19番の独り言

1月19日(月)

「弱者の戦略」　栢野克己著


弱者の戦略

かってこれほど赤裸々に自分のことを語る成功書が
あったでしょうか？

サラリーマン時代の挫折。借金。母親の自殺。独立して
からの浮き沈み。うつ病。

あえていえば等身大の成功本。成功本では語られることの
少ない。成功するまでの卑小な自分。そこを語ることで
今、もがいている人達を応援する内容となっています。

しかしながら、じゃあそんな著者がどうしてまがりなりにも
成功をすることが出来たのか？その答えがタイトルにもある
弱者の戦略=ランチェスター戦略なのです。

ランチェスター戦略については色々語られているのでここ
では端折ります。ただ、それは戦争における戦い方であるのは
勿論だけれど、ビジネスや生活全般といったおよそ人間の活動全て
に対して応用が利くものと理解した方が良いと思います。

気取ったビジネス書ばかりじゃつまらない。こうした本があって
も良いんじゃないでしょうか？

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