テーマ:仮面ライダー響鬼(317)
カテゴリ:仮面ライダー響鬼
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撮影が全て終わっての「打ち上げ」と、折り返し点を迎えたTVシリーズの「中打上げ」も兼ねて、パーティが行われたようです。 さて、前記事「謎の男の正体 仮説〈2〉」の続きです。 謎の男は2人以上いるのでは?と思われる節があります。 第二十二之巻で、軽井沢と嬬恋に同時発生した魔化魍がその中間点である浅間山を目指しましたが、この時、嬬恋ではイブキとあきらが謎の男に遭遇しています。 その後、空飛ぶウブメを追いかけたのですが、それより早く謎の男は集合場所である鬼押出に到達して待ちかまえていました。 謎の男は空飛ぶウブメやイブキのバイクより速く移動したというのでしょうか? また、軽井沢のヤマアラシも謎の男の指図によるものであったことは、鬼押出到着時の童子たちの報告から伺えます。 これは、瞬間移動でもしない限り、謎の男が複数いると考えるほかないでしょう。 前述で陰陽五行説では解明できないと言いましたが、それは金・銀の杖や黒・白の色に関してで、「冬」と「夏」とゆう季節だけなら「陰陽論」で説明できます。 「冬」は「陰」で、「夏」は「陽」です。 しかし色で考えると五行説では「黒」は「冬」ですが、「白」は「秋」です。 しかも「白」が「金」となってしまい、「黒」は「水」で全然違います。 陰陽の「陰」を「黒」、「陽」を「白」と強引に考えると、「陰」は「冬」「暗」「重」「静止」、「陽」は「夏」「明」「軽」「運動」となり、謎の男の特徴に似てはいますが、はたしてどうでしょうか? 飯縄権現は、一説には、インドから仏教とともに伝来した茶枳尼(ダキニ)天が原体になったといわれています。 茶枳尼天は白狐に乗った姿で、あの稲荷権現の由来のひとつにもされていますが、夜叉または羅刹の一種で人を食う(まるで魔化魍)とされています。 お稲荷さんのイメージからはほど遠いですね(笑) 飯縄権現は、それに不動明王、迦楼羅(カルラ)天などが数体の仏神が合体して出来たもののようです。 この飯縄権現や茶枳尼天が乗る白い狐が、白い謎の男とは考えられないでしょうか? 飯縄法は前述の管狐のように“狐”を使役する術であり、その狐には種類、階級、修行の期間(レベル)があると言われています。 種類は5種類で、白狐、黒狐、金狐、銀狐、天狐。 修行期間は、野狐、管狐、飯綱狐、天狐、銀狐、金狐であるとされています。 これを狐の種類=術の種類(属性)、修行期間=術レベル(または術具)と考えるとどうでしょう。 黒い男(烏天狗または黒狐)は金の杖(金狐)から生む術を使え、白い男(白狐)は銀の杖(銀狐)から生む術を使えるということになります。 ちょうど“炎属性”の響鬼が“鼓”を使うのと同義となりそうです。 では、その術の違いとは? それは過去の魔化魍登場の流れから、黒い男(黒狐)が金の杖により巨大魔化魍を使い、白い男(白狐)が銀の杖により人型魔化魍(夏季限定)を使えるとゆうことになるでしょう。 って次回予告とカブってるなぁ(汗) また古来、狐は田の神の神使とされていました。 もちろん神使の狐は霊獣としての白狐です。 稲荷神が五穀豊穣を願う神であるように、稲や作物が実る夏の時期に白い男が暗躍する関連性は大きいようです。 そういえば野山を駆ける姿は白狐のようです(前述で忍者って言ったじゃん!?) 田の精であるドロタボウが、白い男に使役されるという逆の立場であったことが実は大きな意味を持つような気がします。 体育会系の鬼に対して、天狗は頭脳派、知識派だったようです。 では吉野修験流と戸隠修験流、修験道別流派の戦いということなのでしょうか。 しかし、謎の男は鬼を敵視はしても攻撃目標にはしていないように思われます。 何故なら、形成有利な戦い時であっても何故かとどめを刺さないからです。 本当なら裁鬼はとっくに死んでいますよね(笑) ただ邪魔な存在としか見ていないような気がします。 では、その本当の目的とは? その前に実は謎の男の正体についての仮説がもうひとつあるのです(まだあるのかぁ!?) それは・・・謎の男も響鬼たちと同じ鬼だとする説です。 ってことで、まだまだ〈つづく〉のでした。 (やばいなぁ、早く仮説を終えないと、謎が解き明かされはじめるぞぉ) ☆ ★ ☆ 好評連載中! ブログ小説 プロトタイプの本棚 ドラマ・映画 専門ブログ 盛り上がってます! 僕のド☆ラマism ぜひ覗いてみてください! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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