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2013年03月22日
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カテゴリ:’13ドラマ
『相棒Eleven』最終話SP(第19話)「酒壺の蛇」(その2)

最終回の視聴率は、20.7%(関東)でした♪

視聴率について、詳しくは、「その1」をご参照下さい。

 

最終回は2時間9分と長くて、「その1」のレビューに、セリフや手紙の文面など入れられなかったので、こちらに書きます。

まず、王勇(ワンユン)から君原いずみへの手紙の文面です。

 

<王勇から君原いずみへの手紙>

突然の帰国命令が出た。

理由は分からない。

私の国はそういう国だ。

だから私は難しいことは考えない。

私の国では難しいことを考えてはいけないのだ。

しかし、君は難しいことを考えてもいい国にいる。

分からなければ調べてもいい国にいる。

調べる手段がいくらでもある国にいる。

だが、君は私との愛があれば、

難しいことは分からなくていいと言った

難しいことを考えられる幸福より

愛に溺れる快楽を選んだ

そんな君を、私は心の底から愚かだと思う

そんな君を、私はずっと嫌いだった

これからも、ずっと嫌いだ

 

いずみは、この手紙を取調室で渡されて読んで、泣きました。 

右京「まるで恋文のようでしたね。本来ならば、よこさなくてよい手紙です」


今まで、王はアドリア大使館勤務の井川だと、いずみに嘘をついてきたし、結婚すると言ったり、自殺するふりをして、毒薬を渡して殺すよう仕向けたり、嘘だらけでした。

だから、最後まで、嘘をつき通したのではないでしょうか?

つまり、「これからも、ずっと嫌いだ」は、「これからも、ずっと好きだ」という事ではないかな?

それに、わざわざ、この手紙を書いたという事は、いずみの罪が少しでも軽くなるよう、配慮したのではないでしょうか?

これは、2人が付き合っていた物証になるでしょう。

いずみが王を憎んで、彼に頼まれたと裁判で証言し、情状酌量の余地があるよう、配慮したのではないでしょうか?

でも、甲斐次長は、彼の関与を消すようでしたが(汗)

 

その前に、カイトのスマホが爆発して、いずみも一緒に殺されそうになりました。

でも、王は、近くで様子を見ていたので、間一髪助かるようなタイミングで爆発させ、いずみまで殺すつもりはなかったのではないでしょうか?

希望的推測ですが、この2つは自分を憎ませるためだったと、私は思います。

 

右京さんは、最後の手段として、航空機に乗った王を領空内誘導で確保しようと考えました。

領空内誘導とは、目的地へ行かさず、国内の別の地点に飛行機を誘導する事です。

領空内誘導の理由は、外国機だった場合は、「行先の悪天候」、日本の航空機の場合は、「バードストライク」でとの事。

元特命にいた神戸が地方の空港にも情報を回してくれて、どこから王が飛行機に乗っても領空内誘導で、王を東国へ行かせない筈でした。

でも、次長は秘書を通じてカイトに電話してきて、

次長「どうするつもりだ? 領空内誘導だろう」とカマをかけ、

カイト「どうしてそれを?」と簡単に引っかかってしまいました(汗)

それで、次長が手を回して、領空内誘導はされず、王は東国へ戻りました。

代わりに、東国で拘束されていたアメリカのCIA工作員が解放され、次長はアメリカに感謝されたようです(^^;)

総理も知らない警察庁とCIAとの取引との事(汗)

自分のメリットのために、酷いですね(^^;)

 

ただ、「領空内誘導がどれだけの人に迷惑を掛けるか分かるかね。国交省、空港、航空会社、乗客・・・」

という言い分も確かにその通りだと思います。

乗客にとっては、大きな迷惑でしょう(汗)

大河内さんに言ったセリフ、

「君は、本気で東国の外交官を逮捕できると思っていたのかね?

では、逮捕できたとして、今の検察、いや日本政府に起訴できると思うかね?

どうせ東国に脅され、タダで返してしまうのがオチだ。

そんなこと、今までに何度もあったでしょ。

どうせ返すのなら、少しはメリットがないとね」

 

これも尤もな気がしました。

ただ、そのメリットが日本のためではなく、自分のためであったのが残念でした(汗)

でも、だからこその悪役なのですが(^^;)

 

王を返してしまって、内村部長が驚いて、次長の元に来ました。

内村「警視庁刑事部は日本の捜査機関の中枢です。

 にも関わらず、今回のその外交官の帰国について、何の連絡も受けていません」

次長「私が捜査機関に連絡しなかったのは、逮捕する気がなかったからです」

内村「逮捕する気がなかったって、殺人の容疑者ですが」

次長「その代わり、アメリカの捜査機関からは感謝されました」

内村「アメリカ?」

次長「まさか、工作員を交換した?」

次長「内村さん、声を落として。

 これは総理も知らない警察庁とCIAの取引なんですから」

内村「総理も知らないって、日本政府も知らないという事でしょうか?」

次長「ああ・・・逃げた外交官が工作員であった事は発表しても、殺人容疑は発表しないで下さい」

内村「待って下さい。その工作員の協力者はうちの捜査一課に逮捕されました。

 組対二課の課長の殺害容疑で。

 それを自殺(事故死)に偽装した共犯がいないと裁判で辻褄が合わなくなります」

次長「共犯者ならいるでしょう。

 金目当てで工作員に情報を流した挙句、勝手に追い詰められて自殺したみじめな国賊が・・・

 捨て駒をうまく使って、取調べ調書とマスコミへの広報案文を考えて下さい」

 

これは、我孫子課長の遺された御家族、気の毒ですね。

単なる自殺と外為法違反だけではなく、殺人の共犯者にまでされてしまったら、世間の目が全然、違うでしょう(汗)



そして、内村部長と入れ違いに、大河内監察官が入って来て、次長に言いました。

大河内「これが甲斐次長が仰ったメリットですか」

次長「警察庁とCIAが繋がっていても、損はないでしょ?」

大河内「それは次長の任期の間だけですよね」

次長「そうだとしても、私と繋がっていれば、君にとってはなかなかメリットになると思いますよ」

 

次長は、右京さんを食事に誘いました。

次長「もう全体像が見えているのかね?」

右京「全体像は、あなたがご自身の権力を強めるために、犯罪者を国外へ逃したということです」

次長「『酒壺の蛇』という話を知っているかね?」

右京「正確には覚えておりませんが、確か、ケチな僧侶がいて、仏様に沢山の餅が備えられているにもかかわらず、人々には分け与えられず、そんな餅を壺に入れて、酒を作ろうとした僧侶が、やがてやっと酒ができあがる頃、壺の中を覗いてみると、なんと餅が蛇に変わっていた。

驚いた僧侶は壺ごと捨ててしまいますが、後に、その壺を拾った男が壺の中を見てみると、おいしい酒が入っていた。確かそのような・・・」

次長「餅を蛇に変えたのは、愚かな人間のせいだ。

 優秀な人間なら、蛇だって酒にできる」

右京「優秀な人間・・・つまり甲斐次長のような・・・でしょうか?」

次長「君もその一人だと私は思ってる」

右京、自分の分だけ支払い、帰ろうとする。

次長「眼鏡違いじゃなかったのかな?せがれの事だよ」(この辺から1分が最高視聴率)

右京「いえ、ご子息はあなたのような方が、この先も決して手に入れる事のできない物を既にお持ちです」

次長「君の言わんとしている事は、なんとなくだが分かる。

 だが、そんな物、我々のような人間には必要かね」

右京「警察官にとって一番必要な物だと、僕は思っています。

 あ、蛇足ですが、餅を蛇に変えたのは愚かな人間ですが、蛇をおいしい酒に変えたのは、優秀な人間ではなく、純粋な人間だった筈です。では」と礼して去る。

次長「本当に惜しいね」

 

そして、カイトは取り返しのつかない失敗をしたかもと落ち込み、警察官をやめようかと思うと悦子に言いました。

悦子「享は一人前の警察官だよ。

 だって、自分の事より、人の幸せを一番に考えてる人だもん。 続けなよ」

カイト「ありがとう♪」

 

警察官にとって一番必要な物は、きっと悦子が言った通り、自分の事より、人の幸せを一番に考えるという事なのでしょうね。

優秀だけれど、自分のメリットを最優先に考える甲斐次長と、未熟だけれど、自分より人の幸せを一番に考え、純粋なカイト。

親子とはいえ、正反対です。

 

カイトは翌日、右京さんに謝りました。

カイト「杉下さん、あの男に確認しました。親父です。

 領空内誘導の失敗、自分のせいです」

それ以外にも、今までも、すぐかっとして何度も捜査の邪魔をしてしまった事を謝りました。

右京さんは、やはり眼鏡違いではなかったと微笑みました。

角田課長が来て、眼鏡を変えるのかと。

特命は明るくて自由だと言いました。

右京「特命は明るくて自由ですか」

右京さん、その言葉、気にいったようです♪(^^)

 

スケールの大きい相棒らしい最終回で、良かったです♪

何より、レギュラー総出演で、映画みたいで、良かったです♪

皆で協力して捜査し、次長だけが敵でしたが、犯人と三角関係になって、より、ありそうなグレーな話になりました(^^;)

濃密な2時間でした♪

カイト、まだまだ未熟ですが、優しくて、正義感があって、何よりイケメンで、大好きです♪(^^)

映画「X DAY」はスピンオフなので出番が少ないでしょうけれど、映画も楽しみです♪(^^)

半年間、ご愛読、ありがとうございました♪(^^)

 

視聴率一覧と過去のレビューリンク、感想等は、その1

 

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最終更新日  2013年03月22日 21時00分43秒
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