『 こー 』は冗長系なん？

０９．０９／１９ トータス松本 戸田

トータス松本　ＦＩＲＳＴ
２００９．０９／１９　戸田市文化会館


最初はステージ前にＡＧ１本とマイクスタンド１本が置いてあるだけだけで、
その後ろのステージには青い幕がかかっていて、セットなどは全く見えない。

定刻より７～８分押して開演・・・

下手袖からトータスが登場、上下黒のスーツに黒いハットを被っている、
ちょっとかしこまった・・・Ｒ＆Ｂの昔の映像を見る様な衣装。

立ち位置に用意されていた機材（小さいハードディスクですかね）を取り出すと、
その場でコーラスを３パートとリズム１パートを、自身で録音し始めます。
そして、自身で撮ったコーラスとリズムに合わせて・・・

ＹＯＵ ＳＥＮＤ ＭＥ（ユー・センド・ミー）
　この曲を歌いだします。
　しっとりと聞かせる演出、場内は大きな拍手♪

　ＹＯＵ ＳＥＮＤ ＭＥ だけを歌うのかと思いきや、途中から・・・

はじめに
　この曲へ繋がる、ちょっと凝った演出を披露。

　歌い終わると場内からは割れんばかりの拍手と歓声。
　トータスはニンマリと「してやったり♪」て感じの笑顔。
　と、今の曲の余韻に浸る事なく、次の曲のＯＰが・・・

明星
　青い幕が上がりステージが現れ、
　さらにステージ上の照明が全灯されます。
　一気に客席のボルテージが上がりました。

　歌い終わり、Ｐの軽やかなイントロから・・・

いつもの笑顔で
　この曲へ。
　最後はアカペラ披露と、ドップラー効果を使って少しだけ遊んで楽しませて、かき回しで終了。

涙をとどけて


ゴースト
　




－ ＭＣ －

　ト　改めましてこんばんわ・・・こんばんわ、本っ当にこんばんわ

　と、何から話そうか上手くまとまらない様子で始まり・・・

　ト　今日は来てくれて、ほんっっとうに嬉しい！

　こんな挨拶で始まったＭＣ・・・
　客席からは、もちろん大きな拍手、なかなか鳴り止まない拍手を制する様に・・・

　ト　今日はデビューした様な気分です。
　　　顔が思いっきり知られてるのにデビューしたみたいな・・・気持ち。
　　　歌えることが嬉しい。

　そうＭＣが続き・・・

　ト　バンド名を付けたんですよ。
　　　僕の中にある音楽を、上手く表現してくれるメンバーなんですけど、
　　　お金を入れたら、ポンッとすぐに出てくる・・・ジュークボックス、それに掛けて、
　　　「トータス松本 ｗｉｔｈ ｈｉｓ ジュークボックス」
　　　メンバーを紹介します・・・

　　とメンバー紹介を挟み、大きな拍手に包まれる中・・・

　ト　ホンマ嬉しいわぁ・・・チケット買ってくれてありがたいわ。
　　　今日はオリジナルアルバム１枚しかないけど、ネタが尽きるまでやります！
　客　（笑＋拍手
　ト　最後まで楽しんでください。


ねむらないぜ
　




－ 短いＭＣ －

　次の曲にまつわるエピソード・・・

　曲を作ったけど、出来が良かったので提供しようか少し悩んだ事など。


Ｈｏｎｅｙ
　上戸綾さんに提供した曲。
　アップテンポの・・・アイドルが歌うイメージの、
　かなり「かわいい」曲でした♪

花のように 星のように


のぞみ


　歌い終わると、後奏が続いている中をトータスは一足先に退場していきます。
　後奏が終わって、そのまま次の曲へ・・・

みいつけた！
　かなり前奏を引っ張っていたのと、その最中、ステージ袖からバルーンが客席に投げられます。
　そしてトータスが衣装換えをして登場☆
　客席の中でバルーンが６つ弾んでいる中、この曲を歌いました。

Ｔｈｉｓ Ｌｉｔｔｌｅ Ｌｉｇｈｔ ｏｆ Ｍｉｎｅ



エビデイ
　間奏中に１階上手・下手座席はミキオさんが音頭を取って低いパート、
　１階センターと２階席はコジロウさんが音頭を取って高いパート、
　それにトータスがメインパートを重ねて歌う・・・そんな演出をしてました。
　会場全体でキレイにハモれていて、キレイでした♪


－ ＭＣ －

　ト　（満足そうに）いやぁ・・・本当にありがとうございます。

　ソロ活動を始めるにあたって母親からのメールに励まされた事や、
　４０に差し掛かった自身に対して、苦言を呈してくれる人が貴重だと思える様になってきた事などを話し・・・


僕がついてる



　歌い終えて・・・

　ト　今日の事、みんなの事・・・僕は一生忘れません、ありがとう。

　そしてメンバー紹介を挟んで・・・

　ト　これからも歌を大事にして行こうと思います。
　　　最後はこの曲にしてみました・・・これからも歌うぞ！
　　　みんなの前で、ずっと歌うぞ！聞いてくれる人が居る限り！！

ミュージック
　これからの決意を込めた様なＭＣから続いたこの曲、カッコ良かった☆
　生声で歌ったとしても、マイクを使って歌ってる様に聞こえそうな・・・そんな迫力を感じた。


アンコール

　先にバンドメンバーが登場・・・

Ｍｕｓｔａｎｇ Ｓａｌｌｙ（マスタング・サリー）
　イントロを演奏している中、
　トータスは何でかカウボーイの様な格好をして、馬の着ぐるみ（ハリボテか）を付けて登場、
　もちろん場内は大爆笑。
　乗ってる馬の手綱を操りながらステージを右へ左へ、
　途中で言う事を聞かない馬の首を絞めてみたり（笑
　細かいパフォーマンスで笑わせてくれました。


－ 短いＭＣ －

　馬の着ぐるみを脱ぎながら・・・

　ト　暑い！！

　着ぐるみと衣装を脱いで、スラックスとＴシャツになったトータス・・・

　ト　本当にどうもありがとう！！
　　　最後にもう１曲歌わせて下さい、
　　　とても好きな、センチメンタルなラブソング。

　もう一度バンド紹介をしてから・・・

夢ならさめないで
　しっとりと歌い上げます、その雰囲気にグッと引き込まれ、
　いい雰囲気で歌い終わると、後奏を待たずに・・・

　ト　ありがとう！

　そう言うと、一足先にトータスが下手袖へ引き上げます。
　すると突然、曲がアップテンポに変調し・・・

　ミ　トータース！！

　客席にも、そう声を掛ける様に促すと・・・
　下手袖からトータスが再登場☆
　大歓声の中、変調したままのメロディーに合わせてサビを歌い・・・
　挨拶して下手袖へ、すると再び・・・

　ミ　トータース！！

　それに合わせて・・・

　客　トータース！！

　で、トータス・・・カムバック（笑
　出てくるたびに被っているハットを、
　白色のもの → 赤色のもの → ゼブラ柄のもの と変えながら登場して来て、
　それぞれサビを絶唱し、盛り上げるだけ盛り上げて引き上げて行き、
　４回目の登場では 耳当て付きの毛糸の帽子で登場（笑
　「打ち止め」の合図だったのかな？（笑
　歌い終わって、演奏がかき回されて終了。

　最後はバンドメンバーと一緒に上手 → 下手 → ステージ正面と３ヶ所で客席に向かって挨拶、
　先にバンドメンバーが大歓声と拍手に包まれながら退場、
　その後をトータスが名残惜しそうに客席を見ながら後ろ向きに少しづつ後ずさって行き、
　最後は投げキッスをして照れくさそうに退場して行きました。


終演１９：１２分頃でした。





－ 感想 －

Ｖｏ　トータス松本（新人歌手と自己紹介）
以下・・・
Ｋｅｙ・ＳＡＸ　浦清英
Ｋｅｙ　伊東ミキオ（「恋女房」＝頼れる相方として紹介してました）
Ｂ　テッペイ（川崎哲平）
Ｄｒ　池畑潤二
Ｇ　テツロウ（遠山哲朗）
Ｇ　コジロウ
（※ バンドメンバーは下手側から立ち位置順です）

このメンバーでした。
そしてＭＣの中で・・・
“トータス松本 ｗｉｔｈ ｈｉｓ ジュークボックス”
と命名したと言ってました。

という事で、そのバンドのデビューライブになった今日・・・
ウルフルズでやってた時もトータスは楽しそうにしてた事はあったし、
盛り上がり弾けていた事はあったけど・・・
時として責任感からか、プレッシャーやストイックさが見え隠れしてて、
表情や雰囲気が堅く厳しく見える事もあったけど・・・
何て言おうか表現にとても困るんだけど・・・
今日は、何か憑き物が落ちたかの様なスッキリとした表情だったし、
ず～～～～～～～～～～～っとニッコニコの笑顔♪
ソロで自分のやりたい事を、やりたい様にやってる、いい意味で力が抜けてた感じ、
安心感というか、そんなのを感じたんだよなぁ。
何か話す度に「楽しい」「嬉しい」「幸せ」だったし、
客席の反応を見ては「してやったり♪」て感じの笑顔だったし・・・
肩の力を抜いて、実にノビノビと気持ち良さ気に、
ゆったりと音や雰囲気に身を任せてた感じ。

個人的には・・・
普通ならバンドをやってた人がソロをやるとなると、
どこか不安感があるものだけど、
１曲目、歌いだした瞬間のそんなのはどっか行った（笑
ステージはカッコ良かったし、とても居心地が良い空間だったし、
その場に居てステージを見ていて、とにかく楽しくて仕方なかった。
ライブ映像か音源がリリースされると嬉しいんだけどねぇ。

夢ならさめないで でのカムバックする演出・・・
帽子をたっくさん用意しておいて、７・８回やってくれないかな（笑


次はツアーファイナル、１０／２６ 渋谷Ｃ．Ｃ．Ｌｅｍｏｎホールに参加予定です。




－ おことわり －

ＭＣについては一字一句正確なものではありません。
また客席の様子やステージ進行などについても１００％正確なものではなく、
『 こー 』が個人的に感じた事や覚えている事でしかありません。
ここで書いた事は、あくまでも「ライブの流れ等をなぞる程度のもの」と、して下さい。


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『 こー 』