないで切ってしまいました。 でも、後で聞いたら、その直後に自殺してしまったようでした。 あんなに上から目線だった彼にも悩みがあったんですね。 後遺症が思ったより酷くて、仕事に穴を開ける事が多く、クビになってしまったそうです。 泰之は電話に出なかった事を後悔して・・・ そんな繊細な心の持ち主の泰之に、カウンセラーの南英明(伊勢谷友介)が目をつけ、グループカウンセリングに誘ってくれました。 グループカウンセリングに久美も誘われて、泰之は久美の秘密も知りました。 久美が参加する会に泰之も誘ったなんて、南さんは2人を結びつけようとしていたのでしょうか? タケヒロが久美を好きだと言っていたのですが、告白できないまま、死んでしまいました。 久美の心を癒せるのは、やはり泰之だと思います♪(^^)
半身不随になって、「終わった人生」ではなく「始まった人生」。 事故直前の語りも良かったです。 「そういえば、これが自分の足で走った最後だった。 クソみたいな俺の人生から逃げるために」 逃げられて良かったです♪(^^)
どん底の不幸な人だらけのドラマでしたが、根底は人間愛に溢れていて、温かいドラマでした♪ 二宮君も上戸さんも素敵で、何より薬師丸さんの名演技が光りました♪(^^) 24時間テレビの実話を元にしたドキュメントドラマでしたが、 丁度、もうすぐ「パラリンピック」なので、そういう意味でもいい時期だったと思います。 苦難を乗りこえて、事故前より幸せに生まれ変われる事もあるという、前向きな、いい見本でした♪(^^)
【原作】 長谷川泰三 『命のカウンセリング』(あさ出版) 【脚本】 寺田敏雄 【演出】 佐久間紀佳
【粗筋】 (公式HPより) チンピラ崩れのダメ男・長谷部泰之(二宮和也)は転落事故により脊髄を損傷し、 さらに久美も突然、病院から姿を消してしまう。 やがて退院した泰之は、母・長谷部はる子(薬師丸ひろ子)と二人暮しを始めるが、
【主要キャスト】 長谷部 泰之 - 二宮和也(嵐) 加藤 久実 - 上戸彩 佐山 タケヒロ - 池松壮亮 小宮山 直哉 - 安田顕 石井 大輔 - 鈴木福 井原 卓夫 - 光石研 西崎 耕太 - 高橋努 江端 美乃里 - 金澤美穂 南 英明 - 伊勢谷友介 長谷部 はる子 - 薬師丸ひろ子
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