テーマ:トリノ オリンピック(362)
カテゴリ:川柳
珍しく今日2つ目の記事アップです。
やはり今日は何と言ってもこの記事でしょう。 以前、「僕の中では今ひとつ盛り上がりに欠けている」と話したトリノオリンピック。 しかし、フィギュアスケート 荒川静香選手の美しいイナバウアーがそれを一気に払拭してくれました。 昔からクラシックが好きな僕も、プッチーニの『トゥーランドット』を1日にこれほど何度も聞くことになるとは思いもしませんでした。 今日は午前中締切の仕事をするため、たまたま早起きしていました。 何の予備知識もなくTVをつけたらトリノオリンピックのフィギュアスケート女子最終組の演技直前。 そう、ラッキーにもその歴史的快挙を目にすることができたのです。 ブラウン管の中で、そしてオリンピックという大舞台で、日本人選手の演技があれほど美しく見えたことがありません。 それはアメリカ、ロシアの選手も及ばぬほどのものでした。 思わず川柳を一句 「何よりも 光り輝く イナバウアー」 イナバウアーとは、1950年代後半に西ドイツのイナ・バウアー選手が初めてフィギュアスケートで披露した技で、その選手の名前が付けられたものらしいです。 ビールマン・スピンみたいなものですね。 荒川選手のおかげで再び脚光を浴びていますが、採点上は低いレベルと判断されるそうです。 流れの中であそこまで体が反り返る美しいイナバウアーは荒川選手の真骨頂です。 超難度の高い技より、イナバウアーの美しさのほうが感動するのだから、フィギュアスケートは芸術なのだと実感させられました。 最後のスルツカヤが演技で尻餅をついたときは、サッカー日本代表がゴールした時以上のガッツポーズ(失礼)をしてしまいました。 今大会初の金メダル受賞シーンを目にして、朝から大興奮。大感動でした。 その後、仕事のほうもいつも以上にサクサクと進み、悠々と締切に間にあったことは言うまでもありません。 感動から元気を貰うとはこういうことなんでしょうね。 TVのニュースでは荒川選手の演技の度に『トゥーランドット』が流れ、仕事をしていた頭の中でもあの曲がずうっと流れていて、僕の中では今日1日で『トゥーランドット』が百回以上リピートされています(笑) 『トゥーランドット』は、イタリアのプッチーニが作曲した未完のオペラです。 荒川選手が使用したのはヴァイオリニスト ヴァネッサ・メイのソロバージョン『Violin Fantasy on Puccini's "Turandot"(「トゥーランドット」のヴァイオリン・ファンタジー)』だそうです。 これを機にこの曲の人気も上がりそうです。 さて、荒川選手はプロフィールでは神奈川県鎌倉市出身ということになっていますが、小学生(実はもっと早い時期らしい)の頃から高校を卒業するまで我が宮城県仙台市に在住していました。 愛称は「しーちゃん」。 フィギュアスケートに目覚めたのも仙台に移り住んでからで、小さい頃からその資質に注目されていましたから、ニュースなどで何度も目にして馴染みもあり、仙台市民の喜びもひとしおです。 幼少時からの映像も沢山残っているので、今日は朝から地元ニュースで荒川選手の成長記録のような映像が流れまくっています。 それにしても‥‥綺麗になりましたね(しみじみ) 早くも宮城県から県民栄誉賞を贈られることが決定したそうです。 荒川静香選手、金メダルおめでとう! おめでとう!トリノ日本! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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