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2009.04.19
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カテゴリ:映画 サ行
『スラムドッグ$ミリオネア』を観ました目

『トレインスポッティング』『28週後…』など多彩なジャンルで観客を魅了する、
鬼才ダニー・ボイルの最高傑作といわれる感動的なヒューマン・ドラマですかちんこ


>>『スラムドッグ$ミリオネア』関連

原題: SLUMDOG MILLIONAIRE
ジャンル: ドラマ/コメディ/ロマンス
上映時間: 120分
製作国: 2008年・イギリス/アメリカ
監督: ダニー・ボイル
出演: デヴ・パテル マドゥル・ミッタル フリーダ・ピント


【ストーリー】
インドの国民的人気番組“クイズ$ミリオネア”。
この日、ムンバイ出身の青年ジャマールが、次々と難問をクリアし、
ついにいまだかつて誰も辿り着けなかった残り1問までやって来た。
ところが、1日目の収録が終わりスタジオを後にしようとしたジャマールは、
イカサマの容疑で警察に逮捕されてしまう。
スラム育ちの孤児でまともな教育を受けたこともないジャマールがクイズを
勝ち抜けるわけがないと決めつけ、執拗な尋問と拷問を繰り返す警察。
ジャマールは自らの無実を証明するため、これまでに出された問題の答えは、
すべてストリートで生きながら学んだと、その過酷な過去を語り始めるのだったが…。


下矢印ここから先はネタバレを含みます。!ご注意を!!!


運じゃなく、運命だった。

さあさあ、待ちに待った映画です。
アカデミー賞で作品賞を含む最多8部門を受賞する快挙を成し遂げただけでなく、
世界中で数々の映画賞に輝いた今年最も期待していたダニー・ボイル監督の映画
『スラムドッグ$ミリオネア』でございます。

みの溜めで日本でもおなじみのクイズ番組「クイズ$ミリオネア」に出演し、
未だ全人未踏の過去最高額の賞金を手にするラスト問題の一歩手前まで来たジャマール。
インドのスラム街で育った少年が医者や弁護士などのエリートでも答えられなかった
難しいクイズの正解を知るはずがないじゃないかってことでイカサマ容疑をかけられ
吊るされ、電気を流されたりの厳しい尋問を受けるところから物語は始まります。

さて、ジャマールはなぜここまで正解し続ける事が出来たのか?

そんな疑問をクイズ形式で僕ら観客に問いかけながら、クイズの映像をはさみながら、
ジャマールの壮絶な生い立ちと真実が明らかになっていくスリリングなミステリーでもあり、
愛する女性を守りたいと思い続けた純粋な少年の運命の恋を描いたロマンスでもありました。

過酷な状況下の中で天真爛漫な子供たちが創意工夫を凝らして生き抜こうとする姿は
目を覆いたくなるようなシーンもあり、これから発展していこうとする将来の希望に溢れた
インドという国が抱える闇と希望の部分も描かれていてとても見応えがありました。
優しそうに近づいてきた大人があんな人だったとか、
お金によって兄サリームが変わっていく様子には胸が痛くなりました。

電車の屋根の上に乗って移動しながら、観光ガイドになりすましたり、
跡形もなく車のタイヤを取り去るコックピット並みの速さに脱帽するような盗みを働いたり、
アメリカへのちょっとした皮肉を効かせるコメディの要素もあったり、
警察に追われ、元気いっぱい街の雑踏の中を走り回る子供たちを追いかける映像は
テンポの良い音楽と躍動感の溢れるカメラワークが楽しく、
常にハラハラドキドキのスリリングな展開が続き、
アドベンチャー映画のようでもあり目が放せませんでした。

そして所々に貼られた付箋が全てなるほどって頷く事の出来る展開になっているのも
気分爽快で良く練られた脚本とダニー・ボイル監督の手腕を感じ、お見事でした。

ジャマールを演じたデヴ・パテルの一見頼りなさげに見えるけど、
終始一貫し、変わらない愛情とスタンスは芯の通った男らしさを感じ感服でした。
そんな男だからこそ、運命を引き寄せる強さを感じる演技に説得力があります。

そして、ジャマールが愛してやまない運命の女性ラティカを演じたフリーダ・ピント。
もう美しすぎて、まぶしいわけです。
ジャマールじゃなくとも運命の相手にしたくなる、インドの熱い太陽に映える
そんな女神のような輝きを持っていて心が奪われる気持ちも分かります。

兄サリームを演じたマドゥル・ミッタルも良かったです。
過酷な状況下で弟を守るため、生きるために必要に迫られ変わっていく兄の苦悩。
ジャマールの幸せを願う男の花道は悲しかったですが、カッコ良かった。
長く続いた苦しみからやっと解き放たれたのかと思うとちょっと泣きそうでした。

子供時代を演じた子役たちもどの年代の子もキラキラ輝いた大きな瞳が印象的で、
天使のように可愛らしくて、いつまでもこの輝きを失わないでいて欲しいと思うほどでした。
インドの将来の担い手の輝きは、次世代のインドへ続くようで頼もしい限りですね。

そんないろんな要素が盛り込まれて、たっぷりと生きるという事と
希望を魅せてくれたパワーが漲る映画でした。
ラストのいかにもインド映画風な雰囲気の演出も光っていて、
映画館を出る足取りが久々に軽かったです。

こういう映画が評価される時代が来たんだなって思うと
混沌としている世界もこれからはもっと明るい方向へ向っていく気がしてきます。
そんな心にガツンと響いてくる、すばらしい映画でした。



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最終更新日  2009.09.29 22:17:33
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