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カテゴリ:映画 ラ行
『ラスベガスをぶっつぶせ』を観ました
ベン・メズリックのベストセラー・ノンフィクション『ラス・ヴェガスをブッつぶせ!』を 映画化したエンタテインメント青春ストーリーです >>『ラスベガスをぶっつぶせ』関連 原題:21 ジャンル:サスペンス/ドラマ/青春 上映時間:122分 製作国:2008年・アメリカ 監督: ロバート・ルケティック 製作・出演: ケヴィン・スペイシー 出演: ジム・スタージェス、ケイト・ボスワース、ローレンス・フィッシュバーン 【ストーリー】 理系大学の最高峰MIT(マサチューセッツ工科大学)の学生ベン・キャンベル。 医者を目指している彼にとって目下の悩みは、そのあまりにも巨額な学費。 そんなある日、ベンの頭脳に目を付けたミッキー・ローザ教授が彼を 自分の研究チームに勧誘する。 その研究テーマは、“カード・カウンティング”という手法を用いて ブラックジャックで必勝するためのテクニックとチームプレイを習得するというものだった。 一度はためらうベンだったが、チーム内に憧れの美女ジルがいたことも手伝って、 学費のためと割り切り参加する。 やがてトレーニングを積んだチームは、満を持してラスベガスへと乗り込むと、 みごと作戦通り大金を手にすることに成功するのだが…。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を その戦略は、天才だけに許される。 圧倒的な数学力でMITの学生が人生を切り開く──実話の映画化。 理系の頭の良いMIT学生の中から、さらに天才的に数字に強い学生だけの エリート学生の秘密グループとグループを束ねる教授が 理論的に編み出したカード・カウンティングという高度な手法 でラスベガスのカジノから大金を巻き上げちゃう凄いストーリーです 90年代、ラスベガスのカジノで数百万ドルを荒稼ぎした実際の話を元に 製作された映画だって言うんだからさらに驚きでございました この映画想像以上に面白かったです カード・カウンティングという高度な手法はよく分からなくても、 映像を用いて分かりやすくしてあるから楽しめちゃいます 数学嫌いだから難しそうだと敬遠しがちな人にも安心な設計ですね。 しかし、悪い教授がいたもんですね。 ミッキー教授を演じたのは、製作側にも名を連ねているケヴィン・スペイシー。 今回は力がはいっているのでしょう 精神的に未熟な学生を誘惑する悪顔、ヘンテコな変装、 教授の権力を最大限に利用した脅しは恐ろしいです 一人の学生の未来をケチョンケチョンに潰しちゃうんですから… 主人公のベンは、とても優秀でMIT在学中にハーバードの医学部に合格したという どこか野暮ったい好青年ですが、 母子家庭のためか金銭面では苦しく、アルバイトと学業の毎日で、遊びは二の次。 ロボット大会優勝を目指して、これまた野暮ったい親友と、日々、研究に明け暮れておりました。 そんな彼が、カジノ荒らしの学生グループのプレイヤーという役割に 抜擢され、訓練を積み、いざカジノへ この時点で、すっかりベンの成長を見守っていた気分になっているので、 カード・カウンティングを仕掛けるときのドキドキ感はたまりません 有り余るほどの大金を手にし買い物三昧、スイートルーム満喫の 非日常的な感覚にすっかり魅了される高揚感は最高です そして、黙っているだけで怖いローレンス・フィッシュバーンが演じる カジノ経営者との攻防もスリリングで、大人の汚さいっぱいで、 ハラハラドキドキしちゃいました ベンを演じたのは、ジム・スタージェス。 最初はどこからみても野暮ったい学生だったのに、 カード・カウンティングを重ねる毎に、自信が漲り、憧れの美女へ急接近、 高級スーツとサングラスが似合ってくるからスゴイです エスカレーターでの立ち方は、ちょっと真似して遊んでみたい決めポーズでした 天才と言えど、まだまだ21歳の青年のベンには良い事ばかりではなく、 仲間割れ、親友との確執、恋愛などの青春のほろ苦さまで絡んできて、 カード・カウンティングの最中、 一番失ってはいけない理性を保つことが出来なくなるほど… そんなベンをジム・スタージェスは見事に演じきっていました 大方の予想通り、人生そんな甘くないよという教訓めいた展開にはなるのですが、 それと同時に物は考えようで、どんな悪い事でも見方を変えると 幸運を招く道具になるというポジティブな映画でもありました。 僕も一度でいいから、ラスベガスで非日常的な世界を体験したいものです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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