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カテゴリ:ドラマ
副題「志の果て」 新聞ラテ「志の果て国禁犯し見た夢は友の命を救うか」志の果て」 第5回の関東の視聴率は、前回の14.4%より下がって、12.8%でした(汗) 私は面白かったと思うのですが、最低視聴率で、びっくりです(汗) 関西の今回の視聴率は、20位(15.2%)以内に入っていなかったので、分かりません(汗) 15.1%以下な事は確かです(^^;)
ボタオ(ボタン)、いい使われ方していましたね(^^) 今回は、文(井上真央)の関わり方も自然でした。 桂小五郎(東山紀之)と西郷吉之助(宅間孝行)、井伊直弼(高橋英樹)も登場♪ 寅次郎(伊勢谷友介)と共に海を渡ろうとして岩倉獄へ入れられた弟子、金子重輔(泉澤祐希)の母・ツル(麻生祐未)との関わりにより、重輔の様子や家族の悲しみなど、よく伝わり、切なかったです(^^) 密航に失敗した寅次郎は野山獄という武士だけの牢獄へ入れられました。 一方、重輔は染物屋の息子だったので、身分の低い人が入れられる粗悪な牢へ入れられました(汗) 母・ツルが面会に何度も通いましたが、逢わせて貰えず・・・ 寅次郎へ差し入れを持って何度も野山獄へ通っていた文は、道を隔てた向かいの岩倉獄の前で、偶然、彼女に会い、親しくなりました。 文の方は門番に金子重輔の母親だと聞いていたのですが、文の方は名乗らず、寅次郎の妹だという事は伏せて、同じ獄中の人の家族という事で、仲良くなりました。 それで染物屋の長男だった事や、もっと勉強したい、武士になりたいと言って、家を出て行ってしまった事など聞き。。。 病が悪化してようやく看護のために中に入れて貰った時、文も一緒に中に入りました。 病が悪化して、死にそうなのに、重輔はボタオを「これはわしの宝じゃ」と大切に握りしめていました。 それは2人が黒船を追い出される時に寅次郎が外人の服からはぎ取った物で、重輔に渡しました。 寅次郎「持っていなさい。 この先、どんな苦難に襲われようと、今夜の我々の絆があれば、志は必ず果たせます。その証に」 病で妄想状態の重輔に戻り 「何度でも何度でも先生と海を渡るんじゃ。 次の船はいつ来るのかのう。 今度こそ、海の向こうへ渡りたいもんじゃのう」 ツルは泣き、寅次郎を恨みましたが、彼は、夢見ているようで、幸せそうでした♪ 死にそうなのに、幸せそうだから余計に切なかったです(汗) ツル「もし、あの時、止めとったら・・・」と江戸に行くのを止めなかったのを、後悔していて、文は切なく思いました。
一方、野山獄の方に入った寅次郎の方は、個室だし、自由に他の人の所にも行けて、ノビノビしていました。 二度と外には出られないとの事ですが、寅次郎は諦めていませんでした。 これは勉強するいい機会だと、本を沢山差し入れして貰い、百冊以上読みました。 ほんと、こちらは居心地あまり悪くないし、教養のありそうな人が沢山いて、俳句を教えて欲しいとか、余裕があります♪ 特に、富永有隣(とみなが ゆうりん)(本田博太郎)、いいキャラでした♪ 彼は、性悪説でのようで、性善説の寅次郎を罵りました。 「生きて、腐って、呪え」 彼は、Wikiによると、他人と打ち解けなかったために、同僚・親族らに憎まれ、嘉永5年(1852年)に冤罪で見島に流され、翌年には萩野山獄に移されたとの事。 冤罪で牢に入れられたとは、それは腐って、呪うでしょう(汗)
一方、岩倉獄の重輔は、病が悪化して亡くなってしまいました。 丁度、薬が届いて、重輔に届けようとしていた文は、彼の骸をリヤカーで運んでいくツルと弟に会い・・・ 驚いて、手を合わせて拝みました。 そして、勇気を振り絞って、ボタオを下さいませんかと頼みました。 兄に託したいのでとの事で、初めて、吉田寅次郎の妹だと名乗りました。 ツルは驚き、ボタオは捨てたと言い、去りました。 でも、後日、持ってきてくれました。 文の誠意が通じて良かったですね♪
重輔の死を知って、文が遂に切れて、寅次郎に罵声を浴びせたのも良かったです。 文「金子様が亡くなりました。 金子様は最後の最後まで兄上と共に海を渡る夢を見ておられました。何度でも挑んでみせると。 教えてつかあさい。 何で金子様は死ななくてはならなかったんですか? 何で国禁を犯してまで兄上は海を渡ろうとしたんですか?」 寅次郎「あの夜、俺達は光を見たんじゃ。目指す船の先に新しい日本があると」 文「見えたんは、異国の光だけですか? うちには大切な方達がいます。 兄上が国禁を犯した後、梅兄様はお役を免じられました。 寿姉様もご城下での暮らし向きが立ち行かず、私達を助けてくれるもんは誰もなく、父上がお腹を召して、詫びようとなされました。私達を守るために。 兄上の見たもんが新しい国の光だと言うんなら、何でそれは私達を照らしてはくれんかったんでしょう。 金子様は寅兄様が殺したんです。己の欲に己を慕う者を巻き込んだ」 寅次郎「違う! 俺は金子と生きたんじゃ。 夜の海を2人、大義のために生きようと・・・ひたすらに・・・」 文「ならば、証を見せてつかあさい! あの夜、兄上の目指した光がただの私事ではない、もっともっと太い大義の果ての志やったというんなら。 金子様は生きて幸せやったんやと・・・ 暗い獄の中で・・・金子様はずっとボタオを握りしめていました。兄上との大切な思い出を」
金子様は寅兄様が殺したというのが、一番、堪えたのでしょうね(汗) 寅次郎は自責の念に苦しみ、泣き叫びました(汗) でも、文、ようやく思っていた事を全部、吐き出せて良かったです(^^) それにしても、門番、文をよく中に入れてくれましたね(^^;) 身内じゃないのに、ツルと一緒に岩倉獄にも入れて貰えたので、余程、門番に気に入られたのでしょう(^^;) 雪が突然降ったり、いろいろご都合主義的なところもありましたが、今回、私は好きです♪ 野山獄の皆さんも個性的な人が多そうで、楽しみです♪(^^)
最後に高須久子(井川遥)が寅次郎の元に来ました。 女性も一緒にいるんですね(汗) 「お願いがございます」との事ですが、何でしょう? 次回は「女囚の秘密」 久子の事で、文が走り回りそうです(^^;)
【第4回あらすじ】 (Yahooテレビより) 密航に失敗した寅次郎(伊勢谷友介)は野山獄というろう獄に入れられる。文(井上真央)は会うことのできない兄に差し入れを持って獄に通う。そこで金子ツル(麻生祐未)と出会う。ツルは、寅次郎と共に海を渡ろうとした弟子、金子重輔(泉澤祐希)の母だった。重輔は身分が低いため別の獄に入れられ、病に苦しんでいた。文は寅次郎の妹だと打ち明けられないままツルと親しくなっていく。ツルはようやく重輔との面会を許されるが…
【レビューリンクと視聴率推移】 (視聴率は関東地区) [第1回]16.7%(関西16.9%) [第2回]13.4%(関西14.8%) [第3回]15.8%(関西15.7%) [第4回]14.4%(関西16.9%) [第5回]12.8%(関西? 15.1%以下)
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