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日々、是、ざつぶん

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June 6, 2006
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テーマ:三国志(543)
カテゴリ:ざつぶん
今日は、というか、今日こそは土曜日に行ってきた網走管内ぷち旅行の模様を、写真を添えてUPしよーと思っていたのですが、個人的に一方的にお世話になっている(苦笑)、むじん書院のむじんさんのブログ思いて学ばざればに、下記のような記事が載りまして、今日は急遽、内容を変更してお届けしております!(まだ興奮してる~)


『建康実録』を読もう。その2。の続き。その3。今回は手抜きして中華書局の点校説明から。

1.孫権の歩夫人の諱は「練師」。
2.孫晧の滕皇后の諱は「芳蘭」。
3.全尚の字は「子真」。
4.全ソウの享年は五十二。というわけで、建安三年(一九八)生まれ。


建康実録3より一部引用。なお、全ソウのソウの字は機種依存文字で引っかかってUPできなかったんで、カタカナに直しました。


たすくっちの小説「歩夫人伝」を読んでくださった方なら「ん?」と思ってくださることでしょう。
日本でもそうだけど、中国でも女の人の諱(いみな)、つまり本名は、後世に伝わらないことが多いのです。孫権が生涯で最も愛したであろう歩夫人もそのご多分に漏れず、「陳寿の『三国志』にも裴松之の注にも出てこなかったし、テキトーにオリジナルのものを付けても問題ないだろー」と、たすくっちは「歩勇璃」という(立派な)名前を考えて使っていたのです。ほぼ1年くらい使ってるそれなりに愛着のある名前でした。

それが、それが、点校説明とはいえ、ちゃんと文献に載っているとはーっっ!!(号泣)

その名も、歩練師(ほ れんし)ちゃん。

……色気のない名前にしようというコンセプトは自分の中にもあったんだが、たすくっちの考えた名前に輪をかけて女の子ってイメージの名前じゃないっすね(汗)。ま、権ちゃんが付けたであろう娘二人(魯班と魯育)の名前も、どーにも女の子っぽくないからいいけど。「レンシ」の響きは悪くないし、うん。「璃」の漢字なら、またどっかで使えるだろうし。


ということで、これからあちこち直さなきゃなりません^^; とりあえず、このブログに載せてある外伝からはじめるかー……。

Wordで書いてる本編(序章)は、Wordの置換を使えばすぐなのでいいんだけど、極秘ネタメモであるプロットメモとかオリジナル年表なんかも書き直さなきゃと思うと、ちょっとげんなり。

いやいや、よりよい作品を書くためだ。がんばろう。



ふと思ったが。
彼女の名前が唐の時代に書かれた(らしい)『建康実録』にやっと出てきたのは、「師」の字が司馬師の諱に引っかかったからなのかな。

それより、俄然ほしくなりました、『建康実録』。中国語読めないけど爆弾
一応、どっかにないかなーと思って検索かけてみましたが……高ぇーよぅぅ……とても手なんて出せませーん涙ぽろりケタが1つ違った……。


建康実録(全16冊)


他にも、むじんさんが紹介してくださってる建康実録の中身だけで、もうモーソーで頭いっぱいになりつつあるんだが……。特に、「孫権は逍遥津の戦いのあと指を血が出るまで噛んで、生涯の戒めとした。」のところ(建康実録1より引用)。当時の儒教の影響下では、曹操の髪を切って戒めとしたエピソードでさえ「親からもらった身体に傷を付ける行為はタブー」とされていたのに、それを自分で傷つけて……って、彼がどんなにこの敗戦で自分を責めたかよくわかって痛々しくって大好きですっっ!(ぇ)。たすくっち設定の孫権でも十分「あり」なこのお話は、絶対に自分の小説でも取り上げようと思ってますよ、ええ。

ということで(?)これからも私たちの知らない知識をどんどん紹介してください~よろしくです、むじんさん(←ずーずーしくも、完全私信)。


そーいや、「孫権の陵墓が見つかった!?」(今年3月の北海道新聞に載ったらしい……くぅぅ!見逃したっっ!)のその後の話は届かないのかのぅ……ある程度調査が進んだら、中国で政変が起きる前に世界遺産にでも登録してほしいです(ぉ)。

つか、かの新聞はどうしてログを2週間分しか残しておいてくれないのか……(←それは、データベースを有料管理してるから爆弾)近所の図書館でこの記事見つかるかなぁ……。





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Last updated  March 28, 2012 11:38:35 AM
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