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カテゴリ:映画 タ行
『ターミネーター3』を観ました
アクション・スター、アーノルド・シュワルツェネッガーの代名詞ともなった 『ターミネータ』」シリーズの第3弾のSFアクションです >>『ターミネーター3』関連 原題: TERMINATOR 3: RISE OF THE MACHINES ジャンル: アクション/SF 上映時間: 110分 製作国: 2003年・アメリカ 監督: ジョナサン・モストウ キャラクター創造: ジェームズ・キャメロン 出演: アーノルド・シュワルツェネッガー ニック・スタール クレア・デインズ クリスタナ・ローケン 【ストーリー】 コンピュータ“スカイネット”が支配する未来社会から送り込まれたT-1000の襲撃を、 T-800の身を挺した活躍で乗り切ったジョン・コナー。 それから10年、“審判の日”は回避されたかに思われ、彼は新たな人生の目的を 見つけようと放浪の旅を続けていた。 そんなある日、突如として新たな刺客“T-X”が送り込まれてくる。 女性のボディを有しT-1000をはるかに上回る性能を持つT-Xは、“リスト”にある 人間たちを次々に抹殺し始めた。 再びマシーンとの戦いに身を投じるジョン。 そんな時、彼の前にあのT-800と同じ形状のターミネーターが姿を現わした…。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を 恐れるな。未来は変えられる。 未来は決まってなどいない。運命は自分で創り上げるのだ。 『ターミネーター』と『ターミネーター2』にすっかり魅了され 続編が出来ましたってことで小躍りして喜んだ後、観た当時は あまりの作品の違いにビックリ&ガッカリしたものでしたが、 さらにまた続編がクリスチャン・ベイル主演で作られちゃった今、 観直して観ると、それほど悪くないかもと思えてくるから不思議です。 お約束のセリフ、カーチェイス、銃激戦、 ターミネーター対ターミネーターの死闘が繰り広げられる ド派手なアクションの数々は嫌でもテンションが上がるって具合の展開も大好きですしね。 今作では、前作で少年だったジョン・コナーと人間と機械という間での 堅い友情を育んだT-800そっくりのターミネーターT-850が 青年になったジョン・コナーを守り、叱咤激励しにやってくるんでございますね。 まあ、型は違ってもどちらも元祖ターミネーターのアーノルド・シュワルツェネッガーが お家芸のように華麗に演じてくれているわけで、 サングラス好きもバイクがお似合いなのも、皮ジャンがお似合いなのも相変わらずで、 決め台詞もビシッと決まってかっこいいわけです。 いや~、やっぱりアーノルド・シュワルツェネッガーのターミネーターは最高です。 そして、今回の敵役ターミネーターとして登場するのは、 最新の“T-X”という女ターミネーターでございます。 登場シーンから目が釘付けになる美しい容姿に、首をちょっとだけ傾けるしぐさが ロボットちっくで愛くるしい。 演じているクリスターナ・ローケンが美しいこと、この上なく。 流石は最新型だけあり、そこら中の機械をリモートコントロールできちゃうとか 掟破りの恐ろしさで、犠牲者の皆様方が気の毒になります。 そして前作では端整なお顔立ちの美少年だったエドワード・ファーロングが演じた 少年時代のジョン・コナーのガッツ溢れる活躍もあって女性ファンを虜にし、 ターミネーターファンを奮起させ、人類の未来が守られたはず。 しかし今作では、人生に迷える青年になったジョン・コナーのダメダメぶりが 濃い目のお顔立ちのニック・スタールによって演じられ、 エドワード・ファーロングの女性ファンをガッカリさせ、 カリスマ性を失ったジョン・コナーの落ちぶれ具合でターミネーターファンに なんか良く分からない脱力感を感じさせ、 全体としてのガッカリ度を増してしまってんだと思われるわけです。 まあ、20代の頃っていうのは誰しも迷う頃なんですよねっていうのが 大人になった今では分かってきたので ニック・スタール版ジョン・コナーに同情心も沸いてくるってものでして・・・。 そして、クレア・デインズがそのジョンの元同級生ケイト・ブリュースターを演じ、 気の強いヒロインぶりを発揮し、まずは荷台で暴れまくります。 未来に繋がる彼女の立ち位置が分かるとほほーっとなる展開で、 観ていて損はなかったと思えてきます。 未来から送り込まれるターミネーターさんたちもご苦労様でございますが、 現在の出来事の変化で微妙に未来が変化していってしまうのが この作品の一筋縄ではいかない面白い所でありますね。 そんなこんなで、次もあるし、 温かく見守ってあげたいと思わせる映画でございました。
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