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2009.08.03
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カテゴリ:映画 ラ行
『蝋人形の館』を観ました目

1953年の名作ホラー『肉の蝋人形』を、本作が長編映画デビューとなる
ジャウム・コレット=セラ監督がリメイクしたサスペンスホラーですかちんこ


>>『蝋人形の館』関連

原題: HOUSE OF WAX
ジャンル: ホラー
上映時間: 113分
製作国: 2005年・アメリカ
監督: ジャウム・コレット=セラ
出演: エリシャ・カスバート チャド・マイケル・マーレイ ブライアン・ヴァン・ホルト 
     パリス・ヒルトン ジャレッド・パダレッキ


【ストーリー】
カーリーと親友のペイジら6人の若者たちは、大学フットボールの試合を観戦するため
長距離ドライブでスタジアムへと向かっていた。
途中、キャンプ場で一泊した彼らは、翌朝何者かの悪質な悪戯で車の一台が故障して
しまったことを知る。
仕方なく仲間と別れ、修理品の調達で近くにある片田舎の町へ向かうカーリーとウェイド。
アンブローズというその町は人影もなく、異様なほど静まりかえっていた。
ところが、これといって興味を惹くものがないその町に、なぜか立派な蝋人形館が。
そして中には、本物と見まがうばかりに生々しい蝋人形の数々。
しかしその人形には恐るべき秘密が隠されていた…。


下矢印ここから先はネタバレを含みます。!ご注意を!!!


そこでは、恐怖が人の形をしてやってくる。


33年と53年に映画化された猟奇ホラー『肉の蝋人形』のリメイク作品だそうであります。

大学フットボールの試合を観戦するため長距離ドライブ旅行中の
若者たちの車が故障し、地図に載っていない不気味な村にさまよい込んで、
猟奇的な殺人鬼の餌食になっていくという王道な展開。
オリジナルは観た事がないので比較できませんが、
ほどほどの恐怖を見せてくれてなかなか面白かったです。

アキレス腱をサクッと切ったり、指をちょん切ったりの怖いと言うより
痛いシーンが万歳で、ヒロインさえも痛い目に遭わせる殺人鬼は斬新ですが、
ジャック・バウアーに言い付けてやると言いたくなります。

新鮮な獲物を使っての得体の知れない蝋人形作成過程、村中に溢れる蝋人形の数々、
徐々にこの村と殺人鬼の正体が明らかになる展開が
想像の範囲内で繰り広げられるので目新しい部分はないですが、
TVドラマでおなじみのキャストが勢揃いしているので、
なぜか親近感を感じ、若いパワーを感じる面白さがありました。

ヒロインは、『24 TWENTY FOUR』のジャック・バウアーの娘役で
おなじみのエリシャ・カスバート。
相変わらず、セクシーで可愛らしいエリシャが
キャーキャー絶叫するシーンが観られるだけでもう大満足なわけでございますが、
殴られたり、接着剤の登場など痛めつけられるシーンも多くて、
可哀想で観ていられないことも。
ヒロインは傷つけないで頂きたいと切に願う次第であります。

さらに、ホテル王のご令嬢であり、お騒がせセレブのパリス・ヒルトンがお色気キャラで
私生活を髣髴させるような脇キャラを演じており、
潔い下着シーンで逃げ惑い天晴れな死に様を披露してくれて
何とも言い難い気分にさせてくれました。

そして、『One Tree Hill』のチャド・マイケル・マーレイが
エリシャ・カスバートの双子の片割れとして
兄弟なのに恋人っぽさを感じるような熱演を披露し、
その頼れる良い男ぶりに若干のジェラシーが沸きあがります。

そしてもう一人、『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』の
ジャレッド・パダレッキがエリシャ・カスバートの恋人役で美味しい思いをしておりますが、
早々に散々な痛い目に遭うので、なぜか同情してしまう好演を見せてくれます。
そんな目にも嬉しい美男美女揃いがお得感を盛り上げます。

生きるか死ぬかの殺人鬼との攻防も見ものでありましたが、
ラストのドロドロの壮絶さは眠気も覚ます迫力で必見の価値があります。
TVドラマファンとほどほどの怖さを欲する日には有難いホラー映画でありました。



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肉の蝋人形 コレクターズ・エディション


エリシャ・カスバート/猟奇的な彼女 in NY


プリティ・ライフ ~パリス・ヒルトンの学園天国~





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最終更新日  2009.08.09 21:08:40
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