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カテゴリ:おでかけ
06/02、横浜の開港記念日だったこの日・・・
[大桟橋]にある[大桟橋ホール](通称「くじらのお腹」)で・・・ 「横浜地図博覧会」の第1弾が行われていました。 その中で、伊能忠敬が作成した日本地図「伊能大図」全216枚を 復元したものを公開しているとの事で・・・ 行ってきちゃいました☆ 正式名を「大日本沿海輿地全図」と言います、 縮尺は36000分の1 1800年から測量を開始して、完成したのは1821年となっています。 この全図は当時の江戸幕府に献上され後、所有権が明治政府に移った様ですが、 明治初期の火事によって原本を消失、伊能家にあった副本も後の関東大震災で消失、 これにより「伊能大図」は幻の地図となり、復元は不可能と思われていたが・・・ 2001年にアメリカ議会図書館で207枚の写本が発見されたのをきっかけに、 (当時の日本軍が測量基本図として写本したのを所有していたらしい) 国立図書館や国立歴史民俗博物館、果ては海保の倉庫などから数枚づつ見つかり、 全216枚が揃い、復元が可能になりました。 まぁ、細かい事はおいといて、 216枚を拡げると・・・ こんな感じ、大よそ35m×60m・・・ 大きすぎて画像にも視界にも全部が入りません(笑 南から北に向かって並べられているので、 その通りに行ってみましょう☆ まず足元に現れるのは・・・ 種子島と屋久島です・・・ 大きさが実感できない? これならどうだろ、 左が薩摩半島、右が大隈半島、画像の上が霧島くらいだけど・・・ 鹿児島県ですら全部入らない(笑 これでも仰け反って、頭の上まで手を挙げて撮ってるんですけどねぇ(汗 ちなみに手前に置いた『 こー 』の足が25.5cmです。 この時点で全体を撮るのがいかに無謀か・・・ という事を分ってもらえないでしょうか(笑 ここからは特徴的な地形や場所などを追いかけてみたいと思います。 まずは・・・ まずは九州最南端の佐多岬から、 そして・・・ こちらが錦江湾になります、真ん中にあるのは桜島です・・・ 測量当時はまだ地続きではなく(黄矢印)「島」だったんですね~♪ この対岸(赤丸)にあるのが・・・ 今の鹿児島市です。 続いて・・・ これは別府湾です、ここからは・・・ この2ヶ所を取り上げてみましょう・・・ 府内とは今の大分市、そして・・・ 別府もあります、当時から温泉地だったんでしょうか。 続いて・・・ これ分るかなぁ(汗 答えを書き込むと、こんな感じ、 有明海とその周りを撮ってみました。 今の熊本市・・・ 佐賀市・・・ 長崎市になります。 ちょっと離れて・・・ 対馬へ行って、こちらは・・・ 博多湾、海の中道が特徴的ですね・・・ もちろん福岡もあります。 こちらは・・・ 関門海峡・・・ 小倉、今の北九州市ですね。 関門海峡から本州をみた様子です。 さらに沿岸を北上してみます・・・ ここは・・・ 今の広島市です、当時から川が多かった所みたいですね。 山陰側に行ってみると・・・ 宍道湖と中海があります、もちろん畔には・・・ 今の松江市があります。 再び瀬戸内へ・・・ 今ならば瀬戸大橋がある辺りです、北側は・・・ 今の岡山市があって、南側の四国には・・・ 今の高松市ですね。 四国にある特徴ある地形と言えば・・・ ここじゃないでしょうか・・・ 左上は今で言う大分県の国東半島、 左下は佐賀関半島、対岸の右にあるのが愛媛県の佐田岬半島、 その間は豊後水道(黄矢印)です。 非常に複雑な海岸線の佐田岬半島も・・・ この精密さ、すごい事です☆ 四国の東にあるのは・・・ 淡路島と大阪湾です。 画像の左下にあるのは・・・ 鳴門海峡です、当時から「うず潮」が見えられたんでしょうか。 紀伊半島を南から見ると・・・ こんな感じ、何せ大きすぎて何を撮ってるんだか分らん(笑 位置関係を書いて見ると・・・ こんな感じになりますよね、左上に・・・ 和歌山があります。 ここから大阪湾岸を北上して行こう! と思うのですが、文字数の都合で・・・ 話は長々と次へ続きます(←クリックすると移動します) 2009年06月08日 19時03分 初回UP 最終更新時に一部画像入替 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月08日 21時00分31秒
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