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2007.08.20
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カテゴリ:映画 タ行
『出口のない海』を観ました目

『半落ち』の原作・横山秀夫、監督・佐々部清のコンビが再びタッグを組み、
梨園の御曹司・市川海老蔵が映画デビューを果たした話題の映画。
戦争時代に身を置いた若者の姿を通して生きる意味を問いかけた戦争ドラマですかちんこ


>>『出口のない海』関連

製作年度・国:2006年・日本
ジャンル:戦争・ドラマ
上映時間:121分
監督:佐々部清
出演:市川海老蔵[11代目] 、伊勢谷友介上野樹里塩谷瞬柏原収史伊崎充則



【ストーリー】
時は1945年4月。青年が、一隻の潜水艦に乗り込んでいく。彼の名は並木浩二。
戦況苦しい日本を前に、自ら志願した極秘任務を果たそうとしているのだ。
野球ボールを握る彼の胸に、思い出が去来する。
高校時代、甲子園優勝投手として周囲の注目を集め、大学に進学したこと。
大事な肩を痛めたこと。しかし夢をあきらめなかった日々。そして日米が開戦。
同級生らが志願しはじめ、並木も海軍への志願を決める。
彼の任務は人間魚雷“回天”としての、敵艦への激突だった。



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下矢印ここから先はネタバレを含みます。!ご注意を!!!


神風特攻隊はなんとなく知っていますが、海の特攻兵器と呼ばれた人間魚雷“回天”のことは
意外に知らない事も多く、非常に興味深い映画でした。
回天の性能なども詳しく描写されていて、回天で攻撃することがいかに
無謀なの事だったのか、日本の敗戦が色濃くなってきたこの時期には、
軍の指導者もおかしくなっていたんだろうと思わざる終えなかったです。

回天は、直径1mほどのスペースしかなく1名が乗り込むのがやっと。
さらに、中からは開けられないし、後退も止まることもできない。
一度乗り込み出陣したら死を覚悟するしかないという自爆兵器。

この兵器に乗り込んだ若き兵士たちの映像からは、内部の息苦しさや孤独、
死を覚悟した兵士たちの恐怖や悲しみが逃げ場のない閉塞した回天の内部と重なり、
緊迫感がひしひしと伝わってきました。

回天の整備不良で始めの出陣に失敗し、死ぬことが出来なかった兵士の
苦悩も痛々しかった。
土下座までして死ぬために回天を譲ってくれと願う姿、
本来なら若く希望や夢が限りなくあるはずなのに、なんとも切ないシーンです。

主人公並木が2回目の出陣失敗後、笑顔で迎え入れた整備士の伊藤を殴るシーンも
同様に切ないですよね。。。
やり場のない彼の気持ちも分かるけど、並木が死ぬために乗り込む機を
整備し、乗り込んだ後回天の扉を閉めなければいけない伊藤の苦悩も
非常によく分かる分、やりきれない想いがします。

戦争の虚しさがより強く伝わってくるのは、
キャッチボールしながら何のために死ぬのかと語り合うシーン。
本当に爽やかで、夢みていた魔球が完成したのに、
死ななければいけない運命が待ち構えている。
派手さはないけど、こういう丁寧な描写が良いです上向き矢印

訓練中の事故で、回天の中一人死に行く並木が最後に書き残した手紙は、
愛するのもへの愛情に溢れていて心が熱くなる内容でした。
敵を殺すことなく、回天の中で静かに息絶えた並木の死は
一体なんだったのだろうと思わざる終えません。
しかし、彼は敵国英米兵にも愛する人たちがいる同じ人間だと思っていたので
敵であろうとも殺したくはなかったのではないでしょうか?
迷い戸惑いながらも殺人を犯すことなくなくなった自分に満足しているのでしょうか?
引き上げられた回天内の彼の表情は穏やかでより一層悲しくなりました。

戦争の犠牲になった若き兵士たちに敬意を示し、
戦争の事実を語り継ぐことの大切さを改めて感じさせられました。



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最終更新日  2007.08.20 20:26:39
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