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テーマ:映画レビュー(889)
カテゴリ:映画 ハ行
『パルプ・フィクション』を観ました
ギャング一味と周辺の人々のエピソードそれぞれが交錯し展開してゆく 異色のバイオレンス・アクションです >>『パルプ・フィクション』関連 原題:PULP FICTION ジャンル:アクション/犯罪 上映時間:154分 製作国:1994年・アメリカ 監督・脚本・原案: クエンティン・タランティーノ 出演: ジョン・トラヴォルタ、サミュエル・L・ジャクソン、ユマ・サーマン、ブルース・ウィリス 【ストーリー】 ロサンゼルスの朝、コーヒーショップで不良カップルのパンプキンと ハニー・バニーが突然立ち上がり強盗を始める。 2人組ギャング、ヴィンセント(ジョン・トラボルタ)とジュールスが ボスの命令でだまし取られたスーツケースを取り返しに若いギャング団の アパートに車を走らせ、虫けらのように彼らを殺して出ていく。 その頃ボクサー、ブッチ・クリッジ(ブルース・ウィリス)がギャングのボス マーセル・ウォレスから八百長の依頼金を受け取っていた。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を 1994年のカンヌ映画祭でグランプリを獲得して、タランティーノ監督の名を 一躍有名にした作品。 何が面白いのか人に説明しにくいんですが、とにかく面白い映画です レストランで強盗しようとするカップルと、その場にいたギャング、そのギャングのボス、 ボスの女、ボクシング選手、必殺仕事人のような片付け屋さん、 ギャングの友達役で登場のしゃべりまくるタランティーノ監督。 意味のあるようで無いような、ストーリーに関係しているような無い様な、 そんな不思議な会話をを絡めたストーリーの展開、 迫力のバイオレンスシーン、ときどき出ている可笑しなシーンもあり、 目を放せないスピード感ある映画です 今となっては揃えるのが難しそうな豪華なキャストも魅力的で、 ユマ・サーマンの飛んで行ってしまったお顔や、 ジョン・トラヴォルタとのダンス、 サミュエル・L・ジャクソンの悟りを開いたかのような説教の数々、 血まみれのブルース・ウィリスの日本刀捌きのかっこよさ、 ハーヴェイ・カイテルの完璧な仕事ぶり、 ティム・ロスの力の入った強盗正当論。 それぞれに魅力的なキャラクターで、特にギャングコンビのジョン・トラヴォルタと、 サミュエル・L・ジャクソンのTシャツ短パン姿のデコボコ・コンビが最高でした クエンティン・タランティーノ監督の頭の中はどうなっているのか不思議で仕方ありません。 この一見ぐちゃぐちゃなようで、最後には全てが収まるところに収まるというストーリーを きちんと構成するのはタランティーノ監督にしか出来ない職人技だろうなと思わされます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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