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良い政治とは何か&良い政治家とは

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2004年12月17日
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カテゴリ:メディア批評
 野党・民主党の岡田代表について、コメントを求められた日刊雑誌(12月17日発売の12月18日号)を読んで見た。大幅にカットされたがそれなりに真意は伝わっていると思う。
 日刊雑誌に掲載されたコメントは下記の通り。

 「岡田代表がマズイのは、アレコレと質問間口を広げすぎる結果、小泉首相の不誠実な居直り、逃げきり答弁の追及ができずに終わってことです。臨時国会中は首相の金銭疑惑、政策秘書の実姉への高級車提供疑惑も明るみに出た。的を絞って追及すれば小泉政権はガタついた。それができなかったのは、岡田代表が権力闘争の修羅場経験に乏しく、だからケンカの仕方を知らないかかですヨ」

・左翼活動家擁護のオンパレードの異常さ・

 12月17日の朝日新聞の紙面は何とも異常な、滑稽さに満ちている。
 紙面は朝刊1面トップ記事、社説、社会面にそれぞれ、「逮捕・勾留の3人無罪」「防衛庁官舎にビラ配布」「表現活動に一つ・・・東京地裁支部」「市民を萎縮させる捜査」(朝刊1面トップ)、「ビラ配り無罪--郵便受けの民主主義」(社説)、「異例の逮捕 やっと笑顔」「官舎ビラ配布無罪--3人『控訴断念を』」「捜査・起訴自体が過剰」「政治的表現は優先」という見出しが踊っている。
 まるで、左翼過激派の機関紙か市民団体を名乗る左翼団体の機関紙である。

 これは、「反戦市民団体・立川自衛隊監視テント村」の左翼活動家3人が防衛庁官舎に無断で侵入、自衛隊のイラク派遣反対のビラを郵便受けに入れ、住居侵入の罪に問われた裁判の一審判決を伝える朝日新聞の報道・解説、社説である。

 1面の紙面で「吉武祐」という朝日新聞の記者は、「市民を萎縮させる捜査」という見出しの解説記事で、「市民が政治的な意見を伝えようと他人の敷地に入ることを、刑事罰にとうことはいかなる意味をもつのか・・・それ(判決)は公安警察主導で進んだ一連の捜査への警鐘でもある・・・公安警察の捜査は、再考を迫られている」と、警察の捜査批判を展開している。
 また社説は「逮捕した警察、起訴した検察の全面的な敗北である。そもそも身柄を拘束したり、起訴したりする必要のない事案だった・・・自分に気に入らない意見にも耳を傾けてみる。それは民主主義を支える基本である・・・くだらない意見だと思えば捨てればいい」と、主張している。

 見逃せないのは、朝日新聞が事件、裁判の本質をすり替えていることである。
 この事件は、自らの政治的意見を伝えようと無断で他人の敷地・住居に不法侵入した住居侵入容疑である。
 ところが、朝日新聞は住居侵入という起訴事実をはぐらかし、「自衛隊のイラク派遣反対ビラの配布」に問題をすり替え、左翼活動家3人を擁護しているのである。

 左翼団体を「市民団体」と呼び、左翼の鎧(よろい)隠し、「市民団体」を名乗る、いわゆる「プロ市民」の擁護に必死の朝日新聞を読むと、朝日新聞の持つ「親左翼体質」とその傾向が明解だ。

・朝日の敷地に侵入、朝日糾弾のビラを郵便受けに入れよう!・

 朝日新聞がそこまで、政治的意見のビラに寛容であるならば、実験してみたら面白いことがある。
 朝日新聞の紙面・社論にに批判的な個人、あるいはグループが、市民団体を名乗り、・朝日新聞社の敷地、朝日新聞の社宅、社員宅の敷地に、無断で侵入して、「朝日新聞社員みなさん、目を覚まして下さい! あなたが働いている朝日新聞の紙面は国益に反しています。朝日新聞を廃刊させるために、私たち市民団体に協力して下さい」といった内容のビラを無断で郵便受けに、執拗に繰り返し入れたら、朝日新聞と社員たちは、どう反応するだろうか。興味津々である。





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Last updated  2004年12月18日 15時40分10秒
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