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カテゴリ:’12ドラマ
大河レビュー、遅くなってしまって、すみません(汗) 前回、落としてしまいましたが、今回はなんとか書きました(^^;) 第33回の視聴率は、前回の10.7%より下がってしまい、9.3%(関東地区)でした。 また10%を切ってしまいました。 前回、折角、10%台に持ち直したのに、残念です。 でも、今回の内容、清盛の50歳の宴のシーンが長く、イマイチ、退屈でした(汗) 牛若(後の義経)が清盛を父と思って懐いていたのには驚きました(^^;) これは、頼朝に嫌われるかも?(^^;)
宴に平家の皆が集まって、キャストの紹介みたいでした(汗) はっきり言って、私はこの清盛の兄弟や息子達などのキャスト、半分も覚えてないです(汗) ただ、平忠度(ムロツヨシ)だけは、今回、覚えられました(笑) 今回は彼が大活躍でした。 それにしても、兄弟といえども、50歳まで顔を知らないとは(汗) 母が違うと、滅多に会うことがないのでしょうね(^^;) 忠度は、清盛の末の弟で、熊野で生まれ育ち、皆、彼を知りませんでした(^^;) 見た目は、無骨でしたが、実は、歌の才能が大有りで、歌の名人、藤原兼実(相島一之)との歌対決に勝ちました♪ でも、勝っていいのでしょうかね? 普通はいい線まで戦って、最後は、わざと負けて、あちらに花を持たせた方がいいのでは?(^^;) いくら平氏が花鳥風月を解すると知らしめても、気分を害させすぎては、余計に、反感を買いそうな気がします(汗) 奢る平家だから、こうして敵をまた増やしているのかも?(^^;)
権勢を振るう平家の栄華を心よく思わない摂関家の藤原基房(細川茂樹)と藤原兼実(相島一之)が、清盛の50歳を祝う宴の最中に現れました。 彼らは、嚴島の社を平家が修復するのに反対。 「武家は武力を振るうことはできるが、花鳥風月を解することはできぬのではないか」と皮肉を言い、 「神社を修復するには、雅を解する心がなければ」と、舞や歌で勝負を挑んできました。 まずは、基房、兼実が見事な舞を披露し、平家の一同をうならせました。 清盛は返礼を命じ、重盛と宗盛が舞を見せ、経盛(駿河太郎)が笛を吹きました。 基房、兼実は、その舞と演奏に目を見張りました。 負けたと思ったようです(^^)
兼実は、次に和歌の勝負を持ちかけました。 兼実は、宮中では歌の名人で有名です。 清盛は、その相手に会ったばかりの忠度を指名しました。 兼実は見事に歌を詠みましたが、忠度も見かけによらず、その上を行く歌を詠み、一同を感嘆させました。 基房達は悔しがり、清盛に、嚴島改修の一件は絶対に認めないと言いました。 すると、清盛は嚴島神社の修復した姿を描いた絵図を見せました。 今まで誰にも内緒だったようで、平家の皆も集まらせて、一緒に見せました。 それは海上に浮かんだ寝殿のような古今東西に例を見ない荘厳華麗な物でした。 これは清盛が考えた画期的なもので、圧倒された基房と兼実は引き下がり、帰りました。
その後も身内だけで、宴は続き、清盛は愉快な気持ちになり踊り続けました。 そこで奇跡のような光景が・・・ この愉快な日が終わってほしくないと願う清盛が扇子で夕日を仰ぐと、沈んでいた夕日が再び姿を現わしました。 これは、宴ではなく、別の時のエピソードらしいですが、現実にありっこないですね(笑) 音戸の瀬戸開削工事の時の「日招き」伝説らしいです。 「1164年(長寛ニ)清盛公は音戸の瀬戸開削工事に着手し、竣工まで十ヶ月を要して、さすがの難工事も完成の日となった翌、永久元年七月十六日引き潮を見はからって作業が行なわれることになった。 この時を期して是が非でも完成させねがならず、清盛公の激励、役人、人夫の血のにじむような努力が続けられたが、すでに夕日は西の空に傾き、長い夏の太陽の光りも、はや、足もとも暗くなりはじめた。 今ひと時の陽があればと、さすがに権勢を誇る清盛公もいらだち、遂に立ち上がり、急ぎ日迎山の岩頭に立ち、今や西に沈まんとする真赤な太陽に向い、右手に金扇をかざし、日輪をさし招き「返せ、戻せ」とさけんだ。 すると不思議なことに日輪はまい戻った。 『それ、陽はあるぞ。』と必死の努力により、ついに音戸の瀬戸の開削工事は見事に成就した。 ときに清盛公、四十ハ歳であったと伝えられている。」(こちらより参照)
私は、宴の席で、清盛が倒れるのではないかと思いましたが、そうではありませんでした(^^;)
この奇跡は人々の間でまことしやかに伝わっていきました。 伊豆に赴任した源頼政は北条時政(遠藤憲一)にこの話を伝えました。 時政は頼政に源頼朝(岡田将生)のすっかり生気を失った姿を見せ、清盛の影響で赤子を殺されたことを伝えました。 清盛の影響と言っても、実行犯は八重姫の父・伊東祐親ですけど(^^;) 恨むなら、清盛でなく、伊東祐親ではないかと思うのですが(^^;)
清盛の宴に、常盤(武井咲)が息子・牛若を伴って訪れて、5年ぶりとの事でした。 常盤は、一条長成の妻となっているそうです。 牛若は、清盛こそが実の父と思っていて、清盛に久々に会えて大喜び♪ 清盛は、にこやかに牛若に応えました♪(^^) 時子も和やかに見守りました♪ この夫婦は寛大ですね♪(^^) とにかく、清盛を父のように慕う牛若と、 清盛が間接的に影響して、愛する息子を殺され、八重姫とも会えず、生気を失ってしまった頼朝・・・ 彼らが兄弟なのに、今後、どうなるのか、その伏線のようでもありました。
1168年、嚴島神社の修復に向かおうとする矢先、清盛は熱病に倒れ意識を失ってしまいました。 原因は、「寸白(すびゃく)」(寄生虫の病)とのこと。 まるで、清盛が亡くなってしまうかのような引っ張りでしたが・・・ まだ8月で、あと4ヶ月残っているので、いくら主役が人気がないとはいえ、死ぬのは早すぎるでしょう(^^;) まだ清盛は51歳。 清盛の死は、64歳です。 まだまだです(^^) ただ、これが大きな転機にはなりますね。 今後の展開に注目です♪(^^)
そして、次回、伊豆では、北条時政の娘、政子(杏)が遂に登場♪ 杏さん、先日、SPドラマ「剣客商売」にも登場しました♪ 女武芸者の三冬さん役です♪(^^) 藤田まことさんが亡くなってしまって、新しいキャストです。 なかなか良かったので、これも連続ドラマになりますように♪(^^)
【第33回粗筋】 1167年、太政大臣の位に上った清盛(松山ケンイチ)は50歳になろうとしていた。六波羅で行われた、50歳を祝ううたげに現れたのは、熊野で生まれ育ち、清盛にとって末の弟に当たる忠度(ムロツヨシ)だった。熊のようなその男の出現に、一門は翻弄(ほんろう)される。一方、権勢を振るう清盛と平家を面白く思わない摂関家の藤原基房(細川茂樹)と藤原兼実(相島一之)がうたげの最中に現れ、「武家は武力を振るうことはできるが、花鳥風月を解することはできぬのではないか」と皮肉を言う。そんな基房と兼実に対し、清盛は弟・経盛(駿河太郎)らに舞を披露させ、さらに突然現れた忠度に歌を詠ませる。見事に期待に応えた弟たちの姿をもって、清盛は平家が武だけではないことを思い知らせ、さらに自分も舞を舞い始める。
【視聴率推移とレビューリンク】 (視聴率は関東地区) [第1回]17.3% [第2回]17.8% [第3回]17.2% [第4回]17.5% [第5回]16.0% [第6回]13.3% [第7回]14.4% [第8回]15.0% [第9回]13.4% [第10回]14.7% [第11回]13.2% [第12回]12.6% [第13回]11.3% [第14回]13.7% [第15回]12.7% [第16回]11.3% [第17回]13.9% [第18回]13.5% [第19回]14.7% [第20回]11.8% [第21回]10.2% [第22回]11.0% [第23回]11.6% [第24回]12.1% [第25回]10.1% [第26回]13.2% [第27回]11.7% [第28回]11.2% [第29回]10.7% [第30回]11.4% [第31回]7.8% [第32回]10.7% [第33回]9.3% 第2~27回までは、第29回から飛んで下さい。32回以外は全部、レビューあります。
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