ぐっとこらえていたものが
長男に小さかった頃,私がとっても怖かったと言われた。本当に怖かったのだろう。怖かったと思う。今までだったら、『言われた!』と恐怖におののくのだが、今回は違った。私も辛かったんだということを同じ人間として話しができた。彼の出産にまつわること、そのとき起きた出来事、そんな話しをしていたら、涙が出てきた。ファミレスで泣くわけにはいけないし、彼は私を泣かそうとしてそんなことを言ったのではないと思った。ぐぐっと我慢して家に帰った。長男には伝わったかどうかは解らないが、とにかく私のせっぱ詰まっていたその状態を話してみた。とにかくお風呂にはいって、流す物をながして それから 日課となったトーニングをしようと今日は思った。お風呂にはいり、すぐトーニングをし始めた。ロイヤルブルーのトーニング。昨晩とても大きな暖かいものを後ろに感じてとっても包まれている感じがしていた。今日はこの音を出したときの事を思い出した。自分の恐怖を癒す声をだす。あ~自分のこの声で自分を癒しているのだと感じたとき、小さい頃の私がイメージのなかでは、私を無視して自然の中で遊んでいたのだが、私の方に来た。そして私を抱きしめてくれた。小さい頃の私が、「怖かったよねぇ~大丈夫 私が抱きしめてあげる」と言った。私の目からは涙が玉のようにホロホロと落ちている。しかも右目だけ。そして昨日感じた 大きな暖かい感じを背中に感じた。この感じは今の私の意識だ。私自身が私を包んでいる そっと優しく。ロイヤルブルーの音を聴きながら私は無意識のうちに、なくなった右の卵巣のあたりに手を置いていた。「怖かったね怖かったね」と言いながら。そして 開腹手術をした後をずっとさすっていた。自分で本当にあの出産や手術が怖くて怖くて仕方がなかったんだということを感じながら、とても我慢していた昔の自分を見た。誰にも手術の恐怖を言わずとにかくぐっとこらえている手術の時の私。怖さを言ってしまったら何もかもが終わってしまうのではないのか?と感じている私。その恐怖を感じて体がオフになることは無いが、とにかく押さえ込んでいたものが涙となってでている。その感じを感じるその支えになっているのは、インナーチャイルドの私と今の意識の私。感じきるまで感じきった。イエローのトーニングではインナーチャイルドがいっぱい私の胸のあたりで太陽のように暖かいものをどんどん私の内側に送り込んでくれていたように感じた。トーニングしながら、何か自分に言っていたようにも思うのだが、もう忘れた。息子の言葉は 私の何かを感じるきっかけをつくってくれた。ありがとう。