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2011.01.02
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カテゴリ:さ行の作家さん

2011年1月2日(日)

書評:『1円家電のカラクリ 0円iPhoneの正体』 坂口孝則著


【送料無料】1円家電のカラクリ0円iPhoneの正体

ども。Kentです。ああなかなか書評が出来ずに申し訳ないです。
本書は相当前に読んでいたのですが、やっと書評が書けました。
勿論買いました(笑)
さて、著者の真骨頂のテーマ。どう料理されているのか。わくわく。

目次:
第1章 赤字は、すばらしい
第2章 赤字の功罪
第3章 無料ビジネスと赤字ビジネス
第4章 新たな商品の到来

感想:

本書は「赤字のすばらしさ」を伝えると共に我々読者に新しい
世の中の形を見せてくれる。

「赤字はすばらしい」と書くと何をいっているのだ?と言われて
しまうかもしれない。

でもそんな人であっても、一昔前まで殆どただで購入できていた
携帯電話。マンションなどに入っている「光回線に変更すれば○
ヶ月無料!」のチラシなどを見て損して得取れの赤字販売に
関しては何となく知っているのではないかと思う。

かくいう私もそんな一人だ。

ただ、さすがの著者のこと。そんな私のような凡人が考えつく赤字
に関する考察のはるか先を行っている。その展開を素直に楽しめ
ばよい。

全編楽しく読めたが、私は本書を素晴らしい一冊だと思った。
それは以下のフレーズを読んだからだ。

《消費自体が労働になった》

僕の中で何かがストンと落ちました。あ、なるほど。そうか。
労働だから、これだけ情報が溢れているのだし。
労働だから、人々の嫉妬心や虚栄心を煽っているのだし。
労働だから、気付くとモノに囲まれて疲れ切っている。

著者が本書で提供した様々なモノの見方。この一つの概念を学べた
だけでも本書を読んで良かったと思いました。


全体を当して、本書は、今を、そう今を切り取った本だ。誤解しないで
欲しいが一年、二年後にあるいは数年後に陳腐化するという
話ではない。

読むのであれば今、このタイミングで読んで貰った方が良いし、
それをオススメするという意味だ。
何故なら、本書を読めばあなたがどんな職業に従事しているのであれ、
多かれ少なかれ自分がこの赤字経済に影響を受けているということに
気付くだろう。

自分の給料のここ数年の上昇幅。一向に上がらない年収。将来への不安。
その一つ一つをとっても赤字経済の影響下のもとにあると気付くだろう。

それに気づいた時にどんな行動を取るのか?それは各人の年齢やスタンス
によるのでしょうが、本書で著者が本当に伝えたかったこと。それを
考えながら生きていくことはあなたにとってプラスになるこそすれムダに
はならないでしょう。

だってやっぱり赤字は素晴らしいのだから・・・

著者紹介:
坂口 孝則
バイヤー兼調達・購買業務研究家。株式会社アジルアソシエイツにて調達・原価・コス
ト削減領域のコンサルティング、研修講師などに従事。大手製造業・小売 業・調達コ
ンサルティングファームをはじめとする300社のメンバーが集まる調達・購買業界で
日本最大の組織「購買ネットワーク会」幹事

まとめると:

<やっぱり赤字は素晴らしい!>

※この記事はアメブロでもアップしています。






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Last updated  2011.02.02 21:48:54
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