テーマ:暮らしを楽しむ(384494)
カテゴリ:旅先
岬のロッジの朝食は一品づつ素朴でありながら、全体的にとても豪華で幸せ。
その中に、篭の中、ナプキンに包まれた、ホヤホヤのゆで卵が出る。 アタクシは、時々卵にいたずら書きをする。中学の時からの癖... あれ?「癖」って無意識?じゃあ「習慣」... って意識して定期的?じゃない? あれれ? こう脳波が乱れている時に書くと乏しい創造性をのばせるかも?と思ったのは脳波が荒れていたから。らしい。 それはさておき 実家の冷蔵庫を開けると、戸の内側に卵が整列している。母はゆで卵があまると、「ゆ」と書いて、冷蔵庫の卵皿へもどす。だから時々十個ほどの卵の内、三つか四つに ゆ ゆ ゆ。 ♪ゆ ゆ ゆ♪ ちょっと歌いたくなってしまう。 そういう時に限らず、アタクシは時々、卵に顔を描く。目玉だけの時もあるし、家族全員の似顔絵だったりする。もちろん愚犬と怪猫もふくめて。家族が違う部屋で団欒しているときにこっそり、が多い。 そして忘れてしまう。 次回実家に訪れると、まったく忘れていた卵落書きのカラが台所の窓際にならんでいたりする。あーっこれこないだの。「そうよ、もう~、お客さんが来てた時見つけて台所で一人大笑いしちゃって大恥かいちゃったんだから、どうしてくれんのよ。」 でもしばらくとってある。「やめろ」とも言わない。 アタクシは自宅でこれをあまりできない。なぜなら、描いてしまうと、その卵を割るなんて... 出来なくなっちゃう。 注・生卵をいつまでもいつまでもいつまでも冷蔵庫にいれておいてはいけません。 そしてアタクシはやっぱりこのロッジのゆで卵にも顔を描くことがある。描いた後、夏なら殆ど毎回近くのテーブルの子供がほしがってくれるのでもらってもらう。いや、とっかえっこする。盛り上がる。その後しばらくやっぱり子供がくっついていて色々あそんだりする。後で砂浜で会ったりすると一緒に砂だらけになってキャーキャーいいながらお城を築くのは... 誰? 秋だとそうはいかない。ムーミンに食べてもらう。彼は毎回「ゆで卵」なんてパッとしないなぁ... とこぼしながら、お、けっこう美味しいじゃん、と食べる。そりゃ、近くの農家の鶏が生んでくれたんだもの。 あぁ楽しみ。 ところでアタクシがあの、なんていうのかしら、バインダー紙が破れた時につかう円型シール。その余白の丸いシールで家中何をするのか、なんて聞かないでほしい。 アタクシはいったいいつになったらお淑やかでつややかな大人の女性になれるのだろう。...あ、もう遅いか。 でもなぜこう海にひかれるのだろう。 きっといまごろ、嵐が吹きすさび、雨が横殴り。 海に雨が降るのを眺めるのが好き。永久の絆。 秋の深い空の下、深い海淵をのぞきこむのも好き。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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