|
カテゴリ:か行の作家さん
9月2日(火)
「ルネッサンス」 カルロス・ゴーン著 この本を読んで見たいと思った理由: 藤井孝一さんの「成功するためのビジネス書100冊」にて紹介 されていたから。 この本は本当に読んで良かった。素直にそう思える良書。 レバノン系ブラジル人の父とレバノン系のフランス人の母の間に 生まれ、初等教育はレバノンで受け大学はパリ。ミシュランに 入社してブラジルやアメリカで業績を上げてルノーのNo2として ヘッドハンティングされ、ルノーと日産の資本提携により日本 で日産のCOOとして赴任。その後社長として現在に至る。 ざっと書くとこんな感じだけれど、私がまず思ったことは 日本人とこの人ほど対極をなす人はいないということ。 本にも書いてある通り住んでいた街に対してはそれぞれ愛着を 持っているけれど、所謂故郷というのはどこなの?考えてしまう ような人生ですな。 まだ現役の社長さんであり今後どういった浮き沈みがあるか わからないけれど、彼のような日本人と異質な経歴を持った、 しかしながら考えられないくらい優秀な外国人経営者が辣腕を ふるうってことはこの国にとっても凄くメリットがあったので はないかと私は思います。 いつものように気になった点は以下の通り。 ・新しい仕事を請け負うときは先入観を持たず、常に白紙状態 から始めること。 ・実行こそすべて-これが私の持論である。 ・日産の根本的な問題は、経営陣が方向を見失い、利益をあげる ためになすべきことの優先順位を見失っていたことにある。 ↓ポチッとお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.04 21:41:14
コメント(0) | コメントを書く
[か行の作家さん] カテゴリの最新記事
|