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奮闘する「大器晩成」日記

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2009年08月の記事

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６４回目の夏

　今日も暑い一日だった。きっと６４年前も同じように暑かっただろうか。　６４回目の終戦記念日は、「靖国参拝」が、麻生首相が参拝を見送ったためか、さほど話題にならなかった。　解散して来週火曜日から選挙だから、それぞれ選挙区に張り付いて東京に来ている場合ではない、ということもあるだろう。　最も選挙のムードもまったく盛り上がらない、が。　どうなることやら。

August 15, 2009

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「中央政府」が担う責任

　やっと夏らしい暑さとなった１日だった。「お盆」になってやっとこの暑さではちょっと遅すぎるが。しかもこの陽気は来週くらいまで、らしい。　今年の夏は短いようだ。　もっとも最近天気予報、特に気温の予報は当たっていない気がするが。　今年の夏は熱帯夜がほとんど無い。寝苦しい夜が無くてそれだけはありがたい。　民主・社民・国民新党は今日、衆院選で掲げる「共通政策」を発表したとの報道があった。その中身を見ると、内政に関するもののみで、中央政府が第一に担わなければならない「外交・安全保障」に関する項目は一切無い。　衆院選で掲げる３党の共通政策、ということは選挙後に政権を担える結果となったならば連立協議はこの共通政策の枠内で行う、ということだ。　今回の総選挙で自公両党も野党も掲げている政策の大きな柱が「地方分権の推進」だ。その裏には「中央政府」は地方自治体が担えないもの、それこそ「外交・安全保障」政策といったものを中心に責任を担う、という仕組みに改めていくということではないのか。　にもかかわらず、民主・社民・国民新党という枠組みはどういう「外交・安保」政策を実行するのかという選択のために最も重要な情報を隠したまま「政権の枠組み」を国民に問うつもりなのだ。　これでは無責任のそしりは免れまい。自公両党でなくても批判したくなる。　第４５回衆議院議員総選挙は来週火曜日１８日に公示となる。世論調査では民主党が有利なようだが、有権者は検証に検証を重ねて「うっかりの一票でがっかりの４年」とならないようにしたい。

August 14, 2009

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これ以上「政治の質」を下げるな

　今日は、夏らしい暑い一日だった。　最高気温は埼玉で３２℃程度だったようだが、昨日までが比較的涼しかったので、少々疲労感がある。　そんなわけで今日の記事エントリーは軽く、ね。　そうそう、最近何回か今度の総選挙はマニフェストの「美名」にごまかされてはならない。政策よりもむしろ「候補予定者の資質」をきちんと見極めて投票すべきだと書いた。　2009年７月18日「政策」と「人物」を選択する総選挙に　2009年８月10日マニフェストだけじゃない！候補者個人の資質も問え！！　現行の選挙制度では、いくらマニフェスト選挙だと主張しても、結局政党は「政治家個人」の政治的行動の自由を縛りきれない。選挙の時には有権者に良い顔をして選挙後にはマニフェストの実行を反故にしても誰も責任を問われないのだ。　なぜこうなってしまうのか。　この問題を紐解く参考になるニュース記事を見つけた。「【政治の病】政治家の質の低下」という８月１２日配信の産経新聞のコラム記事だ。　この記事の後段で、日本が小選挙区制度を導入するときに参考にしたというイギリスの選挙について記述がある。　そして最後の段で「残念ながら、自民党も民主党も厳格な候補者選定制度がルール化されておらず、必ずしも能力がある人物が候補者となっているとはいえない。今回も“投票したい候補者がいない”と嘆く有権者は多い。政党はこの不満にどう応えるのか。」と結んでいる。　まさに私の懸念と一致している。　マニフェストという政党が主張する政策を前面に打ち立てて行う選挙、という割には候補者となりうる人物の選考は、党はまったく責任を負うことなくしかもその過程も開かれたものになっていない。　このことが、政治家の質を低下させ、しかも無責任体質を増長させるという悪循環を生み出しているのではないか。　「政権交代」を目的にした投票では、国民に痛いしっぺ返しが必ず来る。各政党の政策を実行する能力がある候補予定者なのかどうか。そこを見極めなければ４年前の轍をまた踏んでしまうことにもなりかねない。　ちなみに、アメリカの選挙は、イギリスのような政策を選ぶ、というより候補者の人物を選ぶという傾向なのだそうだ。日本もどちらかといえば候補者を選ぶ制度だ。選挙公約はあっても「マニフェスト」は無いようだ。

August 13, 2009

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政治モラルが崩れてゆく

　我が埼玉上尾でもやっと太陽が顔を出した。もっとも気温もグッと上がると思いきや、３０℃をちょっと超えるくらいだったようだ。　明日は３５℃近くまで上がるような予報だが、曇の上で夏の太陽は足早に去ってしまったのか。　今日の青空はすでに「秋の気配」だ。　橋下大阪府知事は「首長連合」で民主支持を明確に表明したそうだ。　どうにもこれはおかしな話だ。　自分は自民公明両党から推薦をもらって知事選挙に臨んだのではなかったか。　選挙で受ける政党推薦とは選挙のときだけのものではない。推薦を受けるということは、少なくとも４年間の任期の間はその立場にあるということだ。　こういう政治家の安直な判断が、政治の質を貶めていると思わないのだろうか。こういう政治家の行動が、信頼を裏切っているとは感じないのだろうか。しかも国民の意思表示である選挙そのものも軽んじている。　その意味で、「首長連合」は、主張する「分権の推進」や「政治や行政の改革」も言っていることはカッコいいけれど、結局単なるパフォーマンス、ということになる。　私は橋下大阪府知事に、自身の選挙のときになぜ自民公明両党からの推薦を受けたのか、その理由を再度聞きたい。　こういうところから政治のモラルが崩れてゆくのだろうと思う。　同時に橋下知事を支持した大阪府民の皆さんにもじっくりと考えていただきたいと思う。

August 12, 2009

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驕る○○は久しからず

　集中豪雨、そして地震。被害に遭われた方には心からお見舞い申し上げます。　それにしてもここ何日間か政治ネタがテレビからすっかり消えてしまった観がある。　解散から投票日までちょうど折り返しを過ぎた。が、この中だるみは何だろう。　事情通から、全国的に民主党候補予定者が優勢の選挙区では、如何に労力をかけずに選挙に勝つかということで、事前活動を余り積極的にやっていないという話を聞いた。　民主党支持者も、今回は楽勝だということで緊迫感が無い人が多いという話も聞いた。　つまり、すでに勝った気になって驕っているというのだ。　さもありなん、だ。　結果、次第に国民は冷めてきているのではなかろうか。　驕る平家は久しからず。

August 11, 2009

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マニフェストだけじゃない！候補者個人の資質も問え！！

　今回の衆議院議員総選挙では、「政党の政策」を最も重視して投票先を決めようとしている有権者が、半分近くに上ることが産経新聞社とフジＴＶの合同世論調査で判ったとのニュースを見た。　なるほど。マスコミがキャンペーンに注力している「マニフェスト」選挙が浸透してきた結果、と思える。　だが、我が日本の中途半端な小選挙区制度とマニフェストでは、政党の政策の良し悪しを比較するだけで投票行動を決めるのは危険ではないか、と危惧している。　我が日本の選挙制度はあくまでも「候補者個人」に信を託すものであって、政党に託す制度ではない。　ましてや総選挙後の政界再編が予想される中、政党の存続はまったく担保が無いのだから、自民党や民主党のマニフェストにもある比例区の定数削減ともなれば、ますます政党の政策の比較で票を投じるのは、民意が軽んぜられるものになる。　そもそも、候補予定者がどういうプロセスと理由で決まったのか知っている有権者は皆無だろう。逆に言うと多くの有権者はそこにまったく関心が無いのだろうとも思う。　住んでいる選挙区で出馬する予定の人物がどういう手続きと理由で決まったのかが明らかになっていないのに、政党の政策でその選挙区で誰に投票するかを決めるとなると、その候補予定者には選挙後に離党を含めた「政治的な自由」が存在するために、有権者の意思はまったくないがしろにされても、その政党や候補予定者には責任は無いことになる。　個人を選ぶ制度なのに、表面的に政党を選ぶような制度を装っているからこういう矛盾を抱えることになる。　マスコミのキャンペーンがどうであっても、制度はあくまでも法に基づくものである以上、日本の選挙制度はあくまで個人に投票するものだ。　どんなに立派なマニフェストであっても、法的に政治家個人の資質に左右される以上、国会議員としての資質をむしろ第１に考慮して投票しなければ危険だと思うのだ。

August 10, 2009

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関心の矛先

　昨年ほど暑くはないのだが、昨年と同じように夕方の雷雨は今年も多い。　つい先ほど、１６時半過ぎ頃から、まさに「バケツをひっくり返す」というたとえのとおりの豪雨となった。　一瞬にして道路は川のようになり、時折突風も吹いた。　あまりのすさまじさにしばし呆然と窓から降る雨を眺めた。　テレビでは芸能界の薬物汚染のニュースで持ちきりだ。すっかり選挙のことはどこかに吹っ飛んでしまった感がある。　こんな調子で選挙までさまざまな話題と事件で覆い隠してしまうのだろうか。国民の関心の矛先は常に動き回っている。　投票率が上がらないと誰が得をするのか、今度ばかりはちょっと判断がつかない。　

August 9, 2009

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４年間の「旋回」

　今年の夏はここ何年かと異なりまったく涼しい。多少蒸し暑いが、それでも３５℃を連日越えていた昨年と比べれば何のことは無い。　さて、今日８月８日は４年前に衆議院を解散した日だ。あの夏の私のホームページのダイアリーには突然の解散での混乱と、日に日に加熱する刺客報道などへの懸念といった、今読んでもなかなか読み応えのある（手前味噌！）心情が綴られている。緊迫した日々だったようだ。　あれから４年経ち、私を取り巻く環境も私自身の考え方も、そして民主党も大きく旋回した。　いったいどこに進んでいこうとしているのか。　４年前の「熱狂」が壊したものは大きかった。今回の選挙はそのことを冷静に見る目がもっとも肝心だ。

August 8, 2009

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夏が終わる？

　午後３時頃のことだ。所用で隣町にいた。　曇ってはいたが、今にも雨が降りそうというほど切羽詰った空模様ではなかった。　ところが突然大粒の雨が落ちてきた。駐車場に止めてあった自家用車に逃げ込んだ。　突然の豪雨だった。雨の中を家に向けて車を走らせた。　２キロほども進んだだろうか。突然雨が上がった。道路は乾いていてまったく雨が降った気配は無かった。　まさに「局地的」な雨だった。　その後、夕方からは雷鳴とともにものすごい豪雨となった。まるで夏の終わりのような雨だ。　８月７日。暦の上ではもう「秋」なのだ。

August 7, 2009

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裁判員裁判「一審」終了

　今日もさほど暑くない一日だった。明日以降のさいたま地域の週間天気予報は晴れの日が続くようだが。もっとも気温は昨年ほどではない予報だ。一応連日３０℃は超えるらしいが。　初めての裁判員裁判が終了した。私の予想通りやや「重い」刑だったように感じている。　これは「公正」な判断なのかどうか。　なんとも評価できない。　今回は４日間という裁判としては短い期間で判決となった。記者会見した裁判員の中には、「体力的にこれくらいの時間が妥当」といった発言をした人もいたようだ。　だが、今回のように犯罪事実について争わないのであれば短い時間で終わらせられるだろうが、全面的に争うこととなったならば、なかなか短い時間で判決を下すのには無理がある。　この審理日数の問題を含め、今後さまざまな課題が明確になるだろう。　それをどう乗り越えてゆくか。裁判員制度の真の意味での是非は「これから」判断されることになる。　裁判員の記者会見の報道を見る限りでは全員が「達成感」に包まれているようだが、疲れただろうなという同情の気持ちとともに、やり遂げた達成感ばかりが強調されることにやや違和感も感じた。　

August 6, 2009

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酷暑はいずこへ

　たかだか３０℃を少し超えるくらいの気温だったのにとっても暑く感じた一日だった。　この程度でこれほど暑く感じるなんて、昨年はよく耐え抜いた、としみじみ思う。　最も人間は環境順応が高い動物らしいので、毎日暑ければそれに慣れていけるのだろう。　今日みたいに昨日に比べて結構「暑い」としんどいわけだ。　明日もそれなりに暑いらしい。　体調管理に気を付けてはいるものの蒸し暑いと辛いな。　それにしても、昨年のような暑さが来ないまま夏は終わってしまうのだろうか。

August 5, 2009

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感情の起伏

　最近、人の脳の仕組みに興味がある。　同じ出来事に直面しても、人によって重大な問題だと捉えられたり、まったく問題扱いされず場合によっては「そんなことがあったっけ」とほとんど記憶にすら残っていないということもある。　この違いは何で起こるのだろうか。　感情は何種類かある脳内伝達物質のどれが分泌されたかで決まるらしい。が、どうして例えばネガティブな感情になる物質が分泌されるのか。　つまりある出来事に直面したときに、ある人はネガティブに捉え、ある人はポジティブに捉えるというこの違いは脳内伝達物質の何が分泌されたかによるらしいが、どうして人によって、同じ人でも時と場合によって違う物質が分泌されるのだろう。　もっと言うと、感情は物質によって振り回されているのか。　自分の感情の起伏を考えたときにとっても不思議なのだ。

August 4, 2009

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暑くない夏

　久しぶりに夏の太陽が顔を出して暑い一日になった。が、昨年ほどではない。エルニーニョ現象が起こっているのだとか。明日からまた愚図ついた天気になる予報だ。　今年はさほど気温が高いわけではないが、たまにちょっと暑い日があるために熱中症になりやすいのだそうだ。気温が比較的低いところに体が慣れているからなのだろう。　明日はまた涼しいらしい。　エアコンを使わなくて済んでいるのはとてもありがたいが。

August 3, 2009

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いのちを守るということ

　各党のマニフェストが出揃って、今日の日曜恒例「政治番組」では、出演政治家の舌戦が結構楽しめた。　なるほど、と思ったのが民主党の「子ども手当て」は配偶者控除の廃止といった所得税控除の見直しを抱き合わせで行うとあるが、これは単に所得税負担が増えるだけではなく、所得額から算出される社会保険料負担も増えるという問題点が指摘されていた。　そういえばそうだ。「恒久」減税が撤廃されたときに、いきなり国民健康保険料負担が何倍にも増えた家庭のことがマスコミを賑わせたことがあったっけ。　税金が増えるだけじゃないところにこの「控除の廃止」の見えない問題点がある。だが、そのことはまだ民主党ははっきりと説明していないようだ。　さて、いろいろとマニフェストを見比べていると、全体としてバランスの良さを感じるのは「社民党」のマニフェストだ。「意外や意外」と言ってしまっては失礼か。　社民党のマニフェストで気に入ったのが「いのちを大切にする」と言うことをまず最初に謳っていることだ。　最近気になっていることの一つがいわゆる「自殺」対策だ。年間３万人を超える人が自ら命を絶つという選択をしている。先日の報道では今年も例年と同じかそれ以上のペースで増え続けているというものだった。　ここに対する政治の対応は、なんとも心もとないものがある。そうなってしまう理由の一つには「自殺」という道を選ぶのは最終的に「自己責任」という意識が政治家の側にあるのではないか、という疑念が私にはある。　以前、党に関係した地域の人が自ら命を絶つという事件があった。詳しくは判らないが地方選挙での勝敗にその理由があったと推測された。　当然地域の責任者である総支部長や地域組織にもその責任の一旦はあると考えていたが、現実には「本人の問題」だと片付けられた。　政治家は「成功者」なのか。であるためか「暖か味」がまったく無い対応だと感じたし、それこそ民主党に対する「疑問」を感じた最初のきっかけになった出来事だった。　それ以来私の周辺でもこういった「自殺」事件の話を聞くようになった。昨年１１月の記事にも書いたが、政治はこの自殺者の増加にまず対応しなければならない。特に勤労者の「過労」や中小企業経営者の「経営の行き詰まり」での自殺は「政治災害」といってもいいのではないか。　政治の最大の存在意義は「いのちを守る」ことにある。この４年間でいのちを蔑ろにする政治が行われてきたと私は感じている。今回の総選挙はそのことへの検証も大きなテーマとなる。　

August 2, 2009

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ターニングポイント

　八月になった。　だが、まだそれほど夏らしい暑い日はない。　それどころか、今年は日照不足で冷夏、という予報なのだそうだ。　総選挙投票日まであと一か月ほどとなった。　熱い戦い、暑い夏になるかと思いきや、どうもこちらもさほどではなさそうだ。　解散からの長い期間のために国民の多くは「冷静」なのだろう。　ムードでの一票は前回で懲りた。政策と候補者の人物をきちんと吟味して投票に臨みたい。　政権が代わろうが代わらなかろうが日本にとって「ターニングポイント」の総選挙なのだから。

August 1, 2009

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