カテゴリ:親業実践
【状況】
タロウの友達のコウちゃん。 タロウの通う保育園は、夕方のお迎え時間は教室での保育。 お母さんがお迎えに来るまで教室から出てはいけない。 で、お迎えが来た子は外へ飛び出していって遊び始める。 タロウとコウちゃんもその一人。 お母さんは待ちきれなくなって、「先に帰るよっ!」と隠れてしまう。 お母さんの姿が見えなくなったことに気付いたコウちゃん。 ちょっとビックリして半泣きになりながらあたしに聞いてきた。 コウちゃん:おかあさんは?(半泣き) あたし :おかあさん、居なくなっちゃったね。 コウちゃん:うん……(キョロキョロ見回して姿を探す) あたし :コウちゃんのお母さんね、帰ってご飯の用意しなくちゃいけないから、 早く帰りたかったんだって。 コウちゃん:……。 あたし :だけどコウちゃん、遊びたかったんだね。 コウちゃん:うん(ちょっと落ち着く) あたし :タロウくんも居るし、いっぱい遊びたいね。 コウちゃん:うん(にっこり) あたし :だけど、お母さん、ご飯の用意しなくちゃいけないし、忙しいんだって。 コウちゃん:お母さんは? あたし :探してみる? コウちゃん:片付ける! (乗っていたカートを元の場所に収めてくる) あたし :コウちゃんのお母さん、どこかねえ? コウちゃん:おかあさーん。 あたし :(門の所にお母さんのカバンが見える) あっ! コウちゃん:おかあさん? あたし :コウちゃんのお母さん、居たよ~っ 良かったねえ、コウちゃん! コウちゃん:うん!バイバーイ! あたし :バイバーイ! お母さんの姿が見えないという、不安な状況で半泣き。 なのに、能動的な聞き方をしたことで気持ちの整理がついたのか、 使ったおもちゃも片付けて、笑ってバイバイ出来た。 子供って、普段交流のない大人相手にでもココロを開いてくれるからすごい。 子供相手の「能動的な聞き方」ってとてもラク。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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