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カテゴリ:居眠り磐音
江戸時代というか、磐音が生きていた時代、何処の剣術道場にも、さまざまな曰くで何人かの客分という剣術家が居た。
磐音の尚武館道場にも、4人の客分居る。 一番最初の客分は、まだ佐々木玲圓が存命のころ、玲圓、おえい、磐音、おこん、の四人の総意で、尚武館に留まってもらうことにした。 小田平助さん。技量、人柄が気に入られたわけ。 この人は磐音のもっとも辛い時期に、大きな助けをした人。磐音、おこん、門弟衆、の信頼の厚い人。矢折れの名人、剣術もたいしたもの。教え上手。 次に出会った人は、向田源兵衛さん、この人も人柄、技量を磐音やおこんに気に入られた人だけど、どうしても仇討ちをしなければならない人で、磐音はその事情を理解し、仇討ちの立会人になり、仇討ちを成功させた。向田さんのいた藩の世継ぎに関する不正を向田さんが知っていたことにより、向田さんも狙われていた。闇から闇に葬るのでは無く清清堂々と決着を付けたいと向田さんは相手方に願い、果敢に闘い勝ったわけ。 でも 藩の騒動だし、まだまだ遺恨を残す、と考えた磐音は、向田さんに、しばらく旅に出ることをすすめ、「尚武館は向田様のためにいつでも門を開いております」と言って送り出した。 その後尚武館は田沼意次に潰され、玲圓とおえいは自制し、磐音とおこんは放浪の旅に出なければならず、苦しい時期が続いた。 そのことを向田さんのは旅の空の下で風の便り、で知った。 放浪の旅を終え、江戸に戻った磐音は田沼意次の妨害で門弟も集まらず、経済的にも苦しい時期で、物価高のおり、門弟を食べさせるだけで精一杯だった。 磐音は大藩の剣術家指南役になりいくらか、お金が入って来るようになったけど、食べさせることが精一杯だった。 向田源兵衛さんは20年ちかくの放浪の旅を終えて、神保小路に尚武館坂崎道場が再興された事を知り神保小路を訪ね、磐音に歓迎され、尚武館に留まることを願われた。丁度小梅村にも道場を残し、田丸輝信が道場を任されていたので、輝信の相談役として、輝信を後見することになり、小梅村にすむことになった。この時期はようやく、経済的にも余裕ができ、客分1人増えても大丈夫になっていた。 空也は向田さんと稽古をする事が大好きになっていた。 向田さんも教え上手で磐音の信頼も厚かった。 それから10年近い月日が経ち、尚武館の名は各地に広がり、門弟も増えてきた。 空也が武者修行にでて4年目あたりに、一人の武芸者が尚武館に登場破りとして訪れた。 慌てる事なく、磐音も英次郎もその人の人柄と技量をみぬいていた。江戸にきて食い扶持を得るために訳もわからず、尚武館に来たわけだけど、何日も食べていない事をもらし、道場破りより、食事を取る事が先と、その上長屋で寝てから道場破りでも稽古でもなされば良かろう。と 兵頭留助と名乗り、棒術が得意らしいので、小梅村の小田平助さんの所におくった。 平助さんも兵頭さんの人柄と技量を見抜き快く受け入れ稽古をした。 兵頭さんはなかなかの腕前であることがわかった。また1人客分が増えた。 そして間もなく、また1人の武芸者か尚武館をおとずれた。明石姫路から来た人。長年の朗々の旅をしてきた人とはおもえないので、英次郎はどなたかの口利きであろうか?と尋ねた。そうではない。英次郎は人柄、技量をみぬいていた。訪問者の名を尋ねた。播磨姫路城下にて辻無外流を学んだ撞木玄太左衛門。と、 英次郎も中川英次郎と名乗った。撞木さんは、そなたの名を空也どのより聞かされた事がある、と すぐに磐音に伝えられ、磐音は大喜びで迎えた。 武者修行をしている空也が初めて尚武館に人を送ってきた。と そして 撞木さんも尚武館の客分になった。 読者は おやおやそんなに客分をふやしてもいいのかい。と 突っ込んでみたくなる。 人柄、技量が優れていて、決して悪い事には関わらない。 尚武館で若手の教え手として活躍している。 他の道場では、空也も出会った事があるけど、道場に都合が悪い人物を殺す役目がある。そして何某かの金銭を得るわけ。客分が命を落とせば、それまで。まったくの犬死になる訳。 磐音は、これと思った客分を丁寧に扱い、持っている技量を思う存分発揮させる。 それは、磐音の助けにもなる。 多才な人が集まり、質の高い稽古が出来る。 長くなっまった。 これにて今日の分は終了。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/09/25 07:11:07 AM
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