|
カテゴリ:カテゴリ未分類
敬称は、一般的には「様」を使いますが、
相手の職業によっては、特別の敬称を用います。 画伯 …画家に 国手 …医師に、囲碁の名人に 宗匠 …俳人、歌人、茶人に ただし、手紙の宛て名を書く場合は、 いずれも「先生」の敬称を使ったほうが自然です。 丈 …主として歌舞伎俳優に 関 …十両以上の力士に この2つは、文字姿も音の響きも美しいですね。 “市川團十郎丈”“白鵬関”と書くだけで、 堂々とした姿が目に浮かぶような気がします。 最後に、私が最近知り「なるほど!」と思った敬称を ご紹介します。 それは、僧侶に対しての「師」という敬称です。 実は、僧籍にある方へ手紙を書く場合、どんな敬称を使うのが いいのか、あるお寺の住職である知人に尋ねたのです。 その方の答えとして、自分に届く手紙は、 ○○寺 住職 ○○○○様 ○○寺 ○○○○住職 という書き方が多いが、 自分で手紙を書く場合に、相手が住職であるかどうか わからないときは「師」という敬称を使う、というのです。 僧侶の称号は、「住職」のほか 「和尚」「上人(しょうにん)」などがあり、 各宗派によって異なります。 相手の名刺があるなどして、正確な称号がわかればいいのですが、 そうでないときは 師 どの宗派に対しても失礼でなく、尊敬の念をあらわすことができますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|