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カテゴリ:映画 ラ行
『リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?』を観ました
おとぎ話の「赤ずきん」をベースに、森で起こった大事件の謎に迫る シニカルかつ独創的に描いた痛快CGコメディ・ミステリーアニメです >>『リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?』関連 原題: HOODWINKED ジャンル: コメディ/ミステリー/アクション 製作年・製作国: 2005年・アメリカ 上映時間: 81分 監督・原案・脚本: コリー・エドワーズ 声の出演: アン・ハサウェイ グレン・クローズ ジム・ベルーシ 声の出演(日本語吹替版): 上野樹里 加藤浩次 ケンドーコバヤシ 【ストーリー】 “赤ずきん”をかぶった少女レッドは、毎日パケットおばあさんの作るお菓子を 自転車で配達していた。 ある日、山の上のおばあさんの家を訪れたレッドは、 おばあさんに変装したオオカミに襲われそうになる。 そこへ、ぐるぐるに縛られたおばあさんがクローゼットから飛び出してくる。 さらに、斧を持ったきこりのカークまでが窓から飛び込んでくる。 事件の捜査に乗り出した警察は、最近森で連続して発生している お菓子のレシピ泥棒との関連を疑う。 捜査に協力するカエルの探偵ニッキーによって関係者4人の事情聴取が行われるが、 真相が明らかになるどころか、事件はますます混迷してしまい…。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を ダマされるな! こいつらみんなウラがある!! おなじみの童話『赤ずきん』のまさにクライマックスの 「おばあさんの耳はどうしてそんなに大きいの?」なんらかんたら・・・の あのシーンから始まるブラックユーモアたっぷりのストーリーが展開される今作は 予想以上に面白かったです。 平和な森で次々とレシピが盗まれる事件が起こって、今や森は絶滅寸前。 いよいよ森一番のお菓子作りの名人 パケットおばあさんのレシピが 狙われたのかと思われたこの冒頭シーンに居合わせた たまたま訪ねてきたおばあさんの孫の赤ずきんちゃん レッド、 紐でぐるぐるに縛られてクローゼットから飛び出してきたパケットおばあさん、 おばあさんに変装してベットに横たわっていオオカミ、 窓から飛び込んできた短パン姿の木こりのカーク。 ダンディーな“カエルの探偵”ニッキーの登場で 4人それぞれ、4パターンの話を聞こうじゃないかという流れになるんですね。 4人の話がバラバラなのに、それぞれの立場から納得のいく説明だったり、 所々で上手い具合に出来事が重なっていたりするものだから、 なるほど~って唸らされ、個性的なキャラクターたちの生活ぶりに 楽しませてもらいました。 いや~、高齢化社会も怖くないほどのおばあさんが凄すぎで、 爆笑しました。 夢を捨てないカークも良いし、強い赤ずきんちゃんって斬新。 真相は藪の中かと思われますが、ダンディー探偵ニッキーさんが意外に敏腕探偵なのですね。 ふわふわで可愛らしくても本当の姿は分からないもの。 そう、人は見かけによらないものなんですね。 TVで観たので吹き替え版の方で、上野樹里がちょいと反抗気的な感じでレッドを、 加藤浩次が押しの強く臨機応変な記者のオオカミをおなじみのガラガラ声で、 ケンドーコバヤシがダンディーボイスなニッキーを、という豪華な声の出演者でした。 知らないで観ても分かるくらいの初々しいそのまんま感でした。 アン・ハサウェイとグレン・クローズの字幕版も観てみたいかも。
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