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2007.07.29
テーマ：映画館で観た映画(8348)
カテゴリ：映画 ハ行
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』を観ました
 世界的ベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズを映画化し、 メガヒットを飛ばした映画版シリーズ第5弾  おなじみの主人公ハリー・ポッターとその仲間たちが邪悪なヴォルデモート卿相手に、 秘密同盟の“不死鳥の騎士団”と協力して戦う姿を描いた ファンタジー・アドベンチャー映画です   >> 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』関連 原題：HARRY POTTER AND THE ORDER OF THE PHOENIX ジャンル：ファンタジー・アドベンチャー 製作：2007年・米 上映時間：138分 監督：デヴィッド・イェーツ 出演：ダニエル・ラドクリフ 、ルパート・グリント 、エマ・ワトソン 、ヘレナ・ボナム＝カーター 、 ロビー・コルトレーン 、レイフ・ファインズ 【ストーリー】 ホグワーツの5年生になって学校に戻ったハリー。 しかし、ホグワーツでは「闇の帝王」ヴォルデモートが蘇った事実が 全く知られていなかった。 ファッジ魔法大臣は、ダンブルドア校長が自分の地位を狙って嘘をついていると疑う。 ダンブルドアとホグワーツの生徒たちを監視するために、「闇の魔術に対する防衛術」の 新任教師、ドローレス・アンブリッジ先生を送り込む。 ドローレス先生の仕打ちから、窮地に陥れられたハリーは…。  ランキング参加中です。ポチっとしてくれたら感激です  ここから先はネタバレを含みます。 ご注意を いや～、やっと観ましたよ  『賢者の石』から毎回劇場鑑賞してきているので、 今回のシリーズ5作目の『不死鳥の騎士団』もモチロン劇場鑑賞です 原作も読んで、すっかりハリポタマニアの大人の僕  今作品は前作に増して、ダークなモードに突入です  ハリーたちもすっかり大きくなってちょっとビックリ  今回初登場の魔法省から送り込まれたピンクと猫ちゃんをこよなく愛する アンブリッチ先生のドピンクぶりとあの癇に障る声は、ぞっとしましたね～  やることも陰険だしね…  このアンブリッチ先生、原作では吸魂鬼をハリーに送り込んだのは自分だと告白した場面が あったような気がするけど、映画では明確な発言はなかったような…？ グロウプのいる禁じられた森にハーマイオニーとハリーの言うことを信じて 護衛隊の誰も連れず一人で乗り込んで行った所なんか考えてみれば 警戒心が無さ過ぎで不自然な気がしましたが、 ケンタウルスに「あ～れ～」って連れ去られたシーンでは やっぱりスッキリです  不思議少女ルーナ・ラブグットは意外にかわいらしい女の子で ハリーと分かりあえている感じがして良かったですね そしてシリーズ毎に身体も存在感も格段に大きくなるウィズリーの双子  今回もやってくれました  アンブリッチ先生への反撃には気分爽快ですよ ドラゴン花火に食われたアンブリッチ先生の情けないお姿には笑いました  映画ではチョウ・チャンが真実薬を飲まされて 必要の部屋の場所をアンブリッチにしゃべってしまったみたい （スネイプが最後の真実薬はチョウに使ったと証言していたことより推測）だったけど、 原作ではチョウの親友マリエッタ（？）が密告するんじゃなかったかな？ だから映画では、バラしたチョウに対してのみんなの態度が酷で ハリーも無視して通り過ぎたし…なんだかかわいそうな感じが…  今回の作品で注目されていたハリーとチョウのキスシーンですが、 もっと軽いフレンチキスなのかと思いきや長～～～い しかもいろんな角度からとはここだけ力入りすぎですぞ～監督 今回の作品でシリウスが亡くなる（ベールの彼方に落ちていなくなる？）のは 知っていたので、冒頭の騎士団本部のシリウス実家にハリーが初めて入って シリウスと抱きしめあうシーンからなんだか切ない物を感じてました。 シリウスは、ハリーにとっては実の両親が亡くなって以来、 初めて得た自分を親同然に無条件に愛してくれるたった一人の名付け親。 懲戒尋問でホグワーツを退学処分になったらシリウスと暮らすと決めるくらい 愛する人。 シリウスにとっても、ハリーは最愛の親友の忘れ形見ですもんね。 シリウスがハリーを助けに「この子に手を出すな！」って 現れたシーンがものすごくかっこいい でもその後、シリウスがベールの彼方に消えたシーンは、 ハリーの絶望と喪失感が伝わってきて胸が痛かった  その後に、ヴォルデモートとの対決、心をのっとられそうになりながらも 周囲の人たちの愛情、ロンやハーマイオニーとの友情を思い出し、 なんとか跳ね除けます ダンブルドアもヴォルデモートが唯一恐れた人なだけに壮絶な魔法決戦の末、 追っ払うことに成功 この魔法省神秘部での戦いと神秘部の膨大な予言の玉の並ぶ様子、 倒れてくる様子はハラハラドキドキでした ハリーたちが大人に近付いていくにつれ、ダークなストーリーになっていますが、 それでもストーリーの格となっているのは、”愛と友情の大切さ” ハリーを守るために愛情というバリアをはって亡くなった両親、 ハリーとシリウスの互いに対する愛情、ハリーとロン、ハーマイオニーとの友情、 ダンブルドアのハリーに対する愛情、ハリーとチョウの初恋、 映画では触れられていないけど、実はペチュニア叔母さんのハリーに対する 愛情を感じるシーンなどもちょこっとだけ原作には描かれていたりしています あれだけのボリュームある原作(上・下巻）を2時間ちょっとにまとめた監督に 拍手ですが、カットされた部分が観たかったななんて願望もちらほら… グリモールド・プレイス12番地の騎士団本部(シリウス実家）のシリウス母の 「穢れた血め～」とか大音量で叫ぶ肖像画とか、 ロンが監督生に選ばれてウキウキしているところとか、 クディッチ最終戦のこととかね…  とはいえ、やっぱりこのシリーズは、大スクリーンで観るに値する 迫力ある映画だと思います 早く続きが観たい ランキング参加中です。ポチっとしてくれたら感激ですお気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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