|
テーマ:最近観た映画。(38809)
カテゴリ:映画 サ行
『ザ・シンプソンズ MOVIE』を観ました
1987年に誕生して以来、20年間にわたって驚異的な人気を博している アメリカのテレビアニメ『ザ・シンプソンズ』を映画化です >>『ザ・シンプソンズ MOVIE』関連 原題: THE SIMPSONS MOVIE ジャンル: コメディ/アドベンチャー/ファミリー 製作年・製作国: 2007年・アメリカ 上映時間: 87分 監督: デヴィッド・シルヴァーマン 声の出演: ダン・カステラネタ ジュリー・カヴナー ナンシー・カートライト 【ストーリー】 アメリカの田舎町、スプリングフィールド。 シンプソン家のダメ親父ホーマーは、バーガーショップから逃げ出したブタを助けて ペットとして飼い始める。 ところが、そんなホーマーのある無責任な行動が地元の湖の環境を危機的に 悪化させてしまう。 これが原因でスプリングフィールドは政府によって完全隔離されてしまい、 不満爆発の住人たちは怒りの矛先をホーマーに向ける。 命からがらスプリングフィールドを脱出したシンプソン一家は、アラスカへと向かう。 しかし、愛情深いマージも今度ばかりはホーマーにあきれ果て、彼を残して 子どもたちと共に危機の迫るスプリングフィールドに引き返してしまうのだった…。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を 最強ファミリーに緊急事態発生!? おなじみの黄色いキャラクターの愛すべきお騒がせファミリーが繰り広げるドタバタを アメリカ社会に毒を吐きながら展開する痛快コメディ・アニメ シンプソンズの初映画化作品。 僕はものすごくファンなわけではなく、TV版をチラチラと観ていただけの浅いファンですが、 あれだけ人気の高いアニメなのに初映画は意外な気もします。 冒頭から、観ている側にも毒を吐き、 ライブ演奏するグリーンデイをも『タイタニック』のように沈め、 『不都合な真実』を解き明かし、シュワルツェネッガー大統領は出てくるは、 政府のイメージアップ作戦でトム・ハンクスも登場するはで、 ブラック・ユーモアたっぷりでございます。 おなじみのスプリングフィールドでは湖の汚染が限界まで広がり、 シンプソン一家の一番の常識人で大学生並みの頭脳を持つ8歳の長女リサの力説もあり、 町の人たち総出で湖クリーン大作戦が行われ、 住民の環境への意識が高まりはじめていた矢先。 シンプソン一家のダメ親父 ホーマーが、 バーガーショップで食われかけていたブタをペットとして飼い始め、 愛情を注ぎまくり、溜まりに溜まった糞をみんなの忠告を聞かずに 湖に捨ててしまうわけでございます。 案の定、湖の汚染は一気に限界を超え、これは大変だ!となった政府は スプリングフィールドの街全体を超頑丈な巨大ドームで完全封鎖してしまうわけです。 いや~、なんとも恐ろしい。 さらに、 隣のおじさんのホーマーとは違う父親模様に驚きと居心地の良さを感じた長男バートが、 ダメ親父ホーマーとの間の父子の関係に疑問を持ったり、 天才児リサの恋模様があったり、ホーマーとマージの結婚式当時が思い出されたり、 おしゃぶりが欠かせないまだまだ小さな1歳児のマギーが要所要所で良い働きをして 一家のドタバタとなぜだか分からないけど家族愛を感じ、 笑えるor笑えないのギリギリの所のブラックユーモアが可笑しくて、 笑って、ジーンときて疲れた頭と気分をスッキリさせてくれました。 そんな感じで映画になったことで、スケールが格段にアップして 全速力で最強ファミリーの緊急事態を描いていく87分。 満足度の高いシンプソンズ一家のドタバタ映画でした。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画 サ行] カテゴリの最新記事
|