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カテゴリ:ドラマ
副題「現代のフレンチシェフが戦国へ!?織田信長暗殺を阻止せよ!」 新聞ラテ「現代の料理人が戦国時代へ!?平成グルメで本能寺の変を止めろ!!信長包囲網…武田信玄の野望を砕く!?復讐のフルコース」 サブタイトルは内容と合っていていいですが、新聞ラテは長くて大袈裟ですね(汗) 「本能寺の変」とは関係なかったし、武田信玄も顔見世程度しか出てきませんでした(汗)
初回(第1話)視聴率は、9.7%(関東)でした(汗) この枠の前作『刑事110キロ(2)』初回と同じです。 ただ、『信長のシェフ』の第1シーズン(2013年1~3月金曜23:15~の深夜枠)の初回11.6%、平均10.8%を下回りました。 深夜枠からゴールデン枠に替わり、予算も増えたのか、ロケもお金がかかっていました♪ ゴールデンに替わったのに視聴率が下がったと、ニュースにありましたが、裏のNHKの『吉原裏同心』(20時~)も面白いですし、今回2時間もやったので、『同窓生』(21時~)初回(10.9%)とも重なってしまい、仕方ないと思います(汗) 裏の「秘密のケンミンSHOW 秘密大放出2時間SP」(21時~)は12.6%でした(汗) 初回2時間SP、面白かったですが、細かいエピソードが複数あり、シーズン1の復習みたいな感じでした。 シーズン1の最終回は、石山本願寺と織田家の和解条件を決める御前試合の料理対決でした。 同じ日・日食が起きた晩に平成に帰れるかもという光秀からの情報で、ケンと夏・信長はその場所に向かいましたが、ケンは最後の最後で行かず、瑤子だけ行き、消えました。 瑤子だけ平成に戻ったとケンは思いましたが、同時代の別の場所に移動しただけという感じで終わりました(汗) 今回、顕如の料理人・香蓮(佐々木希)の話だと、瑤子から何年も菓子作りを習ったようだったので、最終回から何年も経った筈なのに同じ頃みたいで・・・瑤子は過去に飛んだのかな? この初回では、まだ浅井・浅倉軍と戦っていたり、石山本願寺との和睦前みたいで、時系列、合わない感じでしたが、これでいいのかな?(汗) 面白かったですが、前作の復習の特別編みたいな印象を受けました。 顕如との暗殺対決は、緊迫感があって面白かったです♪ 次回からがSEASON2の本格的な始まりなのかな?
主にあった料理エピソードは次の4つです。 (1)朝倉軍にとどめをさす(和睦・撤退させる) (2)松永久秀の本心を探る (3)濃姫(松永にそそのかされ、ケンが信長に危険な人物ではないか探る) (4)顕如(信長の暗殺を謀る)
(1)朝倉軍にとどめをさす(『カブの丸餅雑煮』で戦意を喪失させた) シーズン1では、浅井・朝倉軍の浅井長政とその妻の市(信長の妹)と娘達が登場しました。 今回は、「朝倉にとどめをさしてこい」と信長に命じられて、ケン(玉森裕太)は夏(志田未来)と共に、比叡山の朝倉本陣に潜り込みました。 ケンは、朝倉軍兵士達に故郷・越前名物の「カブの丸餅雑煮」を作って食べさせました。 正月を前に、それを食べて、皆、故郷が懐かしくなり、帰りたくなり、戦意を喪失しました。 朝倉義景も食べて、戦意を喪失。織田の和議を受け入れ、撤退。 無事、目的を果たしましたが、信長の料理人・ケンのせいだとばれてしまい、すぐに追っ手がかかり、2人は命を狙われました(汗) 電話がないので、そんなに早く分からないと思いますが(汗) お正月前との事で雪が降っていましたが、追われて崖から湖に飛び込んだはずなのに、その後、全然、着物が濡れてなかったり、細かい突っ込みどころは多かったです(^^;) 雪の降る中、水に飛び込んだら凍死しそう(汗) 光秀に助けられ、無事に帰れて良かったです♪
(2)松永久秀の腹の中(本心)を探る 松永久秀という斎藤道三・宇喜多直家と並んで、謀反癖のある人物が信長の配下になりました。 でも、本心が分からないので、「お主の料理で久秀の腹の中を見せよ」と命じられました。 名茶器と名高い「九十九髪茄子」を信長にくれましたが、信長の許可を受けて、ケンはその茶器を料理のソース入れに使いました。 主菜の鉄板の上の肉にそのソースを信長自らがかけてやろうと久秀に近づきましたが、滑って、倒れかかり、茶器を落としました。 咄嗟に、久秀はその茶器を手に当てて、鉄板に当たるのを避けさせ、茶器は畳に転がりました。 そのまま信長の体を支えて、信長が鉄板に手をついて火傷するのを防ぎました。 実はこれは、久秀の本心を探るための芝居でした。 久秀が茶器を守ると信長が鉄板に手をついて火傷する。信長を守ると茶器が鉄板に当たって壊れる。どちらを守るかで真意を探る計画でした。 でも、彼は即座にその計画を読み取り、両方守りました。 それで、信長は彼を受け入れる決意をしました。
(3)濃姫(松永にそそのかされ、ケンが信長に危険な人物ではないか探る) 調理場で殴られたケンは濃姫のもとへ連行されました。 ケンの正体を怪しむ濃姫は「わらわに料理を作ってみよ」と命令。 濃姫が蝶の柄の着物を着ていたので、ケンは『茹で海老、蝶仕立て サバイヨンソース添え』を作りました。 濃姫は、「花に帰ってきた蝶」と言われて、蝶に見立てた料理を見て驚き、なぜ自分が斉藤道三の娘で名が“帰蝶”と知っているのか聞きました。 ケンは、知らないけれども、着物が蝶の柄だったのでと説明。 料理のふわふわのソースがおいしくて、感激♪ 濃姫「ふわりとしたソース、いとうまし♪」 無事、信用されて帰されました。
(4)顕如(信長の暗殺を謀る) 石山本願寺と織田の和睦会談が開かれる事になり、料理でもてなしあいました。 この席で顕如は信長の暗殺を画策。香蓮に菓子に毒を入れるよう命じました。 香蓮は嫌がりましたが、仕方なく、従い、毒入りマカロンを作りました。ニクズクのマカロンです。 顕如が最初に1つ食べ、松永も信長に言われて、信長の皿のマカロンを1つ食べました。 2人が無事だったので、信長も1つ食べました。 4種類あって、4つの味が口の中で混ざり合うと極楽の味になると、香蓮が説明。 信長は串に4つ刺して一度に食べました。 合計5つ食べた事になり、信長は苦しくなり、勝家が慌てて控室に信長を連れて行き、ケンを呼びました。 ケンは水と塩を夏に持って来させ、信長に塩水を飲ませ、指を突っ込んで吐かせました。 なんとか信長は体調を回復。 服を着替えて、復讐に燃えました。 それにしてもこの直後にフルコースを食べるとはすごいです(汗) 信長「極楽か・・・中途半端な事をしおって。わしの息を止めなかった事を後悔させてくれるわ。 ケンよ、天下の名物に値する料理を作れ。それでわしは生き返る」 それでケンはフランス料理のフルコースを作って出しました。 それにしても皆が食べてる時、ケンも一緒に座っていましたが、いつ作ったのか?(^^;) この時代、料理、手がかかって、丁度いい時間に出すのはとても大変だと思いますが(汗) ケンは第五の膳の主菜の肉料理、顕如と信長の物だけ、ニクズク(ナツメグ)を目の前で摺って肉に沢山かけました。 それを見て、顕如はびっくり。 ケン「パン・デビスをまとった鹿肉のソテー。どうぞお召し上がり下さい」 信長「わしとおぬしだけ、特別にニクズクがけじゃ。 顕如殿、食わんのか!」 顕如「そうですねえ」 <顕如の回想> 香蓮「顕如様はこのマカロンを1つを超えて召し上がらないで下さい」
顕如の心の中「私が食べたマカロンは1つ。ではあとどれほどニクズクを食せば信長と同じ目に遭うのだ? あの男はニクズクその物をこの料理に振りかけていた。一体、どれほどの量がこの皿には入っているのだ」(と冷や汗) 信長「どうした? おぬしが馳走してくれたニクズクじゃ。怪しい物ではあるまい?」 顕如「ええ、勿論」 信長「ならば食え! 顕如! 極楽が見えるぞ!」 顕如「・・・」 信長、食べる。 信長「フン。よいか、ここにおるわしの料理人ケンは腕一本切り落とされたとて、毒となる量はもらぬ男よ」 顕如「なるほど」と食べる。 香蓮(独り言)「ケンイチロウ」 結局、信長の暗殺は失敗。 松永が主君に毒を持った人を成敗する役目を仰せつかりました。 顕如は生贄を差し出さなけれならなくなりました。 顕如「どうせ記憶がないなど、私を欺いていた女。お好きにして下さい」 香蓮はケンと話してした時、松永に斬り殺されてしまいました(汗) まさか佐々木希さんがこの回だけで終わりとは、びっくりでした。 それにしても僧侶、菜食主義の筈なのに、顕如、鹿肉料理を食べるのかな?(^^;) 肉は食べないと断れば良かったのに(笑) 突っ込みどころは満載でしたが、今までの復習もかねて面白かったです♪ 次回は比叡山の焼き討ち。 歴史を変えて、助けようとするのかな?(汗) どう史実にこじつけ、料理を絡ませるのか楽しみです♪
【第1話あらすじ】 現代から戦国時代にタイムスリップし、信長(及川光博)の専属料理人として数々の難局を乗り越えてきたフレンチシェフのケン(玉森裕太)。現代に戻らず、信長のシェフとして生きると決意したケンは、浅井(河相我聞)と朝倉の連合軍により劣勢に立つ織田軍に帯同していた。正月が迫る中、朝倉だけと和睦すると決めた信長の命令で策を考えたケンは、朝倉軍兵士に故郷・越前の「雑煮」を振る舞い、里心をつけさせる。 「信長の敵は内部にいるかも?」という明智光秀の言葉が気になるケン。 そんな折、“最も危険な人物"松永久秀が信長の家臣に! 信長は「お主の料理で久秀の腹の中を見せよ」とケンに命じる。 そして甲斐の虎・武田信玄も打倒信長に動き出す! 一方、石山本願寺の顕如は謎の女料理人・香蓮に信長への料理に毒を盛れと命じるが…!?
SEASON1最終回(レビュー)(2013.3.17)
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