カテゴリ:日々の出来事
これまで10数年に渡ってお世話になっていたEUじゃなくてauから離脱することにしました。
(英EU離脱に関する女子高生の会話) 次男もガラケーを卒業してスマホを持たせる時期となり、家族全員でスマホを所有するとなると月々の通信費が馬鹿にならなくなってきました。 そこで思い出されるのが安倍首相が携帯料金の値下げに言及した件ですが、あれはどうなったのでしょうか? 本気だったのか分からない発言の効果を待つよりも、積極的に対策を講じることにしました。 それが格安SIMへの乗り換えです。 今後格安SIMへの変更を検討している人のために記録を残そうと思います。 1.格安SIMの業者選定 業者の選定で重要なのが、現在使用しているキャリアーがどこかと言うことです。 離脱するから関係ないと思っていたのですが、格安SIMがどの通信会社の回線を使用しているのかによってスマホ本体が制限されてしまうそうなのです。 同じiPhoneでもauのiPhoneはau系の格安SIMしか使えないし、docomoのiPhoneはdocomo系の格安SIMしか使えないそうなんです。iPhoneなんて皆同じだと思っていました。 我が家の場合はauからの乗り換えになるため、mineo、UQ mobile、Fiimoに候補が絞られました。 今回はプランの豊富さからmineoを選びました。 ここはチャットで気軽にオペレーターに質問できるので助かりました。 2.テザリング出来ない 残念なことはauのiPhoneではテザリングが出来ないと言うことです。 外出先でPCをネットに繋ぐ必要があったため今まではauのモバイルルーターも使用していたのですが、auから離脱するのを機にモバイルルーターも解約する事にしていたのでここは悩み所でした。 mineoではdocomo系のプランもあり、docomoのiPhoneであればテザリングが可能でした。 そこで、僕が使用していたiPhoneは次男に譲り、僕はdocomoのiPhoneの新古品をネットで手に入れました。 新品を渡せなかったので次男には可哀想なことをしましたが、父親も新品ではないから許しておくれ。 3.別れの電話 家族投票の結果でauからの離脱が決定したため、某国のように先延ばし作戦などはいたしません。さっさと手続きに入ります。 仕事のこともあり電話番号を変えるわけにはいかないので、auに電話してMNPの手続きを行います。 解約を諦めさせるためのキャンペーンやイヤミを聞かされますが、こちらはマシーンのような冷たい相槌で躱して手続きを進めます。 長い付き合いだったからね、最後くらいは話を聞いて上げましょう。 電話の手続きが完了すれば店舗に行かなくても済むので助かります。 これまでお金を貢いでやったのに、分かれるとなると手切れ金を要求してきます。 でもまぁ、それは覚悟の上です。 手切れ金は契約解除金が10260円、MNP転出手数料が3240円です。 この他にiPhoneの機器代金残高も残っていたので、こちらも払わなければなりませんでした。 ちなみに僕はauとの付き合いが11年以上あったため、契約解除金は3240円でした。 本当は更新月に解約すれば良かったのですが、 auからMNP予約番号を聞き出して電話を切ります。グッバ~イ。 4.格安SIMの申し込み 申し込みはHPから行います。 今までのように携帯ショップに出向いて手続きのために待たされることもないし、やる気のなさそうな化粧の濃いネーチャンの説明を聞く必要もありません。 注意点は先ほどのMNP予約番号には有効期限があるという点で、これについては電話が終わったその日に申し込みを行った方が良いそうです。 申し込みはサクサクと必要事項を入力すれば完了します。 本人確認は運転免許証の写メを送るだけで便利なのですが、免許証の画像をネットに流すと言う点については不安感が残りますね。 MNP契約手数料は3240円、初期費用は3240円掛かりました。 SIMカードは郵送されてくるのですが、僕は日曜日に申し込みを行って火曜日に新しいSIMカードが届きました。 5.利用開始 届いた新しいSIMカードを挿入し、初期設定を済ませて利用を開始します。 大手キャリアーのHPを見ると格安SIMのデメリットの一つとしてスマホの初期設定を不安視させるような記述がありますが、格安SIM業者から送られてきたマニュアルに沿って行えば良いので別に難しい事はありません。 回線の切り替えに30分程掛かりましたが、これもどーという時間ではありません。 実は回線の切り替え時にはiPhoneを再起動しなければならなかったのですが、これに気が付かずに悩む場面がありました。 しかし、この場面でも先ほどのチャットでの質問で簡単にクリアする事が出来ました。 6.メールアドレス変更のお知らせ 今までのキャリアメール(OOO@ezweb.ne.jp)が使えなくなるので、その連絡をしなければなりません。 僕の場合はキャリアメールで連絡を取っている人は少なかったしmineoのメールアドレスも取得できるのですが、念のためgmailのアドレスを新たに取得して関係者に連絡しました。 この点が大きなデメリットになってしまう人も多いかと思います。 この手間暇と通信費を天秤に掛けてどう考えるかはその人次第ですね。 iPhoneのiMessageは引き続き使えるので問題ありません。 7.まとめ auでの毎月の請求は僕の場合は8000円以上でした。 mineoではデータ通信+音声通話(デュアルタイプ)の基本データ容量5GBを選択したので月額基本料金は2280円になります。 初期投資はどうしても掛かってしまいますが、この差があれば直に元は取れます。 実際にやってみると難しい手続きはありませんし、安く済むのは確かです。 今まで格安SIMに目を向けなかった事は惜しむべき事だったと思います。 現段階で格安SIMの利用者が何%位なのか知りませんが、国民がこぞって格安SIMに乗り換えるなんて事になれば大手3社の業績が悪化することになるわけですから、回線を利用している格安SIM業者にも影響が出てしまうでしょう。 しかし一消費者としては今この時にできる自衛手段は取るべきでしょう。 とは言え、本当に大丈夫なの?と心配になる面もあります。 暫く使ってみて、何か不具合があればここで報告しようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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