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〇26年間で初めてアメリカの自動車の走行距離数が減少 USA TODAYが連邦ハイウエイのデータ分析を行なったところ によると、ガソリン価格の高騰で、ここ26年間で初めて ドライバーが走行距離を減らしているという結果がでた。 国道やハイウエイのドライバーは、2005年から100万人 以上増えたが、26年間にわたって増加し続けた走行距離 数は、この18ヶ月間は横ばい状態となった。 連邦ハイウエイ管理局のデータによれば、今年の2月の 走行距離数は前年同月比1.9%減となっている。ただし、 3月は元に戻り僅かであるが対前年同月比0.3%の増。 しかし、1980年から2005年まで、年平均2.7%の割合 で増加していたことを見ると顕著な違いが出ている。 人口及び労働人口が2006年は1%延びているので、 0.3%の増加も一人あたりの走行距離数から見ると 減少している。 個人の車の走行距離数の35~40%は通勤なので、 雇用率が伸びるとまた増加する可能性はある。 2000年~2005年の走行距離の年増加率が1.9 %だったので、この増加率が続いていると仮定すると、 今回の数値は、1日あたり2~3億マイル走行距離が 少なくなっているということができる。 減少の理由として一番大きいのは、やはりガソリンが高い ことである。このため10人中7人が乗合をしたり、週末の 親族訪問も電話で済ませたりしている。 2番目の理由は公共輸送機関の増加である。郊外に おける新しい交通システムができているので、昨年は 49年間で一番多く公共輸送が使われている。 3番目の理由としては、マイノリティや女性、高齢者の 車の利用が減っていることである。ただし、マイノリティ のうちでも、アフリカ系アメリカ人は車の使用率が非常に 高い。 アメリカでは55歳を過ぎるとドライブ走行距離は平均より 短くなる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.05.20 21:04:36
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