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2005.08.01
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カテゴリ:仮面ライダー響鬼
『響鬼』もいよいよ後半に突入。
でも、今週の『響鬼』は『世界水泳』の為にお休みでした。
毎週『響鬼』の感想をお書きになっている皆さんはどうしているのでしょうか?

そういえば、次回は月が変わって8月。提供読みが変わります。
7月は童子役の村田充さんでしたが、次は誰になるんでしょうね。
やはり次は姫の芦名星ちゃんになるのでしょうか?

さて、「謎の男の正体 仮説」〈1〉〈2〉〈3〉と長くなってしまいましたが、そろそろ一区切りつけたいと思います。
今回はちょっと長くなるっすよぉー!(笑)


さて、またまた浅間山の話になります。
僕はどうしても浅間山が気になってしょうがないのです(苦笑)
前記事の仮説どおり謎の男が戸隠に関わるものなら、浅間山、嬬恋、軽井沢は同じ長野県内であり、自分たちの本拠地に近い場所で事を運ぶに適していたと考えられます。
しかし、場所として浅間山を選んだことで、別の仮説を考えることもできるのです。
「浅間山篇深読み〈2〉」で、浅間山と役行者との関わりを説明しましたが、その土地に纏わる役行者の霊験を利用する為だとしたらどうでしょう。
そう考えると、謎の男出現以来、童子たちや魔化魍が出現した場所は、役行者の修行場、または関わったとされる霊地である浅間山、伊豆、箱根、江ノ島、房総、日光、筑波・・・の付近であることに納得できませんか?

前仮説では否定しましたが、もし謎の男(黒)が飛ぶことが出来たら・・・。
役行者は伊豆に配流になった折、「昼は則ち禁を守り、夜は必ず霊地に遊ぶ。或いは海を蹈んで往き、或いは虚を歩いて還る。その疾なること飛鳥も及ぶべからず」(徴業録より)と言われたように、飛行術とも瞬間移動術とも思える術を身につけていたと伝えられています。
その術を使えば、嬬恋で童子たちとウブメを生み出した後、それより先に鬼押出に到着できたわけです。

昔、陰陽師が式神を都で連れ歩く時、式神は童子に姿を変えたといいます。
どうやら式神は自ら変化の術を有していたようです。
しかも、必ず2体の式神を呼び出し、その2体は常に一緒に行動していたといわれています。(今昔物語、宇治拾遣集より)
そのルーツは役行者の使役した鬼である、前鬼、後鬼にあるようなのです。
前鬼、後鬼は伝説では男、女の鬼だという伝説もあります。
つまり・・・

もうお分かりでしょう。
謎の男は役行者の術を使っていると考えられるのです。
そしてこの場合、童子と姫は、前鬼と後鬼を模した式神なのかもしれないのです。

では、なぜ謎の男は役行者の術を使えるのか。
謎の男=役行者・・・こればかりは恐れ多いですね(汗)
それより役行者の術を継承した者と考えるべきではないでしょうか。
これがもうひとつの「謎の男も鬼の仲間」とする仮説です。

第二十三之巻のヒビキと飯田のおじさんとの会話で、イブキのことを「宗家の若い衆」と言っていました。
「宗家」。イブキの吉野の実家であり猛士の総本部のことですが、「宗家」とは伝授された術を正統に継承してきた家のことです。
そして、その歴史が古いほど「分家」「分派」も多くなるわけです。
その中から「異端」とされた家系が出てきてもおかしくありません。
そう、謎の男は役行者の術を継承しながら異端とされた家系なのかもしれません。

前記事で響鬼たち鬼のマークが三つ巴に似ている話をしました。
その例として挙げたのが雅楽の大太鼓で「“三つ巴”と“二つ巴”紋が描かれた太鼓を一対で用いる」という話でした。
これは陰陽五行説で、奇数が「陽」で偶数が「陰」であることを現しており、陰・陽で一つの世界を形作っていることを現していると言われています。
これを猛士と謎の男に置き換えてみます。
猛士の「鼓」「管」「弦」、または「火」「風」「雷」の3流派が陽であり
謎の男たちが「黒」「白」の2流派が陰であると考えられます。
また、「火」「風」「雷」は陽に属し、「黒」「白」は陰に属していることからも陰・陽の関係にあることが頷けます。
つまり「表猛士」、「裏猛士」という関係が考えられないでしょうか。
もし、謎の男が鬼に変身できるとすれば、そのベルトには“二つ巴”に似たマークがあるかもしれません(ちょっと飛躍した想像ですが)

※〈追記〉fmGIGのDJ 田中逞馬さんはこの分派を「覇弥徒(はやと)」と
 命名されました。ナイスです(笑)
 ライダーファンなら、もちろんこの意味お分かりですよね?

では、この仮説での「金」「銀」の杖の意味は何でしょう?
前の仮説でも述べたように五行説での季節関係ではないようです。
これは単に「師弟」「兄弟」などの上下関係とみること位しか思いつきませんでした(汗)
師弟関係の斬鬼が「金」、轟鬼が「銀」であるのと同じ意味では?と考えました。
もし、兄弟関係であるなら・・・双子でしょうね(笑)
(僕は当初、黒も白も同一人物だと思っていました)

謎の男が誰なのか?については今のところ劇中にそのエピソードを見つけることができません。
第十九之巻で、おやっさんが謎の男について「吉野の予測は・・・だろうと・・・」と言ってました。
これはある程度の見当はついているということです。
それに対してヒビキやあきらの受け答えは「ですね」程度の簡単なものであり、やはりある程度は承知のようです。
ただ、その言動、表情から察すると、少なくとも猛士の近親者ではないことがわかります。

また1度ならず2度も遭遇したあきらに対して、圧倒的な力を見せているにも関わらず、とどめを刺すどころか拉致、監禁することもありませんでした。
これは他の鬼に対しても同じことが言えます。
つまり、謎の男の目的は猛士ではないということです。
では、謎の男の目的はなんでしょう。

前記事の魔化魍についての仮説で、「魍魎」とは自然界に宿る精霊であり、その精霊が魔物化(邪悪化)した時「魔化魍」となるという話をしました。
そこから考えられることは、自然を侵す人間に対する復讐です。
特に著しい自然破壊が進む今日、謎の男は魔化魍たちに人間社会への復讐をさせようとしているのではないでしょうか。
そして、もうひとつ。
魔化魍は元々自然界に宿る精霊、つまり神でもあったわけです。
そして、童子と姫も別の仮説どおりなら神なのかもしれないのです。
それを使役することは、すなわち、謎の男が“神々への冒涜”を続けているということに違いないのです。


仮説が多すぎて混乱されているようでしたら申し訳ありません。
謎の男に関しては、その他、「単なる陰陽師説」や「白蛇説」、「土蜘蛛族説」などがあります。
また、皆さんがコメントに書き込んでいただいた各説などもあります。
どれも興味深いものばかりですので、まだ本編の謎解きが始まらないようでしたら、それらも取り上げて考察してみたいと思います。

僕にとって、この仮説の当たり外れより『響鬼』が始まって中間点にあたるこの時期までに、これだけの数の仮説を立てられたことに価値があると思っていますし、それを読み物として楽しんでいただければ嬉しいです。
後半は、自分の仮説と徐々に解き明かされていく謎とを見比べ、検証しながら楽しもうと思っています♪
もちろん毎週更新するつもりっす(笑)



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最終更新日  2005.08.01 16:49:11
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