568ページ【伶人】 雅楽を演奏する音楽師 楽人
今日の旅の友は【伶人】である。同音で“麗人”もあるが、こっちは絶世の美形ということなので、俺には全く関係ない世界だからして、やはり今日の旅の友は【伶人】にていこうかと思う。俺は、この【伶人】と云う言葉に、昔からナゼか惹かれるものがあった。これは俺の勝手な脳内イメージなのだが、この【伶人】と云う言葉には“優雅さ”と“煌びやかさ”と“知性”と“理性”を感じるのだ。なので、俺の子供の名前も恥ずかしながら【伶人】の“伶”を借用させてもらっていたりする。この“伶”と云う字は“音楽を奏でる人”と云う意味がある。大変オコガマシイ限りではあるのだが、俺も一時期演奏家の端くれだった。そして嫁も、だ。なので、自分の子供の名前に付ける漢字を考えた際、この“伶”が筆頭に浮かんできたのは自然の流れなんである。大変厚かましい話なのであるが。名は体を表すと云う。これが現実になって欲しいと願う俺は相当の親馬鹿なんであるが、子供は可愛いのだから仕方がないのだ。早く【伶人】として成長していく子供の姿を見てみたい・・と思う今日この頃なんである。名前負けせずに・・・ね(苦笑)