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カテゴリ:か行の作家さん
3月2日(月)
『借金の底なし沼で知ったお金の味』 金森重樹著 お金の味 ひとことで言って「凄い本」でした。 面白いとか、為になるとかを超越してただただページを 捲る手が止まりませんでした。 著書の本を読んだのは初めてです。巷でこの本が絶賛されて いたので読みました。内容ですが、非常に酷薄な言い方をし てしまうと、 「勉強ばかりしていた田舎っぺが東京で騙されて借金を 背負い、そこからどう這い上がったか?」 という話です。著書も当時の自分を振り返ってみて騙された 方が悪いと仰っています。 しかし何故この話がこんなに魂を揺さぶるのでしょう? 感動するのでしょう? 多分私達が知っているのだと思います。いつ自分がこのよう な状況に陥ってしまうのかはわからないということを・・・ そして著者がどん底の中でもがきあがいて見出した成功法則 が真実だということを。著者の勇気 今、この未曾有の大不況の中でこの本が出版されかなり売れて いるということは何か大きな意味があると思います。 なぜなら先日読んだ「貧困ビジネス」の例を出すまでもなく、今後 ここに出てくるように、 ・最初から人を騙すことが目的である。 ・鴨がいて初めて儲かる。 ・貧乏人をさらに貧乏にする。 といったビジネスがますます跋扈してくると思うからです。 そういった悪意あるビジネスに絡めとられない為にもこの 本を読みましょう。絶対に必要な知識のオンパレードです。 そして私と感動を共有しましょう!! あとがきを読みながら思わず涙してしまったのは久しぶりの経 験です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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