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テーマ:詩&物語の或る風景(1047)
カテゴリ:ノコとツチノコ
「え、まだ話してないのにわかるんですか?」 ダ・ビツチが、いまの状況を説明する前に問いかけてきたので、ノコは戸惑った。 『君らが出ていった後で、一度、細胞をデータ化した時のデータベースがあるのに気づいたのじゃよ。・・・それで、状態の変化が刻々と替わるのを受信し記録する機能も開発してあるから、いま固まりかけているというのもわかるのじゃ』 ダ・ビツチは誇らしげに言った。 「え、でもそれってプライバシーの侵害じゃありませんか(^^;;;」 『君らの生活する社会にプライバシーなど、存在するかね』 「はぁ、そう言われればそうですが・・・」 『個人情報などだだ漏れであろう?』 ノコは、ダ・ビツチの根拠なき自信に毎回、毎回、振り回されながら付き合っているのは、ひとえに好奇心を満たすためだ、と思った。 ダ・ビツチの無茶苦茶な発明は、未完成ながらいつもノコたちの窮地を救い、失敗の先にはまた新しい発見が待っている。 これを見ずに、あと残りが40年、長くてあと50年の人生を終わるとしたら、非常にもったいない事である。 <つづく> ランキング参加中です。 励みになります、バナーのクリックをお願いします 人気ブログランキングへ おかげさまで、20位以内です。 みなさまありがとうございます<(_ _)> ------------------------------------------------------------- 今日は、早朝にいろいろと書いている最中にストーブの灯油が切れ、もうすぐ終わりだからいいや~と思って毛布をかぶって続けていたら、あっという間に部屋が冷え切ってしまいました(^^;;; この間、灯油を注文したばかりだったのに、減りが早いです・・・ やたら寒い12月になりましたね。 終わってモーニングバードを見ていたら、尼崎連続殺人の首謀者、角田某の自殺のニュース速報が入り驚いていました。 留置場で自殺なんかできるのか、と思いましたけどね・・・ 前にそういう場所のドキュメンタリーを見たら、壁などにはモノが引っ掛からないようになっているようですし。 ただ、午後のミヤネ屋で解説があったみたいです。 自堕落すぎる人生だったから、裁判を受けるのさえ面倒になったのだろうと思ったりもします。 まともな裁きを受けて欲しかった、という遺族の方の気持ちはあると思いますが・・・ このような幕引きでは、とても納得がいかないだろうと思うと複雑な心境です さて、このごろ菜園ネタがほとんどなかったです。 これは、先日家に取り込んだトウガラシです。 キッチンに吊しておいただけではカビが生えるかもしれないので、冷凍することにしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 13, 2012 02:29:09 AM
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