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カテゴリ:映画 ア行
『アポカリプト』を観ました
『パッション』『ブレイブハート』のメル・ギブソンがメガフォンをとり、 マヤ文明の衰退を壮大なスケールで描いたアクション・アドベンチャーです >>『アポカリプト』関連 原題: APOCALYPTO ジャンル: アドベンチャー/アクション/サスペンス 上映時間: 138分 製作国: 2006年・アメリカ 監督・製作・脚本: メル・ギブソン 出演: ルディ・ヤングブラッド ダリア・エルナンデス ジョナサン・ブリューワー 【ストーリー】 誇り高き狩猟民族の血統を受け継ぐ青年ジャガー・パウは、妻子や仲間と共にジャングルで 平和な生活を送っていた。 ところがある日、彼らの村は都会からやって来たマヤ帝国の傭兵による襲撃に遭う。 なんとか妻子を涸れ井戸の中に隠すも、捕らえられたパウは他の仲間と一緒に街へ 連れ去られてしまうのだった。 そして、干ばつを鎮めるための儀式の生け贄になりかけるが、奇跡的にその犠牲を免れたパウ。 しかし、それも束の間、今度は“人間狩り”の標的として広場に駆り出され、傭兵たちが 放つ無数の槍や矢から必死に逃げ回る。 これを機にジャングルの中へ飛び込み難を逃れたパウは、妻子の待つ故郷の村を目指し 走り続けるが…。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を マヤ文明、崩壊前夜。 我々は驚異の世界の目撃者となる! いや~、凄い映画でした マヤ文明後期の中央アメリカのジャングルの壮大さ、 そこに住む原始的な人間の生活を垣間見れちゃったりして、 さらに親子の愛情、夫婦の愛情なんかも盛り込まれ、 さらにさらにメル・ギブソンらしいバイオレンスシーンが容赦なく盛り込まれ、 ジャングルの中を追っ手やジャガーに追われながらどこまでも疾走する スピード感溢れる展開にアドレナリンは大放出です キャストは本当のマヤ語を話す映画初出演の皆さんが挑戦したらしいですが、 全く違和感なく、彼らの身体能力の高さに驚き、潔いふんどし一丁姿で 風のように走り回る姿はリアルそのものでございました マヤ帝国の人たちもいろいろと不思議なメイクや衣装を施し、 悪そうな人はどこまでも威厳たっぷりに悪そうで、 全ての人々が圧倒されるほど不気味な雰囲気を醸し出していて、 監督のこだわりが細部まで行き渡っているのを感じました。 それにしても、主人公の青年ジャガー・パウが生贄にするため連れてこられた マヤ帝国のピラミッドみたいなところでの生贄ささげようぞのシーン、 いらなくなった生け贄をわざと広場に逃がして行う”人間狩り”の残虐さ、 意図も簡単に人間の顔を食いちぎるジャガーの凶暴さなどなど ショッキングなシーンが多くて何度も仰け反りました メル・ギブソン監督だから重くて、精神的にやられそうな映画かと想像してましたが、 マヤ文明の歴史とか、難しい事が分からなくても その驚異的な映像だけで充分楽しめる映画に出来上がってました 若干、この作品よりも先に観た『紀元前1万年』に似ているシーンがあって デジャヴかと思いましたが、 こういう世界観は何度見ても面白いです ラストシーンで海岸であるものを見つけたジャガー・パウが背を向け ジャングルに帰って行く姿が非常に印象的でした。
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